こんにちは。 南浦和駅西口徒歩2分。
逆転合格専門個別指導塾の武田塾南浦和校です。
今回は直前期ならではの、演習内容の有効活用です。
過去問で間違えた問題どうしてる?
過去問の有効活用できていますか?
【過去問】いつから始めればいい?おすすめの過去問使い方!という記事で過去問の活用方法についてお話ししたのですが、みなさん演習は進んでいるでしょうか?
演習が進んでいる人は解いている中でこのミスよくするなぁ、見た事あるけど覚えられていないな、という風に感じたことはありませんか?
そんな時、皆さんはそれらの問題をどうしているでしょうか??
解き直し
過去問演習では当然、解けない問題もあるので解き直しはしていることと思います。
その中で自分が間違えやすい箇所、出て来にくい解法、忘れてしまっている単語や熟語の確認をしているはずです。
この時に問題になるのは、その忘れていたポイントを本番までに覚えていられるのか、ということです。
みなさん、本番当日を考えて苦手箇所をどうできるようにするべきか考えられていますか??
類題演習
数学や理科系の問題だと、解法がすぐに出て来るように類題演習もしているでしょう。
全体的な解法の確認であれば類題演習や計算演習を繰り返すことで身について来るはずです。
ところが、過去問演習に戻ったり入試本番になるとみなさんがよく言う「ケアレスミス」が発生してきます。
慣れている計算のはずなのに、四則計算を間違えたり、条件を見落としたり、問題を読み飛ばしたり・・・
不思議といつも通りの力が発揮できていないと思っていませんか?
これらの点を解消しようと動かないと、本番の緊張の中では自分の想像する自分の実力を出すことができません!
間違えた問題をすぐに見返せるようにしよう!
入試本番の時を想像しよう
入試本番ではどんな風に時間を過ごすことになるでしょうか?
入試要項で時間割を確認していたらわかると思いますが、まず、朝9時くらいに開始の入試はよくあります。
しかし、電車の遅延が起こっても問題ないように早めに会場に行くようにしたりとより早い時間から行動しています。
人によっては会場に1時間前くらいに着いてしまっていることもあるでしょう。
また、各科目のテストの間にある休憩時間は長めに設定されています。
テストを解く前に使える時間は意外と多いのです。
とはいえ、普段自分が勉強しているように自由に使えるわけではもちろんありません。
気になる問題を全部解いてから問題演習、はできないのです。
それなりに長いとはいえ、限りある時間を上手く効率的に使える方法を考えておきたいところです。
そこで、使えるのが過去問演習で間違えた箇所が載っているまとめノートや自分でどんどん書き込んだ特別な1冊なのです!
自分が間違えやすい場所を直前にパッとみて短時間に確認できる準備があれば、問題を解くときに意識ができるはずです。
では、まとめノートなどについて少し具体的に考えてみましょう。
単語・熟語・語彙系
読解の演習や社会の語句問題をやっているとうろ覚えのものや全く知らなかったことが出て来ると思います。
英単語や熟語、古文単語などは覚えていなかった語彙が自分が使っている単語帳に掲載されているかを確認し、載っている場合はどんどん付箋やマークをつけていきましょう。
この時にポイントなのは、派生語まで意識することです。
動詞を知っていても派生語の形容詞や副詞は見落としていた、と言うことはよくあります。
社会系については教科書や講義系参考書に書き込みをしていきましょう。
自分の知っている知識とのつながりがどこにあるのかまでかけていればバッチリです。
本番当日はその1冊さえあれば気になる部分に目を通せるとなっていればOKです。
社会系は周辺知識の関連付けをどこまでしているかで得点が変わると考えましょう。
数学・理科の計算系
どうしたらいいか分かりにくいのが数学・理科系だと思います。
生物や化学の知識・語彙系については英語や社会系と同様です。
自分の知らない知識は1冊にまとめるようにしてしまいましょう。
では、計算ミスをよくしてしまう人はどうするのかというと、まず自分がミスをしやすいところ、
例えば2桁の掛け算をよく間違える
対数の計算で真数条件を忘れる
相加相乗平均を使い忘れる
などを気づくところから始めてください。
これは過去問をやっていて振り返りの際にわかるはずです。
この、自分が間違える箇所を上記のように言語化し、自分が入試本番に目を通しておきたい参考書に付箋でもなんでもいいので書き残しておきます。
そうすれば本番前に自分が気をつけるべき場所がリストアップされている状態になり、注意を向けやすくなります。
直前に確認すればどの部分を計算ミスしやすいから見直しを気をつけるとか、この公式は問題用紙の最初に書いておこう、などと対策ができるようになるはずです。
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ここで紹介した以外にもまとめ方についてお話ししているので参考にしてみてください!
まとめ:見直しができる1冊を作ろう!
入試本番を想定して、自分の苦手箇所を振り返れる準備はできていたでしょうか?
まだできていないという人は、ぜひこの年末年始に復習も兼ねて自分が頼れる1冊作りをしてみてください。
その参考書が当日のあなたを救ってくれるかもしれません!
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