こんにちは!
逆転合格専門個別指導塾南浦和駅西口徒歩2分の武田塾南浦和校です。
そろそろ第一志望だけでなく併願校を考え始めたいところですが、その際の判断基準は何でしょうか?
今回は受験校選びに関するお話しです。
第1志望と併願校どうやって選ぶ?
模試の結果をもとに受験校について考えることが増えているのではないかと思います。
皆さんは受験校をどんな基準で選んでいるでしょうか?
第1志望と併願校で考えてみましょう。
第1志望の選び方
学力で選ぶべき?
大学入試は学科試験の結果で合否を決するので、学力を有することは必須といえます。
そのため現状の学力で射程圏に入る大学を受験校に選ぶことは、非常に現実的な判断と言えます。
また、実現可能な目標設定は、受験勉強をしていく上でのモチベーションを維持してくれます。
模試などから見える学力は客観的な判断を下してくれます。
ただし、学力での受験校選びは、「入りやすいか、入りにくいか」で判断しています。
入学後の目標が見出せないでいると、すぐに退学へとつながる危険性があります。
動機で選ぶべき?
自分のやりたいことを判断材料にした受験校選びは、大学に入学した後も高いモチベーションを保てます。
受験校の選び方としては適切といえます。
また、先の目標がはっきりしている点でも、受験勉強をしていく上での大きな励みになります。
しかし、入試は学力で合否を判定するため、合格水準に達する学力が必要です。
どれほど周りが称賛するような動機を持っていたところで、合格することは出来ません。
受験校選びのポイントは「動機→学力」
以上から「学力」と「動機」の両方を判断材料にするのが、実現可能かつ入学後も失敗の少ない受験校選びと言えます。
そのときのポイントは、「動機→学力」の順番で受験校を決めることです。
というのも、動機(=自分のやりたいこと)がはっきりしていると、そのことを学べる学科・専攻や学部を探しだすことができるからです。
また、その学部が設置されている大学を探しだし、受験校の候補としてピックアップしていきます。
その中から現状の学力と相談して、合格する可能性のあるものを受験校にします。
つまり、「大学→学部→学科」という受験校の選び方ではなく
「学科→学部→大学」という選び方をするようにしましょう。
併願校の選び方
第1志望を基準に考えよう
ここまでで第1志望の受験校を決められたなら、併願校はその大学を中心に選択していくようにしましょう。
具体的には
・同じ系統の学部、学科のある大学
・レベル帯が被りすぎていないか
・問題の傾向が対策しやすいかどうか
それぞれ確認してみましょう。
学部・学科の系統が同じかどうか
第1志望を決めるときにどんな動機で大学に進学したいかを考えたと思います。
併願校を決めるときも同じです。
自分が勉強したいと思えない学部・学科を選んだら併願校対策も身が入りにくいですよね?
なるべくなら第1志望と同じ系統の学部・学科がある大学を選んでいきましょう。
レベル帯を考えよう
併願校の受験についてはレベル帯の選定がとても重要です。
第1志望は学力以上に動機が強いモチベーションになりますが、併願はまた視点が変わります。
現役で大学進学を考えている人もいると思いますが、第1志望級ばかり受けてしまうと全落ちのリスクが高まってしまうのです。
併願校を考える際は偏差値ランキングで大体2.5~5.0の幅でレベルを区切って自分のやりたいことがやれる大学がないかを探してみましょう。
第1志望・挑戦校:2〜3校
実力相応校:2〜3校
滑り止め:1〜2校
が大体の目安と言われています。
偏差値や倍率を見て、自分が考えている大学がそれぞれどのレベルに属するか確認してみましょう。
問題の傾向を見てみよう
意外と見落としがちなのが、実際の入試問題の傾向です。
大学のレベルまでは見ていたけど、入試問題は見ずに決めてしまう人も多いです。
ここは意外と落とし穴になっています。
たとえば、5校中1校だけ英作文が必要だとしたら、その1校のためだけに英作文の対策が必要になってしまいます。
国公立志望で第1志望がその状況なら頑張ろう!となるかもしれませんが、併願校で滑り止めのつもりで受けようとしていて過去問をやってみたら実は・・・というのは大変ですよね。
ですので、併願校を決めるときにはなるべく問題の傾向が似ている、自分が苦手なものが少ない大学を選べるのがベストです。
まとめ
受験校の選び方についてポイントはつかめたでしょうか?
大切なのは、自分が何をしたいか・その大学ならできるのか・通っている自分が想像できるか、です。
併願校は少し判断基準も変わりますが根本は変わりません。
今後の自分を想像しながら受験校選びをしっかり進めていきましょう!
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