E判定からの逆転合格 防衛大学校と法政大学合格!
【合格した大学】
防衛大学校理工学専攻/法政大学理工学部/日本大学理工学部
【試験科目】
英語、数学(数ⅠA・数ⅡB、数Ⅲ)、化学
【自己紹介】
中高一貫の開智中学・高校卒/1浪
得意科目:化学、苦手科目:数学
南流山校の履修コース:S3(英語、化学、数学)、入試直前の2月は化学と数学L、英語S
合格体験記
中高一貫校を出たのですが
通っていたのは中高一貫の開智中学と開智高校という学校です。
高校の偏差値は60から68程度だろうと思いますが、リーダーの育成を目指した「探求学習」という自由研究をおこなっていることで知られています。
その探求学習は1年に1テーマですが、僕の場合は陸上部で長距離に取り組んでいたこともあり、「ランナーズハイ」を調べていたこともあります
中高一貫校によくあるように、かなり大学入試に熱心で、中1から高3までの学習内容を高2までに終わらせ、高3になると大学入試を想定した演習系中心の授業がおこなわれます。
でも僕自身はあまり勉強もしなくて、高3の5月に部活を引退した直後に少しは勉強に取り組んだのですが、その熱意はたった1カ月で失墜してしまいました。
高3の夏休み頃には勉強をまったくやらない日が一週間ぐらい続くなど、勉強らしい勉強をやらないまま時間が過ぎて行きました。
だから当然ですが、高校での成績も低空飛行を続けていました。
「浪人するからには…」と父に言われた
浪人を決めたとき、父から「浪人しても日東駒専あたりの偏差値の大学なら行かせない」「それを下回るようなら就職しなさい」と言われました。
これって結構厳しい話で、高校が進学校だったので就職なんて考えたことがありません。
だからこの父の言葉が、常に危機感を持ちながら勉強に取り組むきっかけになりました。
結果的には、防衛大学校理工学専攻と法政大学生命科学部と日本大学理工学部に受かることになるのですが、父が自衛隊出身なので「就職となると自衛隊しかないのかな」などと考えていました。
陸上自衛隊高等工科学校っていうのがあって、いずれ技術陸曹になる人を育成する学校のようなものがあります。
父はそこも考えていたようですが、僕はそこに入ろうなんて考えはまったくありません。
じゃあ、大学に行くしかないって気になりました。
もはや、逆転合格以外にない
開智中学と開智高校は進学校なので結構優秀なのですが、僕は落ちこぼれの一歩手前です。
350人中200台後半、理系だと150人ぐらいいて100番以下の成績でした。
現役のときに受けた河合模試の結果は、法政大学生命科学部、防衛大学校、日本大学理工学部はすべてE判定です。
たぶん僕の偏差値は、40から良くても45ぐらいだったと思います。
ところがこれから目指す法政大学理工学部の偏差値は55.0~60.0、防衛大学校理工学専攻は偏差値50.0~62.5、日本大学理工学部の偏差値は45.0~57.5です。
それなのに父からは、日東駒専程度の偏差値の大学なら行かせない、その場合は就職させると宣言されてしまったのです。
こんな塾もあるんだ
そのようなときに、通学で使っていたアーバンパークライン(東武鉄道)のドアに貼ってある黄色いステッカー、吉本芸人のNON STYLEの出ている広告が目に飛び込んできました。
さっそくホームページを見て、書いてあることにも共感できたし、この方法ならば逆転合格も可能かもしれないと思って武田塾南流山校の無料受験相談に行きました。
実際のところ、高校の部活が終わった直後にも勉強しようと思ったのですが、一か月程度しか続かなかったのです。
誰かに管理してもらわないと1年間もの間、やっていける自信がなかったのです。
でも武田塾の仕組みなら、しっかり1年間勉強を継続できるんじゃないかなと思って、入塾することにしました。
南流山校を選んだのは、落ち着いた雰囲気で、勉強に集中できそうだと思ったからです。
宿題と一週間後の確認テストのこと
受けた大学すべてに合格できたから言えるのかも知れませんが、1年間の浪人生活を後悔していません。
南流山校の高橋校舎長とも週に5日も会うのですが、とても明るくてフレンドリーな方なので、明るい気持ちで浪人生活を過ごせました。
もちろん勉強の日々です。
それも武田塾ですから一週間分の宿題を出されて、それを自分自身が自学自習でやらなければなりません。
そして一週間後には確認テストと確認テストの結果を踏まえた特訓が待っています。
自分で書くのはちょっと恥ずかしいのですが、一応勉強(宿題)はちゃんとやってきたつもりです。
そして毎週の確認テストですが、常に9割程度の成績を収めていました。
同じ問題だったら絶対解けると思っていたので、塾に行くのが苦痛じゃないどころか、確認テストで何点取れるか興味津々でした。
宿題をやってこなくて、確認テストで5割や4割しか取れなかったら、きっとその後の特訓の1時間が苦痛だろうと思います。
また、答を丸暗記してしまって8割以上取ったとしても、それでは実力が身に付きません。
それを防ぐために、苦手だった部分については自分でセルフレクチャーして、再復習と根拠を明確に突き止めるように努力しました。
両親に塾のお金を出してもらっているのです。
ならば私もしっかり勉強して、結果を出さなければという気にもなりました。
このような積み重ねがあったからこそ、E判定からの逆転合格ができたのだと思います。
4日進んで2日は復習の日々
入試でのミスを防ぐ対策と解く速さの練習は、復習と反復に尽きると思います。
だから1週間分の宿題は、6日間で全部終わらせるよりも、最初の4日間で無理をしないで進めて、後の2日間を必ず復習に充てます。
これが武田塾の4日進んで2日復習という勉強法です。
そのためには、出された宿題全部を最初の4日間でやらなければならないのですが、それがきつい週もあります。
でも、宿題の範囲をやり切れなかったとしても、先へ進めることはそこで打ち切りました。
復習の2日間を重視していたのです。宿題の範囲がまだ残っていようとも、4日間かけて進めてきた範囲を確実に復習するようにしました。
復習しないで次の単元に進むことは絶対にしたくなかったのです。
学んだことを定着させるための忘却曲線の話を幾度も聞いていたので、復習日は大切にしました。
やはり復習しないと抜けが出てきますから、勉強の効果も薄れてしまうように思っていました。
苦手だった数学の克服法
苦手な科目は数学です。
現役の頃の偏差値は45ぐらいでした。
範囲が広いので、ちょっとひとひねり加えて出題されると対応できません。
それなのに理系の大学を目指すには、避けて通れない科目です。
よく出る問題は確実に解けるようにして、せめて他教科の足を引っ張らないように最低限の合格ラインを目指していました。
そのために役立ったのが『基礎問題精講(旺文社)』です。
高校生のときに使っていた参考書は青チャート、『チャート式基礎からの数学(数研出版)』でした。闇雲に取り組んでいたのですが、あまりに分厚すぎて途中で挫折してしまいました。
それに比べれば『基礎問題精講』は薄いし、解説もていねいで分かりやすいのです。
その『基礎問題精講』を徹底的に反復することで、よくある解答パターンの習得に努めたのです。
数学の苦手な僕にとっては、ちょっと暗記チックになってしまったと思いますが、それでもある程度まで数学の点数も上がり、浪人時代に全統模試を受けていないので具体的な偏差値は示せませんが、間違いなく50以上、たぶん50から55ぐらいまで上がったと思います。
得意科目は化学です
得意科目は化学です。
もともと好きな科目だったのですが、武田塾の講師の多賀谷先生に暗記に頼りすぎない化学の勉強法を教えてもらって、応用が利くようになったことが大きかったと思います。
解ける問題がどんどん増えて楽しくなり、成績も一番上がったはずです。
日本大学の入試の化学では満点が取れたと思います。
もちろん自己採点の結果ですが、間違いないでしょう。
その化学の勉強に役立ったのが『実戦化学重要問題集(数研出版)』です。
化学は数学よりパターンも少なく、やることが決まっているので、問題を見るだけで方針が浮かびます。
だからどんどん解けるようになったのでしょう。
武田塾へは自転車で通っていたのですが、自転車を漕ぎながら、今日覚えた化学反応式や英単語をぶつぶつ唱えながら帰っていました。
そして今、日々の生活の中でも勉強した知識が生きることがあります。
例えば歯磨きのチューブの裏側を見て安息香酸ナトリウムが出てきたら、構造式が浮かんできます。
安息香酸、サリチル酸が入っていたら、あれ化学でやったなと生活にも楽しさが出て来るのです。
そして欠かせない英語の勉強法です
好きでも嫌いでもない科目なのですが、現役のときはあまり出来ませんでした。
そのような僕に役立ったのが、『英文法・語法問題 Next Stage(桐原書店)』です。
たぶん1年間で10周ぐらいしたと思うのですが、この参考書の反復によって入試に必要な知識は身に付けられたと思います。
この参考書と『入門英文解釈の技術70(桐原書店)』で、英語に関しての楽しさとか、知識とか、奥深さを知ることができました。
武田塾では、英語は大村先生に指導してもらったのですが、英語が嫌いにならないようにというか、覚えることを削減する方法として、原義について教えてもらいました。
例えばrespectableという単語があったら、respectとableに分割すれば、respect=尊敬、able=できるになります。
これを合わせれば「立派な」という意味になるといった、暗記に頼りすぎない勉強法を教えてもらいました。そのことによって暗記すべき量が減って、持続可能な知識をつかめたと思っています。
浪人して偏差値15くらい上がった
法政大学理工学部は一般入試で、試験科目は化学と英語と数学全部(ⅠA、ⅡB、Ⅲ)。
防衛大学校理工学専攻も、同じく化学と英語と数学全部(ⅠA、ⅡB、Ⅲ)と面接と小論文です。日本大学理工学部は、一般、 共通テストの全方式で受かりました。
日東駒専以上の偏差値の大学でないと行かせないという父の言葉があったので、この日本大学理工学部以下の大学は受けていません。
それぞれの大学のボーダーラインの偏差値は、日本大学45、防衛大学校50、法政大学55ですから、せいぜい40台前半程度の偏差値だった僕からすると、偏差値で最低でも15くらいは上げないと志望校に合格できません。
それでも最初の無料受験相談のときに聞かされた、今の実力から合格までにやるべき参考書のルートに従って、1週間単位で着実に進んで行けば志望校の合格ラインに辿り着けるという話を信じて、着実に4日2日の勉強法で一週間後の確認テストを突破する道を選びました。
そして次々と合格
防衛大学校は1月22日に最終合格が出て。日本大学は2月10日ぐらいに合格が出ました。法政大学は2月22日か23日に合格しました。
防衛大学校に受かった時点で、もういいやと思って勉強する時間が半減しました。
法政大学の試験日まで3週間ぐらいあったのですが、ほとんど勉強していません。
受験料は振り込んであったので、受けるだけ受けておこうかと気楽な気持ちで臨みました。
もともとの偏差値が45以下ですから、日本大学に受かれば充分だし、法政大学なんて夢だと思っていました。
スタートラインが余りにも低かったので、両親もやはり同じように思っていたようです。
それが次々と、ついには法政大学生命科学部まで合格です。僕自身もそうですが、両親の喜びようは僕以上でした。
元自衛官の父は、本当は僕を防衛大学校に入れたかったのですが、法政大学に受かった今、僕の希望を聞いてくれそうです。
これから受験されるみなさんへ
高校のときの探求学習で「ランナーズハイ」を調べたことがあると冒頭に書きました。
陸上部で長距離に取り組んでいたからなのですが、浪人してからの勉強では「ランナーズハイ」ならぬ「ベンキョウズハイ」になっていたように思います。
もちろん最初は大変でした。陸上でも同じですが、最初のうちは「もうやめたい」と思うような苦しい時間が続きます。
それが一定程度の時間というか距離を走ると、前へ前へと進むことが快感にもなって来るのです。
浪人生活の後半は、まさに「ベンキョウズハイ」に陥っていたように思います。
母からも「勉強し過ぎだよ」と注意されたことさえあったのです。
そんな僕にとって武田塾は、ペースメーカーのような存在でした。
ルートに基づく1週間の宿題(課題)とその後の確認テストや段階突破テストで着実にラップを刻むことができるのです。
勉強法や現在の到達点について何ら悩むことなく、ただひたすら目の前の1週間の課題に専念すればいいのです。
終わりに
1年間の浪人生活と志望校への逆転合格を通じて、志望大学合格への「意志」を持つこと、そして継続的な勉強習慣の維持の大切さを感じました。
大学入試勉強中は、この2点を意識することによって合格へ更に近づくと思います。
ぜひみなさんは、努力は裏切らないことを信じ、日々の勉強を頑張ってください。
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受験勉強で大切なことは、志望校合格へ向けての無駄のない勉強です。
勉強は、本人しかできません
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