東京電機大学に現役合格する勉強法と対策スケジュールを大公開！

こんにちは！武田塾南流山校理系講師のHです。

国立大学を含め東京電機大学理工学部に合格した私が、効率的な勉強スケジュールを公開します！
独学でどのように勉強すればよいのかわからない。どのような参考書を進めればよいのかがわからない。
このような悩みに応えるべく、記事にまとめてみました！是非最後まで読んでみてくださいね。
※ちなみにアイコン画像は北千住駅から撮影した東京電機大学の写真です。

東京電機大学への合格の為に、早速勉強法や使用参考書などが気になるところですが、、、

大学受験において重要なことの一つは、志望校の過去問分析です。

マラソン選手がゴールに向かって走るのと、距離もわからず場所もわからずゴールを探して走るのでは難易度が随分と変わってきそうですね。

大学受験も同じように、過去問（ゴール）までの道のりをよく分析した上で勉強を進めることが重要です。

「まだ、簡単な問題も解けないのに過去問なんて見てる場合じゃない」と思っているのであれば、そのような考えはさようならしてくださいね。

受験校が決まったら、すぐに過去問を確認しましょう！

東京電機大学の科目ごとの分析を以下にまとめました。

これを読んでいるあなたも、実際に過去問を見て本番解けなければならないレベルを見てみましょう！

【過去問分析】

数学

難易度：教科書例題～章末レベル

問題の難易度は高くなく、ほとんどが基本的なレベルの問題が出題される。

特に小問集合は例年同じような問題が出題されている。

物理

難易度：教科書例題～章末レベル

典型的な問題が中心であり、複雑な現象の問題は見られない。

公式理解し使いこなす練習が重要。

化学

難易度：教科書例題～章末レベル（一部やや難）

代表的な物質の製法や性質、反応を確実に暗記・理解することが重要である。

有機については、複雑な問題が出題されることがある。

有機で差をつけたい人は、基礎を固めた上でやや難しい問題に挑戦するのもアリ。

英語

難易度：基礎～標準

長文の分量は多くはなく、正確に英文を読む力が求められる。

設問も英文で出題されるものがあるため、苦手な人は対策が必要。

熟語が良く問われる。

【勉強の心得】

早速勉強のスケジュールを共有したいところですが、焦りは禁物です。

やり方を間違えると勉強にかけた時間が無駄になってしまいます！

勉強方法が間違ったままでは、武田塾の参考書ルートを進めても成績は伸びません。むしろ、勉強法が間違っていれば何をしても成績は伸びないでしょう。。

じゃあどうすればよいのか。私が個別指導で何度も伝えていることが2つあります。

１．何も知らない人に説明できるまで理解をしてください。

２．何も見ずに解けるまで繰り返し解いてください。　

そんなことは余裕で出来るよ！と思った人もいるかもしれません。

あなたは、高校で配られた問題集を間違えることなく1章分全てを解ききることはできますか？1ページ分でさえ、解ききれる人は少ないかと思います。

「自分が解けるようになったと思う」、「理解できたと思う。」ではなく、「実際に何も見ずに解けるようになった」「自分の言葉で説明できるようになった」のように結果ベースで向き合いましょう。

成績が伸びなくて悩んでいる人は、以上の2つを意識するだけで成績が伸びるはずです。

【勉強スケジュール】

それでは、以下に科目ごとの勉強スケジュールを共有します。

繰り返しになりますが、「勉強の心得」を守らないと意味がありません。

数学

6月までの目標

１．IA・IIBの入門レベルの問題を仕上げる。（入門問題精講）

２．計算練習を繰り返し、正確に答えを出せるように訓練する。（ドラゴン桜式数学力ドリル）

　　→高校生であっても、小・中学校レベルの計算がおろそかな人は少なくないです。

９月までの目標

1.　IA・IIBの基礎レベルの問題を仕上げる。（基礎問題精講＋できれば演習問題も）

2.　III・Cの基礎レベルの参考書を最低1周終わらせる。（基礎問題精講）

3. 時間をかければ、微分・積分計算ができるようにする。

4．過去問を解いて志望校との距離感を知る。苦手を分析し対策する。

12月までの目標

1.　III・Cの基礎レベルの問題を仕上げる。（基礎問題精講＋演習問題）

2.　基礎レベルの微分・積分計算をスラスラとできる。

3．過去問演習→分野ごとの復習→過去問演習→・・・

本番までの目標

１．過去問演習→分野ごとの復習→過去問演習→・・・

２．時間配分などの戦略を立てる。

物理

6月まで

１．物理基礎の入門レベルを仕上げる。（高校これでわかる基礎問題集）

２．力の分解、基本的な式変形、単位について理解する。

8月まで

1.　物理の入門レベルを仕上げる。（高校これでわかる基礎問題集）

10月まで

1.　入試入門レベルの問題を解けるようにする。（入門問題精講）

2．入試基礎レベルの問題集に入る。（基礎問題精講）

2．過去問を解いて志望校との距離感を知る。苦手を分析し対策する。

12月までの目標

1.　入試基礎レベルの問題を解けるようにする。（基礎問題精講＋演習問題）

２．過去問演習→分野ごとの復習→過去問演習→・・・

本番までの目標

１．過去問演習→分野ごとの復習→過去問演習→・・・

２．時間配分などの戦略を立てる。

化学

7月まで

１．化学基礎の入門レベルを仕上げる。（リードライトノート）

２．周期表、炎色反応、電気院制度などの言葉の意味を理解し人に説明できるようにする。

３．物質量や濃度の計算を正確に行えるようにする。

9月まで

1.　化学（理論、無機）の基礎レベルを仕上げる。（リードライトノート）

2. 正確な計算を行う。

3. 基本的な暗記事項（物質の色、半反応式、器具の名前、イオン化傾向など）を素早くアウトプットできるようにする。

11月まで

1.　有機化学の基礎レベルを仕上げる。（リードライトノート）

2．理論化学、無機化学を定期的に復習しつつ知識を維持する。

3．過去問を解いて志望校との距離感を知る。苦手を分析し対策する。

12月までの目標

1.　入試基礎レベルの問題を解けるようにする。（リードライトノート、基礎問題精講）

２．過去問演習→分野ごとの復習→過去問演習→・・・

3.　知識の定着させる。瞬時に無機や有機の知識をアウトプットできるようにする。

本番までの目標

１．過去問演習→分野ごとの復習→過去問演習→・・・

２．時間配分などの戦略を立てる。

英語

7月まで

１．入試基礎レベルの単語帳を仕上げる（瞬時にアウトプット）

２．入試基礎レベルの文法事項を仕上げる（大岩のいちばんはじめの英文法）

人に説明できるレベルまで！

9月まで

1.　熟語帳を仕上げる（瞬時にアウトプット）

2. 基礎レベルの構文を取れるようにする。（入門英文精講レベル）

3. 入試基礎レベルの英語長文を解く（構文が取れるか確認しながら、今までの知識を使いながら解く。解答の根拠を大切に！）

11月まで

1.　入試標準レベルの英語長文（関正生の英語長文ポラリス1など。）

2．ネクステージやｖｉｎｔａｇｅで文法の仕上げ（回答の根拠！）

3.過去問を解いてみて、自分の弱点を知る。

12月までの目標

1．過去問演習→分野ごとの復習→過去問演習→・・・

2. 同じレベル感の大学の過去問や参考書で演習を重ねる。

本番までの目標

１．過去問演習→分野ごとの復習→過去問演習→・・・

２．時間配分などの戦略を立てる。

【勉強は量より質？】

勉強は量より質ではありません。量と質です。

成績が伸びる人は、時間があればインプットとアウトプットを繰り返し知識を自分のものにしています。

どのように勉強をするのか、何の参考書をやるべきなのか決まったら、後はやり切るのみです。

完璧になるまで繰り返していないのに「成績が伸びない」、参考書の解説を詳しく読んでいないのに「わからない」などと言うのは卒業しましょう。

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