こんにちは。
武田塾姪浜校のタカキです。
【西南学院大学】英語の入試はどう変わった??
【西南学院大学】2024年度の英語はどう変わったのか??
2024年度の西南学院大学の入試がどのように変化したのかを確認していきたいと思います。
2023年度までの大問構成
年度ごとに若干大問構成に違いはありますが、
概ね、下記のような構成になっていました。
1、長文(空所補充)
2、長文(読解、要約、内容一致など)
3、整序問題(不足語彙補充)
4、語法正誤問題
長文のレベルはそこまで高くはなく、
共通テストの大問6くらいの基本的な読解ができているのであれば、
そこまで苦戦することはないかな、と思います。
求められる語彙力についても(大学受験で標準的なレベルで)任意の単語帳や熟語帳に
しっかり取り組んでいる生徒であれば、問題なく解けるレベルです。
整序問題の不足語彙補充や語法正誤問題に癖があり、
なかなか参考書等で専用の対策が効きづらいため、
この文法パートの出来が合否のウェートを大きく占めている印象でした。
ただし、整序問題自体のレベルとしては福大の整序問題よりも
難易度としては易しく、
どちらかと言えば、付与されている日本語訳と語群を見て、
「閃く」「気づく」ことができるかどうか、がカギであったと思います。
2024年の新傾向 : 西南学院大学の英語
2024年は下記のように大問構成が変わりました。
1、長文(語彙補充)
2、長文(読解、語彙補充、要約)
3、同意文書き換え問題
4、語法正誤問題
上記の通り、整序問題が消え、同意文書き換え問題に変更になっていました。
突然の問題傾向の変更だったので面食らった生徒も多かったかもしれませんが、
難易度としては「下がった」ように見えました。
※初年度の傾向のみなので一概には言えませんが・・
ただし、語法正誤問題が300wordsくらいの短文の中で
誤用されている用語を指摘する形式になっており、
過去にもこの形式が採用されることはありましたが、
今年は全日程でこの形式に変更されていました。
1~2文の中で誤用を指摘するよりもやや難易度は上がると思います。
また、解答として問題文中の誤用されている順番に答えないといけないため、
問題のリード文をきちんと読まずに順不同で答えてしまった生徒も多かったかもしれません。
きちんと問題のリード文は確認するようにしましょう。
【西南学院大学】同意文書き換え問題の特徴
同意文書き換え問題とはどういったものかを解説していきます。
【西南学院大学】同意文書き換え問題の例題
例題 >
I had to wake up early in order to arrive there on time.
↓これを書き換える
I had to wake up early ( ) ( ) ( ) ( ) arrive there on time.
答えは・・
I have to wake up early so that I could arrive there on time.
例題2>
It seems that Jack made a mistake.
↓これを書き換える
Jack ( ) ( ) ( ) ( ) a mistake.
答えは・・
Jack seems to have made a mistake.
【西南大学】書き換え問題のポイント
慣れてしまえば、整序問題よりも簡単だと思います。
VintageやNextStageにも数問のみですが、同様の問題が出題されています。
・重要構文をおさえる
形式主語構文、強調構文、無生物主語構文など、
重要構文をしっかり抑えましょう。
・不定詞
so that構文をはじめとして、
that節と不定詞の言い換えは問題としても作りやすく、
今年も頻出していた印象なので対策しましょう
・比較
参考書で進めると文法でつまずきやすい箇所です。
言い換え表現は大量にありますので、
丁寧におさえていきたいです。
・仮定法
If it were not for A = Were it not for A = But for A = Without A
のようにこちらも問題を作りやすい表現が出てきますのでおさえてください。
・分詞構文
これまで西南や福大の入試で、「分詞構文の作り方」のようなところはそんなに気にしなくて良かったのですが、
分詞構文も正しく文章を作り変えることができるようになることが求められます。
とはいえ、難しいものではないですし、これに関しては「大岩の一番はじめの英文法」をやれば十分だと思います。
・話法
時制の一致など基本的事項を理解していないといけません。
書き換え問題の土台ですので、VintageやNextStageで必ず理解できるようにしておきましょう。
・熟語
「速読英熟語」や「ターゲット1000」を活用し、
「一冊を完璧に」を前提に、語彙力の増強に努めましょう。
2024年の入試に限って言えば、熟語を用いた書き換えの問題は
出題されていない印象でしたが、いずれにせよ熟語は必須なので、
同意表現を自分でまとめて整理しておくと便利だと思います。
【西南学院大学】書き換え問題対策でやるべきこと
基本的には従来やってきたことと大きく変更する必要はありません。
難易度も決して高いわけではないので、新傾向だ、と言って慌てて新しい参考書を準備する必要もないでしょう。
まずは、
「Vintage」や「NextStage」などで上記で述べた単元については確実にできるようになり、
問題としては出題されていなくても解説には同意表現や言い換え表現として出てきている場合が多いため、
そういった細かいところまで気を配って勉強するようにしてください。
夏以降、過去問を通じて、この問題形式が苦手だと感じた場合は、
書き換え問題専用の参考書等も販売されているので、
そういった参考書を活用し、対策を進めていけば問題ないと思います。
基本的な構文や文法事項を正しく覚えておけば、
対策できるレベルの問題になっていますので、
書き換え問題で許されるのは「1ミス」くらいという前提で
勉強を進めていくようにしましょう。
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