こんにちは。
武田塾姪浜校 校舎長のタカキです。
本日は西南学院大学の日本史対策について書いていきます。
福岡県の私大志望の多くの学生にとって、
本命、或いは本命でなくても受験する可能性の高い大学だと思います。
しっかり早い段階から準備して大学受験に臨めるようにしましょう。
【西南学院大学対策】
【武田塾姪浜校おススメ記事】
【西南の日本史】西南の入試・日本史の概要
【西南大学】入試・日本史の概要
【時間】70分
【内容】
例年、大問4つの問題構成となっています
2019年まではほとんどが語句の記述・選択の問題がほとんどでしたが、
直近では語句の記述問題に変わりはありませんが、
選択問題は正文・誤文の選択、正誤の組み合わせ、年代配列など幅広い形式に移行しているため、
過去問演習の際には注意が必要です。
【西南大学】入試・日本史の出題傾向は?
出題される時代の傾向としては、特に偏った時代が多く問われることはなく、
原始・古代、中世、近世、近現代から各1題ずつのパターンが王道となっています。
史料問題も数は多くないですが時折出題されることがあります。
特別な対策は不要ですが、教科書や資料集にでてくる史料には目を通しておきましょう。
【西南大学】入試・日本史のレベル感は?
試験時間が70分で大問が4つなので、時間は一つの大問で15分は取れる計算になります。
時間が間に合わない、ということはないと思いますので余裕をもって臨めるでしょう。
時折、教科書に記述がないレベル(一問一答で言えば★、★ナシのレベル)が出題されることもありますが、
全体として数は多くなく、受験の鉄則である「正答率の高い問題を落とさない」を考慮すると、
やはり基本的なレベルをおさえておけば十分合格ラインの得点は見込めると思います。
【西南の日本史】対策すべき参考書は?
西南の日本史・やるべき参考書
日本史に苦手意識がある場合(偏差値 - 55くらいまで)
日本史が苦手(初学)、あるいは学校でやったけど再度イチからやり直す必要がある場合は下記の参考書からやりましょう。
【講義系参考書】
金山の日本史シリーズ
⇒教科書を読むのが厳しい場合は金山の日本史を試してみましょう。
CDも付録されており、音で聞くことも可能ですし、通史の要点を分かりやすくまとめてくれているので、
苦手な生徒にとっては強い味方になるはずです。
【演習系参考書】
スピードマスター日本史
時代と流れで覚える日本史B用語
⇒どちらか1冊を決めて、教科書・金山シリーズと併用しながら完璧にしましょう。
時間に余裕がある場合は『時代と流れで覚える』、余裕がない場合は『スピードマスター』と考えておけばよいと思います。
いずれの参考書もただ単純に用語を覚えるのではなく、通史を意識して学習してください。
スピードマスターだとどうしても用語がメインになりがちなので、必ず教科書や金山で補強することが必要です。
やる範囲を決めて、教科書通読⇒演習系参考書をやる、覚える⇒再度教科書通読という流れが良いです。
上記のいずれかの1冊が完了(どこから出題されても8割以上)したら、次のステップに入りましょう。
日本史の苦手意識がない場合(偏差値55 - )
日本史が得意、ないしは苦手意識がない場合でも上記のスピードマスター・時代と流れで覚える~を
一度は触っておくことをおススメします。(抜け漏れを防ぐ確認の意味を込めて)
大体苦手な生徒の倍速で進めることができると思うので、
スピードマスターなら2週間、時代と流れで~なら大体3-4週間程度で完了できるはずです。
時間に余裕がある場合は、難しい問題をひたすら覚えるより得点効率が良いので基礎の徹底を意識しましょう。
上記の参考書を完了させるとある程度の用語と通史が頭に入っている状態になりますので、
今度は用語を徹底的に詰めていきましょう。
【一問一答系参考書】
東進 一問一答 日本史B
山川 一問一答 日本史B
【演習系参考書】
大学入学 共通テストへの道 日本史B
【講義系参考書】
教科書(山川推奨)
資料集(学校で配布されているもの)
進め方に変わりはなく、一日にやる範囲を決定後、
教科書等を通読⇒一問一答を覚える⇒教科書等を再通読
ある程度、上記の通り進めると文化史、経済史、民衆史といったところを不安に感じだす生徒が多いです。
教科書と同時に資料集も確認しながら、テーマ史の補強も少しずつはじめていきましょう。
原始・古代史が完了したら、上記に加え、共通テストへの道などでアウトプットの機会を少しずつ増やしましょう。
どうしても日本史はインプットの時間が長く、アウトプットする機会が少なくなります。
しかし、それでは成績が一定のところで伸び悩むのでアウトプットの機会を作り、間違えたところを補強する、という流れで
一問一答系参考書と演習系参考書をバランスよく使いながら学習効率をあげましょう。
また、一問一答の場合は「書ける」ことも非常に大切です。
漢字のテストではないので細かいトメ・ハネ・ハライは気にしなくても良いですが、
第3者が3秒見て、きちんと伝わる丁寧な字で普段から書けるように意識しましょう。
【西南の日本史】余力がある場合
上記が完了次第、過去問演習に入っても大丈夫です。
過去問は手に入るだけ、可能な限り解くようにしてください。
西南を受験する場合、福岡大学も併願するケースが多いでしょうから、
福大の過去問も同時期にしっかり解くようにしておけばあらかた問題ないでしょう。
余力がある場合は、
元祖 日本史の年代暗記法
実力をつける 日本史100題
このあたりの参考書に取り組んでも良いです。
日本史の年代暗記法はできれば、全生徒に使用してほしいですが、
教科書をあらかた頭に入れた状態で歴史の因果関係を整理していくときに効果的な参考書なので、
過去問演習とセットで活用すると良いと思います。
インプットした知識の整理に活用しましょう。
実力をつける100題は、西南の日本史のレベルをやや超えた参考書になっています。
しかし、過去、姪浜校でこの参考書まで完了させることができた生徒は、
実際の西南学院大学の入試で「悪くて80%以上」という状況で安定して合格できています。
特に後半のテーマ史についてはこの参考書で演習し、再度教科書等で整理することで理解が深まると思います。
【西南の日本史】いつはじめるべき??
夏までには通史を完了させましょう
少なくとも、夏までには通史は一通り完了させておくことが理想です。
学校によっては、夏の段階ではまだ授業が終わっていないこともあるでしょう。
そんな場合でも学校の授業に合わせるのではなく、
先に通史を一通り触って、用語等を理解しておくことをおススメします。
授業が復習の状態に早い段階でしておきましょう。
秋以降は余裕をもって過去問演習を。
秋以降は、余裕をもって過去問演習をする時間をとりましょう。
西南の形式に慣れておくことはもちろんですが、西南の場合そんなに特殊な形式でも
特別難しい難易度ではないので、様々な大学の問題に触れておくことが大事です。
九州の生徒であれば、受験の予定の有無に関わらず、
共通テスト、福岡大学、九州産業大学の過去問は合わせて解いておきましょう。
特に九産大の問題に関しては基礎用語が定着しているかチェックするのにちょうど良い難易度です。
九産大の過去問であれば急に解かされても常に9割安定の状況を作らないと厳しいかもしれません。
九産大の過去問で70%くらいしか取れない場合は、
基礎部分に抜け漏れがあることが圧倒的に多いのでもう一度最初に戻るつもりでやり直しましょう。
【西南の日本史】得点調整が入る前提で。
西南学院大学の入試は英語・国語が必須で、もう一科目は、
地理歴史(世界史・日本史・地理)、政治経済、数学からの選択です。
もちろん科目ごとに受験年度や受験日程によって受験生の得点率に差が出ます。
そんな時に科目による有利・不利をなくすために得点調整が実施されます。
西南の場合、政治経済は記述問題が出題されることから、やや難しい場合が多く、
数学も平均点がやや低めにでることが多いです。
つまり、この2科目は実際に取った点数より得点調整により加点されるケースが多いです。
地歴については基礎~標準レベルで問題形式もシンプルなため、
逆に得点調整の結果、減点されてしまう場合もあります。
※年度により異なるため「絶対」ではありません。
得点調整が入っても、合格ラインにいるために公表されている合格最低点よりも、常に「プラス10%」を取る学習をしておきましょう。
西南学院大学、まだ間に合いますか??
まずは、武田塾姪浜校を見に来てください!!
武田塾では、一切無理な勧誘をいたしません。
理念として、一人で勉強して成績が伸びる生徒は武田塾に入塾する必要はない、とあります。
これを読んでいただいた皆様には、是非一度姪浜校に足を運んでいただき、
武田塾の勉強法をお伝えし、受験に活かしていただければ、と考えております!!
「授業を聞いても成績が伸びない・・」
「模試の結果が良くなかった・・」
「武田塾で使用する参考書の情報だけでも欲しい!!」
「姪浜校ってどんなところだろう??」
どんな動機でも構いません!
まずは、この機会に一度、武田塾姪浜校へお越しください!!
〒819-0002
福岡県福岡市西区姪の浜6-1-12
ヴェルスグローリー1F
TEL:092-407-8541
担当者:高木建二郎(武田塾姪浜校 校舎長)
【武田塾姪浜校までの行き方】https://www.takeda.tv/meinohama/blog/post-142795/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
武田塾では、九州大学や九州工業大学、北九州市立大学などの福岡県内の国公立大学を始め、東京大学、京都大学、一橋大学、大阪大学、東京工業大学、東京医科歯科大学、北海道大学、東北大学、お茶の水女子大学などの最難関国公立への逆転合格者を多数輩出しています。
また私立大学では、地元の西南学院大学、福岡大学はもちろん、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学などの超有名私立大学への進学者も多数います。
関東や関西地区で広まっている武田塾だからこそ、地元進学者以外にも手厚いサポートや、合格カリキュラムの作成が行えます。
他の塾や予備校にはない、武田塾の個別サポートシステムを利用して一緒に合格を目指しませんか?