【過去問】厳禁!やってはいけない過去問の取り組み方【大学受験】
こんにちは!
武田塾姪浜校高木です。
今回はやってはいけない過去問の取り組み方について詳しく解説します。
基礎を固める夏休みが終わると、いよいよ演習期間に突入します。
志望校合格に向け欠かせない要素、「過去問演習」
過去問は数が限られている分、貴重です。
取り組み方を間違えると、それだけで他の受験生と差を付けられてしまいます。
過去問を正しく活用し、志望校合格を勝ち取りましょう。
【過去問】厳禁!やってはいけない過去問の取り組み方【大学受験】
時間を計らずに解く
これ、結構やりがちです。
志望校選びの資料として、1年分だけ問題に目を通す。
この程度なら大丈夫です。
しかし、何年分も時間を計らずに解いてしまう受験生が毎年たくさんいます。
受験問題は、問題そのものの難易度と、時間的制約がそろって初めて評価することができます。
長い時間をかけて問題を解くことができても、それは実力とは言えません。
作戦を立てない
過去問を解くうえで重要なことは、いかに本番を想定して解くかです。
ただがむしゃらに何年分も過去問演習を重ねてもあまり意味がありません。
時間配分、解く順番、各問題に合わせてきちんと作戦を立てましょう。
志望校合格に向けて、学力の定着ももちろん大切ですが、
問題の解き方を練ることもそれと同等に大切です。
作戦の立て方
それでは具体的な作戦の立て方について説明します。
①得意な分野から解く
おいしいものは最後にとっておく派の人も、試験に関してはまず先に得意分野を解いた方がいいです。
最初にスラスラ問題を解くことができれば、以降の問題も乗りに乗っていけます。
逆に得意分野を最後に残し、始めに苦戦をすると、必ず焦りが生じます。
また、せっかくの得意分野に時間を割くことができず、結果点数を大きく落とす原因にも。
問題番号通りに解かないとなんとなく気持ち悪さを感じてしまう方もいるでしょう。
気持ちは分かりますが、物は試しです。
本番までに自分に合った順番を模索しましょう。
②シビアな時間配分と問題を捨てる勇気
時間をかければ解ける...。
試験本番でこの発想は非常に危険です。
目の前の問題を解くことに夢中になり、全体を見れていません。
大問1つに多大な時間をかけるのはコスパが悪いです。
事前に大問別の解く時間を決め、間に合わなければ次に行きましょう。
それに付随して、問題を捨てる勇気も必要です。解けない問題に時間をかけている場合ではありません。
結果的に一番点がでるように問題を解き進める冷静さが試験には必要です。
ただ、本番でその判断をすることは非常に困難だと思います。
問題を切り捨てる基準にするためにも、事前の時間配分は必ず行いましょう。
この作業は、共通テストのような時間的制約が強い試験では特に必要になります。
本番までに様々な方法を試してみてください。
解きっぱなしにする
授業や課題、模試などで忙しくなってくると、せっかく過去問を解いても解きっぱなしにしがちになります。
答え合わせだけしても意味がありません。復習をしないのであれば、時間の無駄です。
過去問は一番の復習材料です。
1度の演習でいかに多くのものを吸収できるかにフォーカスしましょう。
じっくり復習すればするほど、問題の傾向が見えてきます。
問題の傾向が正しくつかめれば、適切な作戦立てにもつながります。
復習のやり方
では、具体的にどのように復習をおこなうべきかを解説します。
①まずは厳しく自己採点
単位の付け忘れや約分のし忘れなど、細かいミスもきちんと減点しましょう。
そこを見逃すと何度も繰り返す原因になるだけでなく、本番でもやりかねません。
また、英語の自由英作文や数学の記述問題などは、少し気に厳しめに採点しましょう。
模範解答の細かいところまで目を通し、必要な要素の抜け落ちが無いかをもれなく確認してください。
もし不安があれば、学校や塾の先生に採点してもらうのもいいですね。
②ノートにまとめる
お解答解説は隅から隅まで読み込んで、学んだことをノートにまとめましょう。
過去問を解く時期になると、1から参考書をやり直す時間はなかなか取れません。
その分、模試や過去問でできるだけ多くのことを吸収する必要があります。
過去に学んだことの復習や、参考書には載っていなかった新しい知識の習得など、1つも漏らさないようにしましょう。
③解きなおしをする
多くの受験生がおざなりにしがちなのが解きなおしです。
過去問演習で学んだ知識の定着をはかるためには、解きなおしが必須です。
何も見ずに自分の力ですべての問題が解けるようになって初めて復習が完了したと言えます。
忙しいことは重々承知していますが、何とか時間を捻出し、解きなおしを行ってください。
【過去問】厳禁!やってはいけない過去問の取り組み方【大学受験】 まとめ
〇時間を計らずに解く
〇作戦を立てない
〇解きっぱなしにする
いかがでしたでしょうか。
当たり前のように見えて意外とやってしまいがちなことばかりです。
今回を機に、過去問の取り組み方を今一度考えてみましょう。
もうすでに過去問を解き始めた方も今から解く予定の方も参考になれば幸いです。
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