こんにちは!
武田塾姪浜校元講師Sです。
現在は、日曜日に事務の仕事をしています。
いよいよ梅雨入りしましたね。
私は梅雨が嫌いです。梅雨の乗り切り方については以前解説したので、以下のリンクから是非参考にしてください。
https://www.takeda.tv/meinohama/blog/post-226394/
最近すべての季節に文句を言っている気がします。
秋だけ好きです。秋しか無い国って存在しませんかね。有識者の方、ご意見お待ちしております。
さて、今回は元受験生でもある私が、おすすめの参考書をご紹介!
第一弾は化学です。
化学は理系教科の割には覚えることが多く、かといって計算がないわけではない。
苦手とするポイントが多い教科だと思います。
しかし、ご安心ください。受験生として、そして講師として数年にわたり受験を経験してきた私が、
自信をもっておすすめする参考書を解説します!必見です。
【参考書】これさえやれば大丈夫!おすすめの参考書 化学編 【化学】
基礎編 リードライトノート化学基礎・化学
まずは基礎編です。
これまで数多の参考書に目を通してきましたが、基礎を身に着けるならばリードライトノートです。
このリードライトは、化学基礎と化学があります。
料金はそれぞれ、640円+税と840円+税です。
内容と使い方
化学基礎、化学いずれも、各章(例、化学平衡、金属元素など)ごとに知識の穴埋め問題があります。
その後、例題と基礎問題(レッツトライ)、標準問題(クリア)が掲載されています。
まずは穴埋め問題を繰り返し解くことで、基本的な知識の定着を図ります。
その後、得た知識を例題や基礎問題(レッツトライ)を解くことによってアウトプットを行います。
また、基本知識だけでは解くことは難しい標準問題(クリア)を解くことによって、
共通テストや二次試験で出題される、基礎的な定番問題への対策をすることが可能です。
良い点・悪い点
まず良い点としては、受験に必要な基礎知識は網羅することができるところでしょう。
各章の初めには図や表とともに、その章で必要になる知識が分かりやすくまとめられています。
その後ろには、問題形式で知識をチェックすることができるページがあるため、効率よくインプットすることができます。
また、問題演習では、得た知識をピンポイントでアウトプットする問題が並んでいるので、
確実に知識を定着させることができます。
悪いところとしては、二次対策の参考書としては弱い、という点です。
標準問題も載っていはいますが、大抵の大学の二次試験レベルには達していません。
しかしながら、これはあくまで基礎を身に着けるための参考書です。
二次対策は以降に紹介する参考書でやればいいのです。
そういった意味では、悪いところはほとんどないと言っても過言ではありません。
理系の方だけでなく、文系の方の化学基礎対策にもうってつけです。
理系で化学を選択する場合も、必ず化学基礎から解き始めましょう。
基礎を定着させることは何よりも大切です。
演習編 化学重要問題集 化学基礎・化学
基礎知識を定着させた後の問題演習と言えばこの一冊。
料金は910円+税です。
内容と使い方
幅広い範囲の問題が各章ごとに掲載されています。
問題はA問題とB問題に分かれており、志望大学に合わせて解くか解かないかは決めましょう。
また、問題ごとに印がついており、「一周目に解いてほしい問題」や「教科書で扱っていないような内容や難問」
など、様々な意味づけがされているので、目的意識をもって問題を解くことができます。
この問題集を完成していれば、大抵の大学の二次試験レベルには到達していると言えます。
始めは自力で解くには難しい問題もあると思います。
しかし、何度も解きなおしをして、すべての問題を1人で解けるようになりましょう。
良い点・悪い点
良い点としては、なんといっても問題解説の詳しさです。
時には図や表を交えながら、初めから終わりまで非常に詳しく解説が書いてあります。
まずはその回答を覚えてしまうのもありです。そのくらい丁寧かつきれいにまとめてあります。
また、各章で後ろの問題になればなるほど難化してくように配置されているので、スムーズに学習することができます。
一問一答だけでなく、論述式の問題もあるので、二次試験対策にはバッチリです。
悪い点としては各大学でどのレベルの問題まで解けば十分なのかは分からない、という点です。
旧帝大以上はB問題まで、というざっくりとしたアドバイスはできますが、細分化するとなると個別に対応する必要があるので、ここでは難しいです。
旧帝大や早慶上智以外の大学であれば、基本的にはA問題をすると完璧にすると良いと思います。
化学を得意教科にできるチャンスです。
範囲については学校や塾の先生にも相談しましょう。
武田塾ではいつでも無料相談を受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。
最難関対策編 化学の新研究・新演習
最難関大学対策にはこの2冊!
化学の新研究・新演習です!
それぞれ2600円+税と1400円+税です。
内容と使い方
化学の新研究は、基本的なところから超ハイレベルな話まで、高校化学のありとあらゆることが詳細に記載されています。
それゆえにかなり部厚く、A5サイズのページが800ページ以上にもなっています。
高校の教科書には載っていない内容や、より深いところまで踏み込んだ解説が図や式を用いてなされています。
私が実際使ってみて、高校化学の範囲で調べ物をして載っていなかったことがありません。
化学の辞書的な利用もとてもいいと思います。
対して、化学の新演習は、ハイレベルな問題だけが厳選され、掲載されています。
解説は丁寧ではありますが、基本的な知識は省略されていることもしばしば。
この参考書を完成すれば、高校化学で解けない問題は無くなるといっても過言ではないでしょう。
私の体感としては、旧帝大以上を目指すのであれば、新研究は持っていて損はないと思います。
ただ、新演習に関しては、早慶、東京、京都、東工大のレベルを志望している人以外には逆に不向きです。
阪大までは、問題演習は重要問題集で十分です。
良い点・悪い点
先述もしましたが、最難関校を志す方にとっては最高かつ必須の一冊です。
この参考書が解ければ、化学に関しては自信を持っていいでしょう。
悪い点としては、やはり1部の人にしか適さない、というところでしょうか。
下手に背伸びをしてこの参考書に手を出すと、自信ややる気を失うことに繋がりかねません。
いわば諸刃の剣です。
この参考書に手を出す前には、必ず学校や塾の先生に相談しましょう。
【参考書】これさえやれば大丈夫!おすすめの参考書 化学編 【化学】
〇リードライトノート化学基礎・化学
〇化学重要問題集 化学基礎・化学
〇化学の新研究・新演習
いかがでしたでしょうか。
化学は覚えることも多く、理系教科が得意な方でも苦労する教科です。
結論としては、化学は重要問題集が解ければ基本大丈夫、です。
例外として東京、京都、東工大、早慶...etcがありますが、そういったところは、新研究や新演習を使いましょう。
化学は繰り返し問題を解けば必ずできるようになります。
諦めずに、何度も参考書の問題演習を繰り返しましょう。
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担当者:高木建二郎(武田塾姪浜校 校舎長)
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