こんにちは。
武田塾姪浜校のタカキです。
最近、英文法の参考書として『Bright Stage』(ブライトステージ)を採用している高校も
増えてきました。
姪浜校の周辺でも福岡大学付属大濠高校など存在感を増している印象のある
ブライトステージですが、既存の『Next Stage』(ネクストステージ)との違いってあるのでしょうか??
今日はBright StageとNext Stageの違いを考えてみたいと思います。
【Bright Stage】と【Next Stage】の違い~基本情報
出版社は違うの??
Bright StageとNext Stageは名前が似ていますが、それもそのはずで、
出版社は両方とも桐原書店、編者も両方とも瓜生豊氏となっています。
Next Stageが既に4th EDITIONと改訂を重ねているのに対し、
Bright Stageの歴史は新しく2020年に出版されたものとなっています。
レイアウトは??
レイアウトや構成に大きな違いはありません。
文法の章の構成にやや違いがありますが特に大きな違いとはいえないので、
気にしなくても大丈夫でしょう。
【Bright Stage】と【Next Stage】の違い~難易度
Bright Stageの方がNext Stageよりもやや易しい
気になるのが難易度でしょう。
ブライトステージの方がネクストステージよりも難易度はやや易しいと言えます。
ただ、ブライトステージには各章の最後に「応用問題にtry!」というページがあります。
ここでは、英作文や英文読解にも取り組むことが可能となっているため、
基本的な文法を学び、四技能の応用に活かすという点で有用という印象です。
これに対し、Next Stageは私大入試の文法問題の細かいところまでカバーしている安定の一冊です。
【Bright Stage】では発音・アクセントが消えた
最大の違いは、ネクストステージにあった発音・アクセントの章が消えたことです。
これは共通テストで同問題がなくなったことが大いに影響しているのでしょう。
また、京都産業大学で発アクの問題がなくなるなど私立大学でも同様の動きがあります。
※福大・中村では引き続き出題されることが予想されますので対策をしっかり!!
【福大英語対策の関連記事はこちら↓】
発・アクがなくなったBright Stageではその分、文法・語法の問題の収録が増えています。
文法・語法を基礎から徹底的に固めたい場合はBright Stageは有用な参考書といえると思います。
ただし、上述のようにまだまだ私大では発音・アクセントを採用している大学もあります。
大体配点が1割程度ある場合が多いので無視するわけにもいきません。
そういう意味でネクストステージは便利だったのですが・・
志望校で発音・アクセントが出題される場合はブライトステージを使用する場合は、
別の専用の参考書を準備する必要があります。
【Bright Stage】は音声DLできる
これも最近の世の流れによる変更点だと思います。
NextStageではCDだったものが、ブライトステージでは、スマホで音声DLできるようになっています。
これは意外と嬉しい変更点だと思います。
場所を選ばず、音声を聞きながら学習できる点は四技能対策という観点から重宝できそうです。
ネクストステージも次回の改定時に同仕様になることを期待しましょう!!
【Bright Stage】と【Next Stage】どちらを選ぶべきか?
難易度についてはBright Stageの方がやや易しいと書きました。
もし2冊の中からどちらかを選択するとすれば、
自身の英文法の習熟度に応じて選びましょう。
苦手意識が強い場合、または共通テストレベルまでしか英語を使用しない場合は、
【Bright Stage】を選択肢に入れても大丈夫だと思います。
日東駒専~MARCH(の難易度が低めの問題)にはしっかり対応しているため、安心しましょう。
もし私立入試で英語でしっかり安定的な点数を狙いたい場合は依然として【Next Stage】が安心感があると思います。
【Bright Stage】と【Next Stage】は併用すべきか??
ブライトステージとネクストステージを併用すべきか?という問題ですが、
2冊やる必要はほとんどないと思います。
どちらか1冊に絞って、その1冊を完璧にした方が最終的には早道です。
どちらか1冊を完璧に仕上げた上で、文法が入試のカギとなる私大志望者は『ファイナル問題集標準編』に接続しましょう。
『ファイナル問題集標準編』も桐原出版、編者は瓜生豊氏となっており、
まさにNext Stage、Bright Stageからの接続として最適だと思います。
Bright StageとNext Stageの違い~まとめ
難易度がやや易しめだけど、最新の入試事情に対応している『Bright Stage』と
安心と信頼の『Next Stage』ですが、
選択する際は現段階の自身の英語の実力に応じて選択しましょう。
英文法がやや苦手だったり、共通テストでしか使わないよ、という場合は『Bright Stage』で十分だと思います。
逆に英語を得点源にしたい、あまり苦手意識がない、という場合は『Next Stage』が安定だと思います。
また、志望校に発音・アクセントの問題がある場合は『Next Stage』の方が最終的には便利かもしれません。
福岡県で多くの受験生が受験する福岡大学・中村学園大学では依然として発・アクが採用されているので、
発音・アクセントで専用の参考書を準備したくない場合は一挙両得の『Next Stage』にしておくほうが無難です。
2冊演習する必要はありませんのでどちらかに決めて、それを完璧にするようにしてください!!
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