こんにちは!
武田塾姪浜校 校舎長タカキです。
武田塾姪浜校には、福岡県福岡市西区・早良区・城南区・糸島市に在住の高校生や
同エリア内の城南高校・筑前高校・舞鶴高校などの生徒が多く通ってくれています。
武田塾姪浜校では生徒一人ひとりの志望校やペースに合わせて、
合格までの専用のロードマップを作成しています。
生徒はこのロードマップ(=自分の進捗・学習状況が客観的に分かる!)を見ながら、
九州大学在学の講師とともにモチベーション高く勉強習慣を身につけてくれています。
是非、ご興味がある高校生や保護者の方は一度武田塾姪浜校の無料受験相談にお越しください!
先日、高校1・2年生の文系生徒向けに「地歴の選択」について記事を書きました。
今回は理系生徒に向けて記事を作成したいと思います。
理系の高1・2生で多い悩みは「あれ?数学の授業が難しくなってきたぞ・・」というものです。
理系であるものの数学の授業が難しいと感じたり、成績が伸び悩んでいる生徒も多いと思います。
「文転」という言葉があります。
これは、理系の生徒が文系へ転向することを指す言葉です。
そこで今回は「数学が伸び悩んでいる」高1・2生向けに「文転のメリット・デメリットとタイミング」を解説していきます。
【↓関連記事↓こちらも合わせてどうぞ】
【文系生徒必読】地歴の選択はどうする?地理で早慶・MARCHは受験できるのか??
文転するメリット
文転するメリットとしては主に下記が考えられます。
1、私大の併願がしやすい!
例えば、MARCH、関関同立や早慶など多くの受験生が憧れる人気私大はほとんどが文系がメインです。
文系の生徒の場合、法学部、経済学部、文学部などなど幅広い選択肢の中から併願戦略を検討できます。
しかし、理系の場合は1大学につき多くて3つ程度の選択肢しかありません。
また、上記であげた有名私大の場合、京都大学や東京大学といった難関国立志望の生徒も同時に受験します。
理系の場合、門戸が狭いため、そういった学生が集中しやすく、文系よりも入試難易度が高くなりがちです。
2、相対的に必要な勉強量は減る
文転すると地歴を学習する必要が出てきます。
その際、地理選択だと有名私大を受験する上で選択肢が狭くなるのは前回の記事の通り。
しかし、例えば国公立を目指す場合は理科科目は「理科基礎」のみでOKになります。
また数学に関しても数学Ⅲは基本的に必要ないです。
国語・英語に関してはいずれにしても必要なことを考えると、
地歴が1教科増えますが相対的な学習量としては文系のほうがやや少なめといえます。
3、文系の受験で数学利用の際に強い!
文転を検討されている生徒は、最初から文系を選択している生徒よりもちろん数学が得意でしょう。
文系の生徒の多くは「数字アレルギー」のようなものをもっている場合も少なくないです。
理系を選択していた時は足をひっぱっていた数学が文転したら大きな武器になります!
文系数学は当然理系数学より範囲も狭く、難易度も低いので、大きなアドバンテージをもてると考えましょう。
文転のデメリットは??
もちろん、メリットがあればデメリットもあります。
今度はデメリットを考えていきましょう。
1、国語への苦手意識
理系の生徒でありがちなのが国語への苦手意識をもっている生徒です。
文転後は私大の入試はもちろんセンター試験、二次試験でも国語はほぼ必須です。
また理系を選択していたときよりも配点が高くなりがちですね。
国語がとても苦手な場合は安易に文転すると痛い目をみることもあります。
しかし、古文はもちろん、現代文も「解き方」は存在します。
ただしい勉強法で学習すれば国語も安定した点数が取れるようになる科目です。
国語が苦手で文転を検討する際は「このまま数学を勉強するのと国語を克服すること」のどちらが重たいかをきちんと量ってから行いましょう。
【↓国語の勉強法についての記事↓】
2、一度文転して後悔しても再度理転するのは非常に困難
文転することは実はそう難しいことではありません。
メリットでも述べた通り、文転しても数学は利用できますし、根幹となる英語・国語はいずれにせよ学習するはずだからです。
しかし、文転した場合、理系の根幹である数学の学習はストップします。
ストップせずとも、数学の学習量は大きく減るはずです。
つまり、文系から理転すると、一度止めた数学を再度やり直す必要が出てきます。
これは文転するのとは比較にならないほど大変です。
いつまでに文転を決定すべきか?
文転するタイミングについてですが、早ければ早いほど良いのは言うまでもないです。
決断すべき3つのタイミングを紹介します。
1、2年生の夏
進級時に理系コースを選択したものの、2年生の数学が難しすぎる!というパターンです。
このタイミングの決定ですと、地歴の選択を含めて方向転換は比較的容易です。
数ⅠA、数ⅡAを学んだことも決して受験においてマイナスにはなりません。
2、2年生の冬~春
要は、3年生への進級のタイミングです。
これが一つ目のタイムリミットと言ってもいいでしょう。
このタイミングですと、受験までまだ1年ある状態です。
1年間あれば地歴を勉強していくには十分な時間といえます。
また、数Ⅲをする必要がなくなりますので、学校の定期考査などの負担も軽減されるはずです。
遅くともこのタイミングで受験戦略の大まかな形を決定したいですね。
3、3年の夏
これがほんとのほんとにタイムリミットです。
部活生などにこのパターンは多いと感じています。
もしこのタイミングで文転を検討する場合は是非誰か受験に詳しい人に相談するべきです。
学校の先生、もしくはお近くの武田塾の無料受験相談にお越しください。
武田塾姪浜校も随時無料受験相談を実施しています。
英語の学習だけはやっておく
文転を検討している生徒は、英語の学習は絶対にやっておきましょう。
例えば、タイムリミットとした3年の夏の段階で英語が壊滅的だとします。
この状態で文転すると、地歴、英語、国語の全てを同時進行して学習しないといけません。
これは正直文転するメリットはほぼなくなる、と思ってください。
かなりきついし、大変です。
しかし、英語だけでもある程度やっておけば比較的容易に文転できます。
英語の基礎を固めるのに必要な時間をそのまま地歴の学習に使えるからです。
目安としては下記です。
1、『システム英単語』の1-1200までは知らない単語はない
※ランダムで100問出されても7-8割は安定して取れる
※シスタン以外でも学校で使用しているものでOKです
2、『速読英熟語』などの熟語系参考書もしっかりおさえている
※熟語についても参考書を1冊決めて学習しておきましょう
※熟語さえ知っておけば解ける文法問題もかなり多いです
3、『NextStage』、『Vintage』などを最低2回以上演習している
※演習するだけではなく、右側ページの解説を理解していることが大事です
※演習→解説→間違えた問題の演習、を繰り返し完璧にしておきましょう
とりあえず、この3点をやっておけば英語の基礎段階はクリアしているといえます。
逆に言うと、この3点をクリアしていない場合は文転しても苦労します。
結論
1、文転するには英語の基礎が必須
2、文転するタイムリミットは3年生に進学するとき
3、文転を検討する際は一度誰かに相談する
まずは、武田塾姪浜校を見に来てください!!
武田塾では、一切無理な勧誘をいたしません。
理念として、一人で勉強して成績が伸びる生徒は武田塾に入塾する必要はない、とあります。
これを読んでいただいた皆様には、是非一度姪浜校に足を運んでいただき、
武田塾の勉強法をお伝えし、受験に活かしていただければ、と考えております!!
「授業を聞いても成績が伸びない・・」
「模試の結果が良くなかった・・」
「武田塾で使用する参考書の情報だけでも欲しい!!」
「姪浜校ってどんなところだろう??」
どんな動機でも構いません!
まずは、この機会に一度、武田塾姪浜校へお越しください!!
〒819-0002
福岡県福岡市西区姪の浜6-1-12
ヴェルスグローリー1F
TEL:092-407-8541
担当者:高木建二郎(武田塾姪浜校 校舎長)
【武田塾姪浜校までの行き方】https://www.takeda.tv/meinohama/blog/post-142795/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
武田塾では、九州大学や九州工業大学、北九州市立大学などの福岡県内の国公立大学を始め、東京大学、京都大学、一橋大学、大阪大学、東京工業大学、東京医科歯科大学、北海道大学、東北大学、お茶の水女子大学などの最難関国公立への逆転合格者を多数輩出しています。
また私立大学では、地元の西南学院大学、福岡大学はもちろん、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学などの超有名私立大学への進学者も多数います。
関東や関西地区で広まっている武田塾だからこそ、地元進学者以外にも手厚いサポートや、合格カリキュラムの作成が行えます。
他の塾や予備校にはない、武田塾の個別サポートシステムを利用して一緒に合格を目指しませんか?