こんにちは!
武田塾姪浜校 校舎長タカキです。
受験生にとっては勝負の夏をまもなく迎えます。
現役生にとって、実質夏休みのない本年はより夏の過ごし方の重要度が増します。
例年ですと、夏休みに苦手科目を徹底的に鍛え、基礎を完了させた得意科目は演習ベースに入ります。
今年は苦手科目を鍛えるための自学自習時間がなかなか取れないと思います。
本格的な夏を迎える前に武田塾姪浜校の無料受験相談で年間計画を作成しましょう。
受験日から逆算した年間計画をもとに学習を無理・ムダなく進めていくことが合格への最短距離です。
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本日は福岡県の多くの学校で実施されている朝課外について考えていこうと思います。
朝課外は学校によっては「0時限目」と呼称されることもありますね。
福岡では当たり前の朝課外のメリット・デメリットを考えてみましょう。
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【0限目】朝課外のメリット・デメリット
朝課外・0時限目って何??
福岡県の高校生にとっては「当たり前」の朝課外ですが、
実は他県の高校生にとっては「当たり前」ではありません。
朝課外とは1限目(朝礼)に先立って実施される「授業」のことです。
そのため、学校や地域によっては「0時限目」と呼ばれることもあります。
基本的には通常の授業と同じく教科書を使用し、通常カリキュラムの授業が実施されています。
朝課外の歴史は古く1970年代から実施されています。
導入当初の目的は家庭の経済力に依存せずに生徒の進路を保証する、というものでした。
大学受験の対策をしっかりと学校の授業でカバーしていく、というのが導入の目的です。
ちなみに、福岡県民にとって「当たり前」と書きましたが、
朝課外は福岡県の公立高校では9割近い高校が朝課外を採用、実施しています。
また、私立高校の多くも実施していることから「当たり前」のように感じてしまいます。
私が高校生の頃はインターネット自体はありましたが、高校生でネットを触っていたのは一部に限られていました。
今よりも世界が狭く、大学生になったときに京都の友人に朝課外について話すと、
話が通じず、驚かれたのを今でもよく覚えています。
朝課外って強制なの??
結論から言うと、「(実質)強制」です。
基本的には朝課外のある学校を選択した以上、ほぼ強制的に朝課外への出席は必要です。
朝課外の是非については福岡県議会でもたびたび議論になっています。
福岡県教育委員会は2018年に生徒に対し参加の意志を確認することで、
強制力を排除する方向に舵を切りました。
しかし、実質的には「半強制的」に参加を与儀なくされるケースが多いのが現状です。
また、前述の通り、朝課外では通常の授業を進めていくケースがほとんどです。
つまり、朝課外に参加していないと次の通常授業の際に「付いていけなくなる」ため、
参加せざるを得ないというのが朝課外の現状となっています。
指定校推薦、AO入試など学校側の推薦が必要な場合に欠席が響くのではないか、と生徒が懸念をもつ場合もあると思います。
なぜ朝課外をするの??
朝課外は生徒にとっても保護者にとっても教員にとってもなかなか大変です。
高校生になると遠距離通学の生徒もいますので、朝7:30から開始される朝課外に出席するために、
相応の時間に起床、準備する必要があります。
送り出す保護者も同様にもっと早く起床し、朝食を作ったりお弁当をつくったりする必要がありますね。
また、当然、教員も非常に大変です。
そんな中、なぜ朝課外がなくならないのか??と考える人も多いと思います。
それは朝課外導入当初の「家庭の経済力に依存せずに生徒の進路を保証する」という思想に原因があります。
福岡県の多くの高校では、予備校・塾に通わずとも学校の授業のみで大学受験に合格させるという、
確固たる自負心があります。
これは高校を選ぶ際の保護者・生徒にとっては大きな魅力に映るのではないでしょうか。
しかも福岡県の場合、多くの(ほぼ全ての)高校で朝課外が導入されています。
つまり、「辞める」選択をすると「手厚さ」の印象が減るため、生徒の集客にマイナスの影響が出ます。
自由度が高い私立高校の多くが朝課外を実施しているのは公立高校に対する競争力を保つためです。
そのため、多くの高校で朝課外はしんどいけどやめられない状態になっていると考えています。
朝課外を効率的に。学習習慣をつけよう。
朝課外のデメリットは多く見つかります。
やはり、前述の通り、非常に「しんどい」というものが多いですね。
朝課外をして、通常授業を受けて、部活動をして、学校の宿題をする。
ほぼ一日がこれで終わると思います。
学校の宿題もそれなりの量が出ますので場合によっては夜遅くまで宿題せざるを得ないケースもありますね。
睡眠不足になり、通常授業に影響することもありますよね。
朝課外はなくなりません。
恐らくですが・・少なくともいまの高校生が高校生であるうちになくなる可能性は低いと思います。
2019年に八幡高校が朝課外を撤廃したことは福岡県内でも大きなニュースになりました。
しかし、それに追随する高校が出なかった以上、急な変化は見込めないと思います。
現状、福岡県の高校生の一番の問題はこの「授業の受けっぱなし」にあります。
朝課外~放課後課外~部活、宿題で日々の勉強をこなすのが忙しく福岡県の高校生の多くは、
たくさん授業を受けているが復習時間を全くとれていない、という状況になってしまっています。
そして、受験期になり、「あれだけ授業を受けたのに」模試で成績が出ない、と慌てるケースがほとんどではないでしょうか。
その状態になると、当初の「塾・予備校」の力を借りない、という思想が消し飛びます。
つまり、高1生・高2生の間にどれだけ学習習慣をつけておくか、が鍵になります。
【学習習慣をつけるためのコツ】
1、出来るだけ早い段階で志望校(目標とする大学)を決める!
2、文系なら英語、理系なら数学というように自分の強みとする科目を決める。
3、高2まではその科目についてだけでも復習日を設定する。
参考書を1冊購入し、授業範囲の問題を自力で解いてみましょう。
解けなければ、授業で使用した教科書、ノートを見直し理解するようにします。
それを繰り返し、一人で根拠をもって解答できるようになればその日の復習終了です。
最初は時間がかかると思います。
でも慣れてくれば当初の半分くらいの時間で完了できるようになります。
そうなれば、別の科目を増やす、というように科目を増やしていくことが可能になります。
複数教科を同時進行で進めることは福岡県の高校生にとっては至難の業です。
効率的に朝課外を含めた授業を活用するために、まずは目標を設定し、復習習慣をつけることを目指しましょう。
朝課外を受けるだけでは、「塾・予備校」に頼らずに大学受験を乗り切ることは困難です。
導入された1970年代から受験や進学をとりまく環境も大きく変わりました。
しかし、復習習慣をしっかりつけて授業を受けっぱなしにせず自学自習をすればそれは可能になります。
志望校合格に向けて生徒の多くが自学自習をスタートしてくれることを心から祈っています!
まずは、武田塾姪浜校を見に来てください!!
武田塾では、一切無理な勧誘をいたしません。
理念として、一人で勉強して成績が伸びる生徒は武田塾に入塾する必要はない、とあります。
これを読んでいただいた皆様には、是非一度姪浜校に足を運んでいただき、
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TEL:092-407-8541
担当者:高木建二郎(武田塾姪浜校 校舎長)
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