こんにちは。
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個別指導の大学受験予備校武田塾明大前校です。
明大前校塾生は、世田谷区、杉並区、新宿区、渋谷区、港区、調布市、三鷹市などをはじめ、江東区からも通塾しています。
武田塾明大前校には、東京大学・一橋大学・東京医科歯科大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学東京(東京都立大学)・埼玉大学・東京工業大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学をはじめ、
早稲田大学・慶応義塾大学・国際基督教大学・上智大学・東京理科大学といった難関私立大学や、GMARCH(学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に逆転合格を目指して通っている生徒が数多く在籍しています!
はじめに
こんにちは!
暑さが徐々に落ち着いてきて、秋の訪れを感じます...
受験生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか!
周りのお友達が赤本を開き始めて焦り出している受験生の方々もいることでしょう。
秋に入って何をしたらいいかわからず、勉強が手付かずな受験生の方々もいることでしょう。
また、夏からもうすでに過去問に取り組んでいる受験生の方々もいることでしょう。
過去問を巡って様々な疑問があると思います。
そんな疑問の中でも最もメジャーな「いつから始めるのか問題」について今回のブログで解説します!
適切期を解説する前にまず、過去問に取り組む本来の意味をお伝えします!
過去問の狙い
単刀直入に申し上げます。
過去問とは「あくまで大学入試のルールブック」です!
多くの受験生は過去問を重要視・神聖視しているように見受けられます。
進学校の生徒さんは遅くても高2の頃から過去問に取り組んでいるため尚更その考えが強い傾向にあります...
しかし! 過去問をそこまで重要視・神聖視するありません!
過去問とは「大学入試のルールブック」です。
過去問の狙いは受験生に問題を解きながらその大学ならではのクセを探ってもらうことです!
決して、合格点に達成できたか否かの点数確認ではないのです!
自己採点で合格点に達したとはいえど、詳しい点数開示はされていないため、それが本当に合格かどうかわからないのではないでしょうか?
先ほども記載した通り、過去問でその大学ならではの問題傾向・クセを探って欲しいのです!
過去問は点数確認のためにあるのではなく、傾向と対策を掴むためにあります。
さて、ここで過去問の狙いを話すことができたので次は本題である「過去問はいつから解くべき問題」について解説します!
過去問はいつから解くべき?
ここでは3つの受験生のパターンに分けて説明させていただきます!
パターン1:進学校出身の生徒さんが解くべきタイミング
パターン2:夏休みを十分勉強に充てることができた生徒さんが解くべきタイミング
パターン3:基礎がまだ不安な生徒さんが解くべきタイミング
順を追って説明しますね!
パターン1:進学校出身の生徒さんが解くべきタイミング
余談ですが、私自身も進学校に通っており、学校のプログラムの一環で早い時期から過去問に着手していました。
その時期というのも、高校一年生!
遊び盛りのわんぱくな少年だった私には到底、嫌悪感でしかありませんでした。
各科目の基礎が全くないまま解いては結果点数は散々だった記憶がございます。
しかし、周りの友達は本当によく過去問の点数が取れていました。
そんな顕著な差を目の当たりにした私はなんとか周りに追いつこうと過去問ばかりを解きました。(基礎を疎かにしてまでです!)
結果、当時の第一志望校の各教科のクセは理解できたものの、一向に点数だけは伸びませんでした。
受験本番も見事、10校の受験校全落ち。浪人するか社会にでるかの岐路に立たされました。
当然です!基礎を疎かにしていたのですから!
以上が元進学校出身の反面教師の例でした。
声高に叫びます。
過去問は自分の中で各教科の基礎が固まってから解くべきなのです!!!
進学校に通われている皆さんは学校のカリキュラムに縛られる必要は全くないです!
問題と解説が理解できるほどの知識量を持って過去問に挑めば収穫は多いでしょう。
しかし、基礎を疎かにしてまで他者や学校のペースに巻き込まれていては自分の勉強のペースが乱れてしまいます。
自分のペースでいいんです。
しっかりと基礎を学び、自分なりの計画を立てた上で過去問に取り組みましょう!
また、進学校に通われている生徒さんが過去問を解くベストなタイミングですが...
進学校のペースを鑑みると 10月の前半がベストなタイミングでしょう!
自分のペースと学校のペースの中間が10月くらいではないでしょうか?
とはいうものの、進学校に通われている生徒さんには周りのペースに巻き込まれることなく淡々と自学を進めてほしいものです!
夏休みを十分勉強に充てることができた生徒さんが解くべきタイミング
受験生の皆さんの夏休みはいかがだったでしょうか?
夏休みの期間は基礎勉強を徹底するのにぴったりな時期でしたね!
今回のセクションでは計画通り夏休みの勉強をできた生徒が過去問を解くベストなタイミングをお教えします。
先に答えを言ってしまうと ズバリ
11月 ではないでしょうか?
その理由は基礎がまだ不完全な状態である生徒さんが多いからです!
確かに、夏休みに基礎学習を徹底して夏休み後に過去問を解く算段を立てていた方が大半でしょう...
しかし!その基礎学習はしっかりアウトプットできるようになっていますか?
インプットをしてもインプットした情報から適切な情報を引き抜くことができるアウトプットという力は培われているでしょうか!?
アウトプットを完全にできる状態にある生徒さんは今この時期でもそうそう居ません。
だからこそ、この10月、「インプット→アウトプット」の訓練をしてみるといいかもしれません!
焦って、過去問を始めてもアウトプットの訓練が定着していなければムダになってしまいます!
今はしっかりとインプットした内容をアウトプットできる訓練を1ヶ月間、しっかり行なってください。
そして、11月から過去問が始められるようにしましょう!
基礎がまだ不安な生徒さんが解くべきタイミング
最後に夏休み中に基礎のインプットが間に合わなかった!という生徒さんに向けて記述させて頂きます!
基礎のインプット自体かなり時間が必要なので、もし仮に夏休み中に基礎が頭に入ってない生徒さんがいても全く不思議ではありません。
10月、11月を使ってしっかり基礎を叩き込みましょう!
ズバリ、基礎がまだ不安な生徒さんが解くべきタイミングは
12月〜1月 でしょう!
私自身も浪人時代、この期間に過去問を必死に解いていました。笑笑
再度申し上げますと、過去問はあくまで基礎がアウトプットできるようになって初めて意味のある教材になるんです!
要するに「フォーム確認」ですね!
焦って今から過去問を始めないことが大事なんです!
しっかり、10月、11月を使って基礎の「インプット→アウトプット」をしましょう!
おわりに
いかがだったでしょうか!
今回は過去問の意味、ケース別過去問を解くべきベストタイミングを記させて頂きました!
是非このブログを参考に、良き過去問期間を過ごしてください!
最近、だんだんと寒くなってきましたね...
体調管理をしっかりして、受験生として充実した日々を送ってください!
応援しています。