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個別指導の大学受験予備校武田塾明大前校です。
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早稲田大学・慶応義塾大学・国際基督教大学・上智大学・東京理科大学といった難関私立大学や、GMARCH(学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に逆転合格を目指して通っている生徒が数多く在籍しています!
はじめに
こんにちは。武田塾明大前校です!
早稲田大学には2つの人文科学系の学部があります。
それが
・文学部
・文化構想学部
です。
キャンパスは同じ、自由に受ける科目は共通している...
といった共通点はたくさんあります。
「じゃあ何が違うの?」「どっちを受ければいいの?」
と思う人がいるかもしれません。
今回は
文学部と文化構想学部の違いと共通点
2学部の入試
について解説していきます!
文学部と文化構想部の違い
研究内容の違い
まず挙げる違いは、研究内容です。
文学部は昔からある学問について学びます。
「心理学」「西洋史」「日本史」といった、1つのテーマを深堀りしていきます。
文化構想学部は、様々な分野にまたがった研究をします。
映画というテーマを「表現」だけではなく「作成された時代の背景」や「映画を売り込む戦略」
といった切り口から研究します。
自分が興味のある科目を自由に学べて、複数のテーマを研究に持ち込むことができます。
2年次に進むコース、論系
文学部では、コースを選択してから進級します。
・哲学
・東洋哲学
・心理学
・社会学
・教育学
・日本語日本文学
・中国語中国文学
・英文学
・フランス語フランス文学
・ドイツ語ドイツ文学
・ロシア語ロシア文学
・美術
・映像演劇日本史
・アジア史
・西洋史
・考古学
と、17ものコースがあり、2年以降に専門的な学習を進めていきます。
コースが多く設置されているので、少人数学習が基本です。
社会学コース、心理学コースが人気で、
GPA(大学の成績)が良くないと希望のコースに進級できないので
気を抜かずに勉強する必要があります。
これに対して、多元文化論系は6つの論系に分かれています。
・多元文化論系
・複合文化論系
・文芸・ジャーナリズム論系
・表象・メディア論系
・現代人間論系
・社会構築論系
コースを選択して進級してから、論系に応じたゼミを2年秋に選択。
試験を受けて3年次にゼミに入る流れです。
1論系あたりの受け入れ人数は多い(160人程度)ですが、
文学部と同じようにGPAが悪いと希望の論系に進めないことがあります。
表象・メディア論系と現代人間論系がとても人気です。
1年次は第二外国語が重いですが自分のやりたいことを勉強するために頑張りましょう。
ゼミの有無
文学部にはゼミがありません!
その代わりに、2年次に組み分けられるコースにて勉強をします。
対して、文化構想学部では3年次にゼミに入ることになります。
ゼミに所属しない人もいますが、どちらにしろ卒業論文を執筆することになるので、
個人的には所属した方がメリットがあると考えています。
4年間の流れ
文学部 | 文化構想学部 | |
1年次 | 第二外国語、基礎演習 | 第二外国語、基礎演習 |
2年次 | 17のコースの内、1つを選択して学習 | 6つある論系のうち1つを選択して学習 |
3年次 | 引き続きコース内で学習 | ゼミに入る(所属しなくてもOK) |
4年次 | 卒業論文 | 卒業論文(ゼミ)/卒業研究(ノンゼミ) |
文学部と文化構想学部の共通点
キャンパスが同じ
キャンパスが同じことが一番の特徴だと考えています。
文化構想学部のゼミの隣の教室では文学部の少人数コースの演習が行われている
なんてことがあります。
第二外国語を1年で終わらせる
他の学部は第二外国語を週2回、2年かけて終わらせることに対して、
文学部と文化構想学部は週4回、1年で終わらせます。
第二外国語に加えて必修の英語を学ぶ必要があるので、
1年次は語学で埋め尽くされる感じがあります。
また、第二外国語と英語は大学が自動的に履修登録をするので、
運が悪ければ全休を一切作れないことも...
ただ、2年以降は科目選択の自由度が大幅に上がるので、
1年の辛抱といったところでしょう。
自由選択の講義が共通している
文学部と文化構想学部には必修で取る単位と選択して取る単位に分かれています。
選択して取る単位は一般的な講義ですが、選択可能な単位が
文学部と文化構想学部で同じになっています。
なので、文化構想学部だけど文学部の教授の講義を履修することが出来るため
講義選択の自由度が非常に高いです。
どちらを受験すればいいの?
どちらの学部も受験しましょう。
理由は、出題形式がほとんど同じだからです。
例えば、英語だとどちらも
大問1:空所補充
大問2:内容一致
大問3:脱文補充
大問4:会話問題
大問5:条件英作文
と一致しています。
配点も
国語:75点
英語:75点
地歴:50点
と共通しています。
共通している箇所が多いため、どちらかの学部に行きたい!となった場合は
どちらの学部も受験するようにしましょう。
※国語の出題形式は少し違います。
文学部 | 文化構想学部 | |
大問1 | 現代文 | 現代文(一部近代文語文あり) |
大問2 | 現代文 | 現代文 |
大問3 | 古文 | 現古漢融合問題 |
大問4 | 漢文 |
なし |
文化構想学部は近代文語文や融合問題が出題されるため特有の演習が必要です。
おわりに
以上、早稲田大学文学部と文化構想学部の違いと共通点でした。
同じキャンパスにありますが、意外と違いは多いです。
ただし、普段受ける講義は変わらないことから
興味を持った分野にはすぐに取り組みやすいことは大きな特徴です。
どちらの学部でも充実した学生生活を送ることが出来るので、
是非入試にチャレンジしてください!!
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