こんにちは。
世田谷区の明大前駅から徒歩3分!
個別指導の大学受験予備校武田塾明大前校です。
明大前校塾生は、世田谷区、杉並区、新宿区、渋谷区、港区、調布市、三鷹市などをはじめ、江東区からも通塾しています。
武田塾明大前校には、東京大学・一橋大学・東京医科歯科大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学東京(東京都立大学)・埼玉大学・東京工業大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学をはじめ、
早稲田大学・慶応義塾大学・国際基督教大学・上智大学・東京理科大学といった難関私立大学や、GMARCH(学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に逆転合格を目指して通っている生徒が数多く在籍しています!
はじめに
気づけばもう11月。受験生は特に4月から始まった受験生活の疲れがドッと出てくる時期であると共に、共通テストまで100日を切り危機感を感じる時だと思います。そんな心身共にギリギリの状況の中で勉強から逃げたくなることもしばしば。そして受験生は(昔の自分含め)格好の言い訳を見つけてくるのです。
「なんで高校生活最後の年を勉強に費やす必要があるの??青春させてよ。」
この時期特にこんな愚痴を受験生からよく聞きます。もちろんそんなこと言ってなんだかんだ勉強を頑張ってくる子もいますが、ふとそんな考えが頭によぎり勉強に集中できないことがよくあると思います。そこで今回は受験と青春についての僕の考えを話していこうと思います!
制服ディズニー?行けばええやん!
受験生あるある!勉強してるときにふとインスタを見ると、推薦勢や他校の高校生のディズニー投稿が流れてきて病む。
「なんでこいつらは高校生活の最後の一年を精一杯謳歌してるのに自分は勉強なんてしてるんだ」「私も制服ディズニーしたい」
と感じ勉強机から離れたくなる衝動。結局ダラダラとインスタを見続けて、勉強できなかった罪悪感と嫉妬で病む二重苦。
そんな苦しみを抱いてる受験生に言いたい。
「制服ディズニー?ラウワン?行けばええやん。」
これは別に突き放しているわけではありません。まじで本心です。受験生である前に高校生。3年間しかない高校生活、全力で高校生らしい青春を送ってほしい。(この時期に思うような青春を送れず後々青春コンプを抱き続けるのはまじでしんどい気がする🥺)
あとよく聞くのは ”JKブランド”って言葉。「まじでJKは無敵。おばあちゃんもう一度あの頃に戻りたいわ👵」と大学の友達が言ってました。三年限定で使えるJKブランド、有効活用するしかない!!
青春を謳歌するのに必要な条件
とは言っても何も考えずに遊び呆けていたら確実に落ちます。青春を楽しみながら受験を成功させるには条件があります。それは、
「やるべきことをしっかりとやること」。
言われなくても分かってるわ!と全受験生から批判が飛んできそうでヒヤヒヤしてます🥺ただ、本当にやるべきことができている人はどのくらいいるでしょうか?学校で出された課題、塾で出された宿題、授業や演習の復習、単語帳1冊の完璧な暗記、音読。これらを完璧にできている人なんていますか?多くて1割くらいかなと思います。頑張ってる!って言う人って大抵宿題を終わらせただけで満足していることが多いです。
そんな状況で「最後の青春を謳歌したい、でも大学に受かりたい」とか言われても何言ってんだって思います。謳歌するのは勝手ですけど、周りが大学生活をエンジョイしてるなかで一人だけもう一年受験やり直しっていう100倍きつい苦行を味わうことは覚悟してください。
しかしちゃんとやることさえ完璧に終わらせていれば、残りの時間で全力で青春して、合格と最高の思い出の両方を掴むことができます!!
最高の受験生活のカギはSNSを消すこと
僕が受験生活を経て実感したことは、SNSは受験の敵だということです。しかもSNSを消すことで勉強の効率が上がるだけでなく受験生活の幸福度も確実に上がるなと感じました。「いやSNSは俺の唯一の楽しみなんだよ。それ消すのだけは考えられない。」と思っている人もいるかもしれません。しかしSNSを見ているときに本当に心から楽しい!!と思っている人はあまりいないのかなというのが僕の所感です。
スマホを開いてSNSを見るのが当たり前になっている。だからSNSを消してしまうとその当たり前が揺らいでしまいそわそわしてしまう、いわば依存のような状態ではないでしょうか。インスタやtiktok、Twitterの話を生徒や友人としているときによく使われる表現が、“見てしまう”というもの。見ているではなく見て“しまう”。次々とレコメンドされる投稿に別に大してそそられもしないのに惰性で見続けてしまう。そしてそこまで心の安らぎを得られないまま時間をただ無駄にして虚無感に襲われる。これなら同じ時間でもNetflixやアマプラで気になっていたドラマを見る方がよっぽどいい時間よな??わかってはいてもSNSがスマホに入っている限りアプリを開いて長い時間を費やしてしまう。
特に厄介なのはインスタ。彼は受験生活の幸福度を下げている黒幕です。なぜならインスタを見ている限りどうしても他の人の生活が目に入ってきてしまう。それもキラキラしている部分だけが。しかも最初にも書いたようにこの時期になると推薦で受験が終わった勢が全力で遊び始める。それが少数だとしても受検を頑張っている多数派はインスタをあげることが少ないので、あたかも自分以外の全員が最後の青春を楽しんでいるような感覚に襲われる。「なんで自分だけが貴重な高校生活最後の時間を勉強なんかに費やしているんだ」と思い、勉強のモチベが限りなく下がるとともにそれでも勉強しなければいけない自分の境遇を嘆くことになる。このようにしてSNSは受験生活の中で見いだせるはずのなけなしの幸福度さえも削ってしまうのです。
そこで僕がおすすめするのが「SNSを(ラインなどの連絡ツール以外)すべて消してその分の時間で勉強を進める。そして最終的に勉強のアドバンテージを一日分確保できるくらいまで余裕を持って勉強して、その一日で勉強から離れ全力でやりたいことをやること。」です!
おそらくSNSをスマホに入れている人が一日にSNSを見る時間は少ない人でも30分、たいてい一時間くらいはいつの間にか使っていると思います。その時間をすべて勉強にあてたとしたら、一か月で1h×30日=30時間も確保できます。そして一日の勉強時間を10時間だとすると3日分もゆとりを持つことができるんです!30時間もあったら今まで手を付けられなかった勉強に手を付けつつ、月に一回ほどパーっと遊ぶことだってできるはず!来たるクリスマス、罪悪感なく本当に勉強のことを忘れて楽しめるとか最高じゃないですか?
勉強を青春だと思えれば勝ち
SNSを消してその分の時間をすべて勉強に費やす。それも十分いい方法ではありますが、やはり少し抵抗があると思います。しかしもっといい方法があります。それは、勉強を青春にしてしまえばいいのです。「何をそんなガリベンみたいなことを、、、」というかもしれませんが、別に「ぼ、僕にとっては勉強しかないんだ、、うおおおおお」と思えといっているのではありません笑
ではどういうことかというと、受験勉強を個人競技ではなくチームプレイにしていけばいいのです。志望校や受けている授業が同じ友達と、勉強時間や模試の結果で競い合ったり、勉強に疲れた時に労いあいながらくだらない話したりして、合格という目標に向けて友達と一緒に切磋琢磨していく。そうする中で友達とはそれ以上の仲間となり、より強い絆が生まれる。実際僕も受検時代ずっと自分の教室で勉強していたのですが、同じ教室で勉強しているイツメンが10人ほどいて、高3の一年間でとても仲良くなりました。共通テストの前の日に教室に集まって教科書に寄せ書きを書き合ったのは自分にとって最高の青春だなと思います。進学校が結果を出すのは、もちろんもともと頭がいい人が集まることも大きな要因ですが、勉強するのが当たり前の環境で、クラスや学校全体が受験という一つの目標に向かって一丸となれることが大きいと思います。
しかし全ての学校がそのような環境であるわけではありません。そこで僕がおすすめするのは。塾で友達を作ることです。同じ塾で勉強している生徒は目標の志望校のレベルがある程度に通っているのでライバルを作りやすいと思います。しかも同じ塾で同じ勉強をしている生徒なら、アドバイスや相談、愚痴を言いあったりしながら支え合って行きやすいです。僕も武田塾の生徒を見ていると、他の生徒と仲良くしている生徒ほど自習室をよく利用しているなと感じます。やはり友達と話す楽しみがあるので辛くても塾に行こうという気持ちになるのでしょうか。
最後に
受験生とはいえ高校時代を楽しめずに一生後悔するくらいなら、最後の青春を全力でエンジョイしましょう!!しかし希望通りの大学に行けずに、大学時代のまた違った青春の4年間を行きたかった大学の学生を横目に違う大学で過ごすくらいなら、第一志望の大学で過ごした方が絶対すがすがしい気持ちで四年間の大学生活を謳歌できると思います!高校三年間、そして大学四年間をどちらも楽しむために、勉強と遊びのメリハリをつけて残りの時間精一杯過ごしましょう!