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早稲田大学・慶応義塾大学・国際基督教大学・上智大学・東京理科大学といった難関私立大学や、GMARCH(学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に逆転合格を目指して通っている生徒が数多く在籍しています!
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Hello There~♪しまもとチャンネルです~♪
今回は~~~
こちらをご提案させていただきます。♪
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さて、今日のテーマはとても需要が近年、うなぎ登りなコチラ!!
【総合型選抜】と【学校推薦型選抜】です!!
ざっくり言えば、推薦入試ですね。ハイ!
高大接続改革に伴い、
2021年度入試から推薦入試の仕組みが変わりました。
大学入試は一般入試がメインですが、
最近では推薦入試の枠を増やしている大学もあります。
私立大学だけでなく、国公立大学にもこうした動きがありますね。
武田塾明大前校でも、推薦入試で合格していく生徒がいます。
もちろん、それに向けた指導・対策も行っています。
受験相談でも感じるのは、推薦入試の仕組みを知らない人が多いということです。
そこで今日は、、、
推薦入試の仕組みとメリット・デメリットについて分かりやすくお伝えしようと思います!
推薦入試について知りたい方、
推薦入試を検討している方の参考になれば幸いです。
総合型選抜について
総合型選抜とは、以前までAO入試や自己推薦と呼ばれていたものです。
受験生が大学・学部が求める学生像(アドミッション・ポリシー)にふさわしい人物かどうかを
多角的に見極めるための入試です。
現役生しか受験を認めていない大学もありますが、
既卒生にも受験を認めている大学もあります。
試験内容は学科試験、小論文、グループ面接、実技試験、プレゼンテーションなど、
大学ごとに異なります。
出願要件として、評定平均など基準を課す大学もあります。
国公立大学では共通テストの受験を必須としている大学もあり、
決して「勉強しなくても合格できる入試」ではありません。
旧AO入試では、書類選考と面接のみで合格者を選抜し、
結果として学力の低い大学生を増やしているとの指摘もありました。
AO入試に代わる総合型選抜では、その大学で学ぶ強い意欲があるかどうかはもちろん、
大学で学ぶだけの学力があるかのかどうかが問われます。
今後、上位大学ほど学科試験を重視する傾向が強くなっていくと思われます。
総合型選抜は出願が9月から、
合格発表は11月以降と基準が決められています。
共通テストが課される場合、合格発表は2月以降になります。
なお、総合型選抜を実施している大学は大半が専願
(合格したら必ず入学する)を条件としていますが、
一部に併願(他大学の受験)を認めている大学もあります。
受験予定の大学がどちらのタイプかは必ず調べておきましょう!
総合型選抜の例:2021年度入試
★埼玉大学 工学部 情報工学科
募集人数 5名
出願要件 理数系教科の評定4.3以上、全体の成績概評B以上 数Ⅲ及び物理を履修済
選抜方法 面接(英語と数学の口頭試問含む)
講義レポート提出(合計3回)
★東北大学 文学部 人文社会学科(Ⅱ期)
募集人数 27名
出願要件 全体の成績概評A
選抜方法 書類選考(教科成績・課外活動記録・検定試験結果等を評価)
筆記試験(英文読解力・要約能力・表現力を評価)
面接(文学部の学問・研究への関心意欲を評価)
★慶応義塾大学 法学部 法律学科(FIT入試B方式)
募集人数 最大80名
出願要件 英語・数学・地歴・公民・国語および全体の成績概評4.0以上
選抜方法 第一選抜 書類選考(調査書・評価書等)
第二選抜 面接(30分程度)
課題提出
★青山学院大学 コミュニティ人間科学部 コミュニティ人間科学科(自己推薦)
募集人数 12名
出願要件 全体の成績概評3.5以上、1年以上の社会貢献活動歴
選抜方法 第一選抜 書類選考(調査書・活動資料等)
第二選抜 面接
小論文
※成績概評について
[A]5.0〜4.3 [B]4.2〜3.5 [C]3.4〜2.7 [D]2.6〜1.9 [E]1.8以下
総合型選抜の対策
総合型選抜では学校の評定平均を出願要件としている大学が多いので、
総合型選抜の受験を考えている場合は、早い段階から成績をキープしておく必要があります。
面接は必須であり、何を学びたいのかを具体的に問われる可能性が高いことから、
志望理由は明確に伝えられるようにしておく必要があります。
大学で専攻したい学問に関連するニュースには、
日頃から積極的に目を通しておくと良いでしょう。
ところで、上記の青山学院大学のコミュニティ人間科学部の自己推薦入試では、
1年以上の社会貢献活動歴が出願要件になっています。
この場合、高校3年生になってからでは遅いということです。
総合型選抜は大学ごとに全く異なる入試が行われるため、
それに応じた準備をしなければなりません。
その意味で、早い段階からの情報収集がカギになります。
高校は総合型選抜について個別の対策や情報提供などはしてくれないと思っておくべきです。
受験を考えている大学(学部)の総合型選抜の情報は自分で収集し、
それに応じた準備を進めなければなりません。
学科試験がある場合は学科試験の対策を、
プレゼンテーションがある場合は資料の準備なども必要になります。
小論文がある場合は、書き方を学んだ上で必ず添削してもらった方が良いでしょう。
(武田塾には小論文コースもあります)
さらには、計画的な高校生活を送ることです。
志望理由書や面接で強くアピールできる実績を作ることが大事です。
上位大学になればなるほど、
こうした実績は選抜を勝ち抜くために必須となってきます。
それも、志望大学の志望学部に関連する実績でなくてはいけません。
ただ家と学校を往復しているだけでは、そうした実績は得られないでしょう。
どんな実績が必要かは受験予定の大学によって異なりますが、
いずれにしても主体的な行動や勉強が必要になります。
総合型選抜は、大学生の就職活動に似ているところがあります。
明確な志望動機を持っていることは大事ですが、
学習意欲は本物か、意欲に見合う努力をしてきたかどうかを実績で示せる人が強いです。
また、難関国公立大学の総合型選抜は基準も高く、かなり綿密な準備が必要になります。
学校推薦型選抜について
学校推薦型選抜とは、
高校での学業成績や活動実績を重視して受験生を選抜する入試です。
学校推薦型選抜に出願するためには、所属高校からの推薦が必要になります。
一般的に公募推薦と指定校推薦に分けられます。
公募推薦では、大学の出願要件を満たして所属高校からの推薦がもらえれば受験できます。
(高校ごとに受験人数の制限がある場合もあります)
試験内容が大学ごとに全く異なる点は総合型選抜と同じです。
公募推薦は、
後にお伝えする指定校推薦と異なり、不合格になることは普通にあります。
指定校推薦は、
大学が指定した高校からしか出願できないという特徴があります。
高校ごとに定員が決められており、
受験希望者が多い場合は、評定平均値等をもとに校内選抜が行われることになります。
校内選抜に勝ち残れば、推薦を受けて出願することができます。
試験内容は面接のみという大学が多いです。
ところで指定校推薦は絶対合格するという話がありますが、
医学部は不合格になることはよくあります。
それ以外では、まず落ちないと考えて良いでしょう。
ただ、AO入試の見直しが行われたように、
今後は指定校推薦でも学科試験を課すような方針転換が行われる可能性は十分考えられます。
公募推薦では、大学によって
専願(合格したら入学)を条件としているところと、
併願(他大学の受験)を認めている大学があります。
指定校推薦は基本的に専願のみです。
学校推薦型選抜(公募推薦)の例:2021年度入試
★埼玉大学 教養学部 教養学科
募集人数 20名
出願要件 全科目の評定平均4.3以上
選抜方法 面接(口頭試問含む)
小論文
★筑波大学 理工学群 応用理工学類
募集人数 16名
出願要件 (1)成績概況A、または筑波大学の個別学力検査に合格できる学力がある
(2)数理の成績が抜群(推薦校の上位5%以内)で、専攻分野への好奇心がある
(3)国際的活動実績があり、筑波大学の個別学力検査に合格できる学力がある
※(1)(2)(3)のどれかを満たす者
選抜方法 面接(口頭試問や議論含む)
小論文(数学と英語の能力を評価)
★上智大学 法学部 国際関係法学科
募集人数 14名
出願要件 全科目の評定平均4.0以上、外国語検定試験のスコアが基準をクリアしていること
選抜方法 面接
小論文(800字程度。国際関係に関するもの)
レポート課題(2000字程度)
★東京理科大学 理学部(一) 応用化学科
募集人数 12名
出願要件 指定科目を履修しており、かつ数学、英語、理科の評定平均4.0以上
選抜方法 書類審査(調査書、英語外部検定スコア等)
小論文(化学に関するもの)
口頭試問(化学に関する知識を問う)
面接(志望理由等)
※成績概評について
[A]5.0〜4.3 [B]4.2〜3.5 [C]3.4〜2.7 [D]2.6〜1.9 [E]1.8以下
学校推薦型選抜の対策
学校推薦型選抜の場合は、
総合型選抜以上に学校の成績が重要になります。
指定校推薦の場合は評定平均値が校内選抜の要件となるため、
学校の定期テストで好成績を取ることはもちろん、授業態度や提出物などにも気を配る必要があります。
ただし、所属する高校が受験したい大学(学部)の指定校になっていない場合は、
応募することができません。
多くの高校では指定校推薦で応募できる大学別に評定平均値の基準が決められているので、
志望大学(学部)の数字をクリアすることを目標に勉強すると良いでしょう。
指定校推薦では高1の1学期から高3の1学期までの評定平均値が使われることが多く、
早くから推薦を意識して勉強している人が有利と言えます。
公募推薦の対策は総合型選抜の対策とほぼ同じです。
受験予定の大学の公募推薦の出願要件や試験内容の情報を早めに入手し、
それに応じた準備を進めていくことがカギになります。
出願する大学にもよりますが、
書類準備、小論文対策、口頭試問対策、面接対策と
それなりに時間は必要になると考えてください。
上記の上智大学の例のように、外部試験スコア等が出願に必要となる場合、
そちらの対策も必須になります。
いずれにしても、
専門分野への関心があるかどうか、入学後に真剣に学ぶ意欲があるか、相応の学力を身につけているかどうか
は選抜を通じて必ず問われます。
推薦入試のメリット・デメリット
メリット① 専門分野の知識や研究意欲をアピールできる
総合型選抜や公募推薦では、
面接や口頭試問などで専門分野の知識や研究意欲をアピールできます。
数学が大好きで、高校レベルの内容に留まらず、
自主的に大学レベルの勉強まで進めている生徒が時々います。
こうした生徒は、一般選抜の総合点勝負では不利になってしまう可能性がありますが、
総合型選抜や公募推薦では自分の強みをアピールすることができます。
メリット② 定期テストでの頑張りを評価につなげられる
一般選抜は基本的に入試本番の点数勝負で、学校の定期テストの成績は合否に一切関係がありません。
一方、総合型選抜や学校推薦型選抜では評定平均値の基準があることが多く、
学校の定期テストを頑張ってきた生徒が有利になります。
特に指定校推薦では学校の評定平均値のみで合否が決まることが多く、
3年間の継続的な頑張りを評価につなげられるメリットがあります。
デメリット① 試験準備に時間がかかる
総合型選抜や公募推薦は、レポート、小論文、プレゼンテーション、面接、口頭試問など
一般選抜と異なる準備をする必要があります。
試験日は10月~12月に設定している大学が多く、一般入試に向けた勉強時間を大きく削ることになります。
指定校推薦の場合も、学校の定期テストに向けた勉強をしなければならず、
一般選抜に向けての勉強時間を削られることになります。
デメリット② 合否の基準が不透明
一般入試は本番の点数勝負という分かりやすい基準がありますが、
総合型選抜や公募推薦は合否の基準が不透明です。
特に試験に面接がある場合、どのように点数化されるかは全く分かりません。
面接官の好き嫌いや印象で点数がつけられてしまう可能性もあり、
これは面接の不安要素と言えます。
推薦入試を受けるべきか
まず改めて一般選抜について考えてみます。
一般選抜では、受験生が一斉に同じ筆記試験を受けて、
その結果で合否を決めます。
最近では英語外部試験のスコアを加点する大学も増えましたが、
学校の成績は合否に影響しません。
面接もない大学がほとんどなので、人間性(?)が問われることもありません。
出身高校も、活動実績も、志望動機も問われることはありません。
筆記試験で合格点を取りさえすればOK。
実力次第でどんな難関大でも合格できる。
一般選抜の利点は、この分かりやすさと公平性にあります。
志望校合格を考えた場合、まずは一般選抜での合格を目指すべきだと思います。
志望大学(学部)が明確で、学びたいことがはっきりしている場合は、
一般選抜を受験する前に総合型選抜や公募推薦を受験しても良いと思います。
ただし、一般選抜の勉強に影響することは覚悟してください。
一般選抜への影響が心配なら、
総合型選抜や公募推薦を受験しないのも手です。
総合型選抜や公募推薦を受験する場合でも、一般選抜の勉強と並行して準備を行ってください。
総合型選抜や公募推薦で不合格になってから一般選抜に向けた勉強を始めたのでは遅いです。
早めのスタートで一般選抜で合格できる見通しをつけておき、
総合型選抜や公募推薦で合格したらラッキーというのが理想的な在り方だと思います。
指定校推薦の場合は、高3の1学期までの評定平均でほぼ決まります。
校内選考になっても勝ち残れるように、できる限り評定平均を上げておきましょう。
志望大学(学部)の指定校枠がないことが分かった、
あるいは評定基準をクリアできる見通しなくなった場合は、
その時点で一般選抜に絞って行くべきだと思います。
・・・いかがでしたか?
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