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「スカラシップ入試」とは?勉強方法とおすすめ大学6選

こんにちは。
世田谷区の明大前駅から徒歩3分!
個別指導の大学受験予備校武田塾明大前校です。

 

今回のブログ記事は、

来年の4月から受験学年になる

高校2年生の皆さんに向けて書きます!

 

そろそろ皆さんの中には志望校が決まってきた方も

いらっしゃるのではないでしょうか?

 

今回ご紹介するのは

「スカラシップ制度」についてです。

 

志望校や目指すところは早めに決めるのが鉄則です。

Colourful Find the Living vs Non-Living Thing Presentation Activity (1)

 

スカラシップってなに?

スカラシップとは奨学金、または奨学金を受け取る資格のことです。

 

一般的な奨学金は一定の条件はありますが

基本的には誰でも受けることが出来る制度です。

 

しかし、これには返還義務があります。

つまり、社会人になったら働いて

返していかなければならないのです。

 

それとは別にスカラシップ入試を

実施する大学があります。

 

奨学金を給付するのにふさわしい学生を

選抜するための試験のことです。

誰でも奨学金がもらえるわけではないのです。

 

スカラシップ入試で合格すると。「給費生」または「特待生」として

学費の減免・免除、あるいは入学金や施設費の減免・免除といった経済的な支援を受けることができます。

 

そして、一番のポイントはこの奨学金は

貸与型ではなく給付型なので、

お金を返す必要がありません。

 

このようにスカラシップ入試は、

当人やご家族の経済的な負担を軽くしてくれる

非常にお得な入試制度なのです。

 

スカラシップ入試の難易度

スカラシップ入試で給付型の奨学金の資格を手に入れた場合、

大きいところだと4年間の授業料免除という好条件の大学もあります。

 

年間100万円の授業料がかかるのであれば4年間で400万円が浮く計算になります。

 

もちろんこんないい条件で大学に通えるとなれば狙う人も多く、

かなりの「狭き門」になります。

 

ですが、近年では経済格差の問題が広がる中で募集人数を増やしたり、

新たにスカラシップ入試を創設する大学も徐々に増えてきています。

 

しっかりとその入試本番に向けて

準備を進めていけば不可能ではありません!

 

スカラシップ入試の実施例

先ずはスカラシップ入試を行っている大学をいくつか紹介していきます。

 

こちらで紹介するのはあくまで一例ですので

ご自身のエリアにないか探してみてください!

 

専修大学

専修

スカラシップ入試で最も知名度があるのが

この専修大学だと思います。

 

独自の奨学生入試である「スカラシップ入試」と全学部・全学科が併願できる「全国入試」が

同一問題を利用して、2日程で行われます。

 

問題の難易度は、他の一般選抜と同様のレベルです。

 

奨学生だからといって難しい問題を解く必要はなく、他の受験生同様の問題を解けばいいのです。

 

この入試では全学部合わせて約100名が奨学生となることが出来ます。

 

奨学生になると、

4年間の授業料・施設費が免除!

 

学部にもよりますが専修大学の授業料と施設費の合計は約400万円。

それが免除されるってほんとすごいですね。

 

しかも、全国入試と同時に開催されるので仮に特待生になれなかったとしても

全国入試で合格出来る可能性が高まります。

 

さて、ここまでの条件が揃っているとスカラシップ入試を受ける学生は自ずと多くなります。

 

専修大学の一般入試の倍率は、

全学部平均で6倍程度。

 

スカラシップ入試の倍率は、

なんと45.9倍です!

(2020年度入試結果より)

 

医学部などならそれくらいの倍率になることはありますが、

この倍率はかなり驚きですよね!

 

46人に1人にならなければならないので

スカラシップ入試を受けた受験生の中で上位2%に入る必要があります。

 

武蔵野大学

武蔵野

武蔵野大学も独自のスカラシップ入試「ムサシノスカラシップ選抜」を行っています。

 

ムサシノスカラシップ選抜では

1次試験の基礎学力検査と

2次試験の面接・口頭試問を行います。

 

専修大学と違い、面接があるので口頭試問や面接の準備も必要です。

 

また武蔵野大学の特徴として、このスカラシップ入試はかなり早い時期に行われることになります。

 

試験は、

1次:12/6(日)2次:12/20(日)

合格発表日は、

1次:12/11(金)2次:12/25(金)

 

年内には合否が分かります!

 

もしここで決まってしまえば

残りの4か月間を大学の準備や高校生の内にやりたいことをやる、みたいに自由に使うことが出来ます。

 

ムサシノスカラシップ選抜は2次試験まであることも要因か全学部平均の倍率は3.4倍

そこまで高くはありません。

 

試験時期が早い分、早めに勉強を始めて基礎の部分を固める必要がありますがしっかり対策をすれば合格も

見えてくるでしょう!

 

玉川大学

玉川

玉川大学が設けている

「国公立大学併願スカラシップ入学試験」は、成績優秀者について、

授業料を国公立大学の授業料と同額にするという制度です。

 

共通テスト利用型入試(3科目or5科目)での成績上位に対して

国公立と同じ授業料(535,800円)とするというものです。

 

前期後期での募集があるので、仮に共通テストで良い点数が取れた場合、

後から出願することも可能です。

(点数が分かった後に出すので難易度は上がる)

 

国立大学を目指していたが、苦手な科目があったり

ずば抜けて得意な科目がある人は利用するのも一つの手だと思います。

 

共通テストのスコアで出せることもあり、

倍率は10~20倍と高めです。

 

ですが、出願しなければ可能性はゼロになりますので興味がある学部があれば

出願を検討してみてください!

 

 

国士館大学

kokusikandaigaku

国士館大学が設けている

「成績優秀奨学制度」は入試の総得点80%以上の成績優秀者に対して、

入学金や4年間の授業料等を免除するという制度です。

 

デリバリー選抜、大学入学共通テスト利用選抜Ⅰ期での成績上位者50名に対して

入学金・授業料・施設設備費・教材費を免除(計万円)するというものです。

共通テスト利用があるので共通テストに自信がある方は応募してみるのもあり

ではないでしょうか。

 

 

駒澤大学

komazawadaigaku

駒澤大学が実施している

「新人の英知(一般選抜特待生)奨学金」は極めて優秀な成績で合格した者に対して、

授業料相当額を給付するという制度です。

 

対象となるのは一般選抜T方式(グローバル・メディア・スタディーズ学部はS方式)

を極めて優秀な成績で合格した者(採用予定数64名)です。

成績により、最長4年間継続給付が可能です。

 

 

東京経済大学

tokyokeizaidaigaku

東京経済大学が実施している

「特待生制度」は一般選抜・共通テスト利用選抜の成績上位者200名+若干名(スカラシップ選抜など)に対して、

授業料免除第1年次の資格取得支援のキャリア・サポート講座が無料(同時に2講座まで)になるというものです。

授業料免除は最長四年まで可能です。

般選抜・共通テスト利用選抜の枠は人数が少なく多い学部でも共通テスト利用選抜前期が上位25位までで、

少ないと国際コミュニケーション学科のベスト2プラスは上位1位までと、かなり厳しいものになっているので

覚悟して挑んだ方が良いでしょう。

 

 

スカラシップ入試に合格するためには

ここまで6つのスカラシップ入試の例をご紹介させて頂きました。

 

どの入試も好条件で入学することが出来るので激しい競争が待っています。

 

では、どうすればスカラシップ入試に

合格することが出来るのか??

 

ポイントになることをまとめていきます! 

 

①基礎を徹底的にやろう!

今回紹介したスカラシップ入試は全てマークシート方式で学力試験が

実施されます。

 

つまり、記述の試験はありません。

 

純粋な知識の勝負になりますので、

簡単に言えば他の受験生よりもちゃんと勉強している人が合格します。

 

このような場合、

先ずはみんなが取れる問題での失点を極力なくすことが必須です。

少なくとも基礎は完璧にしておきましょう。

 

基礎の徹底はスカラシップだけでなく、もっと上位の大学を検討する際も

重要になってきますので志望校が決まらなくてもそこから始めましょう!

 

②必要な点数を確認しよう

専修大学スカラシップ入試合格最低点

専修大学スカラシップ

専修大学のスカラシップ入試の合格最低点を一覧にしています。

 

これを見る限り、ここ数年はレベルが上がってきているのか

70%後半~80%前半となっています。

 

入試問題を見る限り、基礎的な知識に加え少し深いところの知識も必要に

なってくると考えられます。

 

武田塾のルート表で考えるとMARCHレベル相当の実力は必須になります。

 

裏を返せば、武田塾のMARCHレベルをクリアすることが出来れば合格の可能性は

かなり高いとみて大丈夫です!

 

③過去問で合格点+5%~10%を目指そう

基礎と応用をしっかりと身につけた後、

過去問演習を行っていくことになります。

過去問の役割は複数あります。

 

1つは、問題の形式に慣れること。

長文や文法問題がどれくらいの割合で出題されるかを確認しておきましょう。

 

2つ目は、知識の抜けを確認すること。

過去問で解けなかった問題はまだ知識が定着していない証拠です。

穴埋めを積極的にやっていきましょう。

 

最後に本番に向けての予行練習

本番は実力が出せないことも予想されるので専修大学ならば85%くらいの得点を

取れるようになりたいところです。

 

他の大学でも同じですが、

基礎を固め

解ける問題を増やし

過去問で合格点以上を取る!

 

これをしっかりと段階を踏んで

行っていきましょう!

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