目次
はじめに
ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
伊予鉄松山市駅から徒歩3分、松山市の 武田塾松山校 です!
今回は、「私大志望の共通テスト戦略」というテーマでお話したいと思います。
私立志望の人でも共通テストを受けることが増えてきて、「いつから共通テストの対策をすればいいですか?」と質問されることが多くなってきました。
共通テストがメインでなくても試験を受ける人は多いと思います。
炎上覚悟で先に結論を言いますが、私大志望の人は共通テスト対策はしなくて大丈夫です!
点数が取れたらラッキーだと思いましょう。
今回は私大志望の人の共通テスト戦略についてお話していこうと思います!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeでも詳しく解説されているので、ぜひ下記の動画もあわせてご覧ください!
共通テスト利用について
共通テスト利用方式は私大の一般入試において共通テストの点数だけで合否が決まる入試方式です。
そもそも、共通テスト利用は一体誰のためのものかという話からしていきます。
例えば、早稲田大学を志望していてMARCHを滑り止めで押さえたいという人は多いと思います。
この場合は共通テスト利用で合格を狙うことは難しいです。
また、日東駒専も共通テスト利用で取りたい人も中にはいると思いますが、早稲田志望であれば一般入試で日東駒専を受けたほうが共通テスト利用で狙うより簡単です。
百歩譲って早稲田志望であれば、英語のリーディングも早稲田の対策をしているのでそこまで共通テストの対策をしなくても一気に点数が取れるかもしれません。
しかし、MARCH志望の場合だと怖いです。
共通テストで私大を押さえるというのはトップ層の戦略であると認識しましょう。
そのため、中途半端な実力の人はやらないほうが良いです。
共通テスト利用は誰のためのものかと言うと、国公立志望と一部のトップ私文志望です!
凡人のためのものではありません。
共通テスト利用というのは、私立の対策に時間をかけられない国公立志望の人が、11月から2ヶ月間共通テスト対策を入念に行って挑んでくるものです。
このような人たちと同じ土俵で戦わなくてはいけないのが共通テスト利用です。
MARCH志望の人たちがMARCHの対策、併願先の対策、その上で共通テストの対策もできるかと言うとそこまで余裕はないですよね。
MARCHや関関同立志望の人たちは「そこの本番までにどうにか間に合わせたい」というペースで勉強を進めていることが多いです。
「MARCHはすでに合格点が取れます」という人であれば共通テスト利用が使えるイメージです。
中途半端な対策には注意する
おそらく大半のMARCH志望の人は共通テスト対策をしないと点数を取ることはできません。
共通テストも点数化しようと思ったら1ヶ月くらいは対策に時間がかかります。
「1ヶ月も共通テストの対策をしたら本命のMARCHはどうなるの?」という話ですよね。
MARCH志望の人たちの理想としては「共通テスト対策を2〜3週間で終わらせて、点数が取りたい」という人が多いと思います。
しかし、 共通テストはそこまで甘くありません。
共通テスト対策にも膨大な時間がかかります。
共通テストに合わせた対策は苦手かもしれないですが、逆に私立志望の武器というのは日本史・世界史の細かい知識や難しい英単語を覚えているので、非常に実力があるということです。
共通テスト特有の気持ちが悪い問題・初見殺しで時間も足りない問題も多いですが、このような不利なフィールドで戦うのではなく、純粋に滑り止めを一般入試で受けにいったほうが、勝つ確率は上がると思います。
この戦略の方が負担は大きいかもしれませんが、第一志望の対策にも時間を使える上に合格する可能性が高まります。
私大志望の人は、私大対策を通してどう共通テストの点数を上げるかという思考回路になりましょう。
MARCHや上位の難関大学の長文に慣れていれば共通テストが簡単に見えて、基本的な作戦を知っていれば10〜20点上がることもありえます。
私大志望の人が共通テストだけを伸ばすことは難しいですが、私大対策の過程で最終的に点数を伸ばすことはできます。
共通テスト対策は予想以上に大変
みなさんが思っている以上に共通テストの対策が大変だということと、共通テスト対策に時間を奪われることが危険なポイントです。
時間を奪われずに点数を上げる手段があれば考えてもいいと思います。
例えば、私大志望の人もよく模試を受けると思いますが、そのときに最高効率で対策するというのも1つの方法です。
早稲田志望で無対策で満点を取ってしまう人など、共通テストの対策を何もせずに取れる本物の実力があれば良いです。
ただし、そういう人ばかりではないですよね。
多くの人は共通テストに合わせた対策をしてなんとか点数を稼ぎにいかないといけない人が多いと思います。
私大志望者に伝えたいこと
結論としては、共通テストで点数が取れたらラッキーだと思いましょう。
共通テスト利用を出すこと自体は良いと思いますが、共通テスト対策に時間を使ってしまうと本命の対策をする時間が減ってしまいます。
そのため、怖いかもしれませんがそこまで対策をする必要はありません。
直前の1週間ぐらいで軽く過去問や予想問題をやって時間配分やシミュレーションをするくらいで良いと思います。
共通テスト対策に使わなかった時間で第一志望の対策を全力で行うことがオススメです。
青山学院大学や立教大学の共通テスト利用を英語で受けようと思っている人など、共通テストが大事な私立志望の人もいると思います。
共通テストが大事な人は普通に対策したほうが良いですが、そうではない人は炎上覚悟で言うと共通テストの対策はしなくていいです。
共通テスト利用は狙わなくていいです。点数を取れたらラッキーだと思ってください。
今回のまとめ
今回は「私大志望の共通テスト戦略」というテーマでお話しました。
ポイントをおさらいしましょう!
・私大志望の人は自分の実力に合わせて戦略を考えよう! ・共通テスト利用ではなく一般入試での併願も検討しよう! ・第一志望の対策のための時間を確保しよう! |
私大志望の人は共通テスト対策をしなくていいので、この浮いた時間で第一志望の対策をするようにしてください!
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