はじめに
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。
伊予鉄松山市駅から徒歩3分、松山市の武田塾松山校です!
今回は「進学校なのに浪人してしまう人の特徴5選」というテーマでお話します。
事実、進学校とは言え浪人してしまう人少なくありません。
本記事では、そんな進学校のリアルについてご紹介します。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
①始めるのがかなり遅い
進学校なのに浪人してしまう人の特徴の一つ目として、「始めるのがかなり遅い」ということがあります。
武田塾チャンネルの方でも、高校1・2年生から勉強しておいた方が良いことを何度も伝えていますが、進学校だからと言って意識が高い人が多いかと言えば、そうでもありません。
実際、現役で東京大学に合格された伊藤先生は、高校2年生の秋から本格的に勉強を始めたそうです。
それでも伊藤先生本人的には、勉強を始めるのが遅かったのではないかと思っているそうです。
加えて、高校1・2年生で勉強してなかったかと言えばそうでもありません。
伊藤先生の場合、定期テストではクラスで1~2位になれるように勉強していたそうです。
定期テストの前だけはそれまでにやった範囲をやり切り、定期テストを一つの区切りとして頑張っていたそうです。
これが現役で東京大学に合格する人の勉強を十分出来ていなかったという基準になります。
②学校の方針に頼りすぎ
進学校なのに浪人してしまう人の特徴の二つ目として、「学校の方針に頼りすぎ」ということがあります。
確かに、進学校であれば良い先生もたくさんいるかもしれません。
しかし、学校の言いなり勉強というものは基本的には上手くいきません。
学校で出される課題が必ずしも全て受験に繋がっているわけではないということでもあります。
ですので、習得したい分野や受験に関する課題に時間をかけ、足りない部分は参考書で補うように工夫するのが良いです。
志望校合格のために、教科ごとに強化しなくてはならない分野があり、そのために必要な演習量がある程度存在し、それと学校から出される課題が当てはまっていれば重きを置くということです。
伊藤先生の場合も、高校1年生ではそこまで考えられていなかったそうですが、徐々に重要な部分が理解できるようになり、実践していったそうです。
陥りがちなパターン
実際、定期テストの順位が高く、指定校推薦であれば良い大学に行けるにもかかわらず、一般入試にチャレンジするが、失敗するパターンがあります。
その生徒は課題もしっかりこなし、先生からしてみれば良い生徒です。
これは、学校の勉強そのものが目的になってしまい、志望校対策と学校の勉強が一致しない部分に力を割いてしまっているからとも言えます。
学校の形式で出題される問題は解けるが、それ以外の勉強をしない場合、初見の問題を解くことできないパターンもこれに近い可能性があります。
このような勉強のズレというのはどちらかと言えば、文系科目に多いかもしれません。
一方、理系科目に関しては、進学校の定期テストでは実力テスト並みの難易度があることも多いので、理系であれば勉強のズレは少ないかと思います。
この場合、実力ベースの定期テストで学年順位が高いことは良い傾向です。
③学校教材が難しすぎる
進学校なのに浪人してしまう人の特徴三つ目として、「学校教材が難しすぎる」ということがあります。
結局、皆さんのレベルに合うかどうかが重要です。
進学校でもよく配られることのある『青チャート』ですが、伊藤先生であっても、手を出した時期が遅いのも相まって、難しく量が多いため断念してしまったそうです。
もちろん『青チャート』をしっかり使いこなせている人もいましたが、そのような人は高校1年生のときから『青チャート』漬けの人であることが多いです。
途中から『青チャート』をやろうとしてもなかなか間に合いません。
学校の先生としては、『青チャート』や『4step』をしっかりやって数学の実力を上げてほしいと理想的に思っているかもしれませんが、それが出来る人は各クラスの上位5人程度です。
その他、参考書を配られる時期とそれに取り組む時期についてもしっかり考えてほしいと思います。
高校3年生で配られた教材は難しいものも多いです。
それが本当に自分の実力に合っているのかといった見極めは忘れないようにしてほしいと思います。
④要領が良い人の真似をして事故る
進学校なのに浪人してしまう人の特徴四つ目として、「要領が良い人の真似をして事故る」ということがあります。
進学校の上位層には、部活もしっかりやり成績も良いといった文武両道の神様のような人が存在します。
果たして自分もそのようなことが出来るのかについては今一度考えてほしいと思います。
学校の先生に相談した場合、過去の成功例をもとに話してくるパターンが多いかもしれません。
しかし、全数を考えれば危険なのは明々白々です。
すごい人の成功例を単に鵜呑みにし、過信しないでほしいと思います。
⑤大学のレベル感が把握できていない
進学校なのに浪人してしまう人の特徴五つ目として、「大学のレベル感が把握できていない」ということがあります。
進学校の人でも、大学受験のリアルを知らない人は多いです。
一口に国公立と言っても、上から下まで幅は広く、東大志望であれば早慶は何の対策もなく受かると思い込んでいる人も多いです。
また、併願校を考えるときにどうすればいいのか全くわからないという人もいます。
また、進学校では行きたい大学のレベルが高いことも相まって、大学の難易度が正確にわかっていなければ、最終的に間に合わないということが多々あり、浪人を増やすことになります。
今回のまとめ
いかがでしょうか。
今回は「進学校なのに浪人してしまう人の特徴5選」というテーマでお話ししました。
できるだけ早い時期から勉強をしておくことに、越したことはありません。
学校教材は難しいものも多いので、あくまでも自分にあった参考書で勉強してほしいと思います。
頑張ってください。応援しています。
最後に武田塾松山校では随時無料受験相談を行っています!
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