はじめに
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。伊予鉄松山市駅から徒歩3分、松山市の武田塾松山校です!
すっかり暑くなりましたね。勉強の調子はいかがでしょうか。
今回は「合格から遠ざける悪習慣」というテーマでお話します。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
理解できないことを放置する癖をやめよう
合格から遠ざける悪習慣とは何なのでしょうか。
結論から言えば、「理解できないことを放置する癖」になります。問題集を解き、解答解説を読み、しっかり理解して次に進めている場合は問題ありません。しかし、現実問題はそうではないことが多いです。
皆さんの中にも、なんとなくしか理解していないまま次に進んでしまっているなんてことはないでしょうか。もし内容理解を疎かにしてしまっている自覚があるのであればよいです。
しかし、自覚症状がない場合は、非常に危険です。
成績が思ったように伸びない人に多いパターンとして、なんとなく理解したつもりでいても、実は全然理解できずに突き進んでしまっている人です。では、どのような基準で自分は理解できていると言えるのでしょうか。これについては武田塾チャンネルでもよく解説しているので、ご存知の方も多いかもしれません。
それは、やった問題を他人に説明できるかどうかです。説明するのが難しいと思う場合は、理解しきれていない可能性が高いので要注意です。理解しているつもりでも、理解出来ていないというのはよくあります。
自分が学んだ内容を人に説明できるか、そのために自分なりの言語化が出来ているか、本質を見極められているかで判断してほしいと思います。皆さんの周りにも、秀才や天才のような人がいるかもしれません。
その人たちは自分が理解出来ていないことにある種の気持ち悪さを感じます。
疑問点を残さず進むことが出来るため、勉強の効率も結果として上がり、気が付いた時にはかなり大きな差になってしまいます。より具体的な例で言えば、英語長文の問題に取り組んだ際、よくわからない一文が出てきたとしましょう。
その際、よくわからない文に対し、構文分析をして、どのような構造になっているか確認し、一文を細かく見て、理解するといった人と何となく訳をみて理解できたので次に進もうという人に分かれることになります。
さらに、結局その文章で筆者が伝えたかったことは何だったのかという視点で復習出来ている人か、和訳は理解出来たので次に進もうという人かでも差は大きく開いていくことになります。パット見、かなり小さい差だと思う人もいるかもしれませんが、これが将来的には大きな差に繋がっていきます。
英語に限らず、理系科目に関しても、解説がわからない場合は、一度立ち止まって本質を理解しようとすることが大切です。受験勉強として、明らかに求められている以上の細かいことが気になり、そこまで追求すると逆にテンポが悪くなることもあります。
その参考書において、一定ラインまでは理解しないといけない部分までは、必ず詰め切ることが必要になります。
5つの特徴
では、以上のような「理解できないことを放置する癖」を解決していくためにはどうしたら良いのでしょうか。
本記事では、解決策を5つ紹介します。
①今よりも解説に食らいつけ
まず一つ目は、「今よりも解説に食らいつけ」ということです。
理解度が浅い人は、解説の読み方も浅い場合が多いです。答えの部分に意識が集中してしまい、解説を深くまで読んでいない人は要注意です。参考書を1周読んでもよくわからなかった場合は、3周読んでください。
全くわからない場合は、参考書のレベルがおかしい可能性もありますが、一回で理解できないことも何回か読み込むことで理解できるようになっていくものです。
同じ理解の流れを複数回行うことによって、理解度が高まり、定着度も向上していきます。
②質問をしよう
二つ目は、「質問をしよう」ということです。
わからない部分を質問するということはかなりシンプルな行動であると思うかもしれません。しかし、これをやるかやらないかではかなり大きな差になります。質問の中で、良い質問と少しずれている質問が存在します。
少しずれている質問では、参考書にそのまま内容が書いてあることが多いです。質問をする前に自分なりに調べることで、質問の精度が高まり、学びも高まることになります。
しかし、質問しまくれば良いわけでもないので、注意が必要になります。自分なりに時間をかけても無理であったという場合にそれ以上時間をかけることは、効率が悪いことが多いので、人に聞いてみると良いかと思います。質問に来ることを躊躇してしまう人も中にはいるかもしれません。
質問に来ることで勉強計画が確認でき、最適な提案が行える可能性もあるので積極的に質問してほしいと思います。
③参考書に戻ろう
三つ目は、「参考書に戻ろう」ということです。
皆さんの中には、英語長文などの演習に取り組んでいる人もいるかもしれません。そうなった際、実は基礎的な内容が抜けていた、もしくは言わればわかるがすぐには出てこないという人が多いです。
そのような場合や、内容が十分に理解出来ていないと感じた場合には、参考書を振り返り、戻る癖をつけてほしいと思います。人間はどうしても時間が空いてしまえば、忘れてしまうことも出てくることでしょう。そんな時に、戻れる勇気を持つことが大切です。
その他、講義本や教科書に戻ってみることも特に理科や社会では重要になります。
④ググろう
四つ目は、「ググろう」ということです。
基本的に今使っている参考書で解説しないときは、この方法を使いましょう。もちろんネットの情報ではあるので、正しい情報・間違った情報には注意が必要になります。
しかし、今の時代は結構なことがネットで解決できるかと思います。
⑤YouTubeで検索しよう
最後五つ目は、「YouTubeで検索しよう」ということです。
こちらの方法でもかなりの有益な情報が手に入ります。その中の一部を活用するだけでもかなり効果的な勉強になるかと思います。
今回のまとめ
いかがでしょうか。
今回は「合格から遠ざける悪習慣」というテーマでお話ししました。日々の勉強で理解していないと感じる部分については、放置することなく追及する癖をつけてほしいと思います。
雑に勉強することなく、何度も参考書を読み込んで質問もし、積極的な姿勢で勉強してください。良い勉強習慣を身に付けることで、効率よく勉強を進めてほしいと思います。頑張ってください。応援しています。
最後に武田塾松山校では随時無料受験相談を行っています!
受験に関する悩みや勉強法に関する疑問など、ぜひお気軽にご相談ください!
https://www.takeda.tv/inquiry/
武田塾松山校
〒790-0003
愛媛県松山市三番町5丁目5-2EXビル
【TEL】089-993-7345