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はじめに!
ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
伊予鉄松山市駅から徒歩3分、松山市の 武田塾松山校 です!
今回は「高3の夏の共通テスト対策どこまですべき?」というテーマでお話します。
本記事では、国公立志望の受験生に向けてお送りしたいと思います。
実際、共通テストのみの科目についての相談を受けることは多いです。
そんな方に向けて、共通テスト対策をどうすればいいのかについて紹介します。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
①配点を考える
まず一番に考えるべきことは、「志望校の配点」になります。
皆さんは自分の志望校の一次試験と二次試験の配点が、どの科目がどれくらいの点数で、どれくらい重要であるか言えますでしょうか?
配点がわからないと戦略も決まりません。
もっと言ってしまえば、どこがその大学に受かるための弱点なのかは大学によって大きく違うものです。
配点の具体例
仮に、英語の配点が全部で1000点満点中、共通テスト100点、二次試験200点の計300点であるとすれば、英語を頑張る必要があります。
しかし、1000点満点中、英語が100点、日本史も100点であった場合、英語はやることがたくさんある一方、日本史は共通テストのみの場合、英語に比べ、やることは少ないため、コスパの良い日本史を頑張ろうという話になります。
このように、各大学の教科ごとの配点を知ることが志望校合格への近道となるということです。
一般論では比率が高い科目が攻めどころになります。
意外にも、「理科基礎の配点が高い!」といったこともあります。
その場合、ある程度理科基礎に力を入れて勉強をする必要が出てくることになります。
ですので、大前提ではありますが、配点を分析しておくことは非常に重要になります。
②共テのみの科目を1周する
二点目として、押さえてほしいことは「共通テストのみの科目の対策は夏休みしかできない」ということです。
事実、高校3年生の2学期からはかなり忙しくなります。
学校も普通にあり、ラストの学校行事もあり、過去問の演習、またその復習も必要になり、土日にも模試が入ってきます。
そんな中、共通テストのみの科目を一生懸命覚えようとしても無理があります。
その分、夏休みは1日自由に時間が使えます。
夏休みの間に、共通テストのみの科目をある程度仕上げておかないと、2学期からはキツイです。
8月末の時点で手つかずの科目は、共通テストで足を引っ張ってしまう可能性が高いです。
浪人生の場合、話は変わってきますが、現役合格を目指す場合、夏休み中に共通テストのみの科目を最低1周はする、全体像を把握する、重要なキーワードは暗記しておくことをおススメします。
共通テストの中で、稼ぐべき科目と稼げなくても仕方がない科目に分かれると思いますが、稼ぐべき科目で勉強が十分でないということは、自分が損をしている可能性が高いです。
確かに、2次試験の科目で忙しいのもわかりますが、朝から晩まで共通テストのみの科目をやりまくる日が夏休み期間で1日くらいあっても良いかと思います。
いずれにせよ、夏休みの間に後回しにしがちな共通テストの科目を一通り押さえてください。
事実、一冊の参考書を短期間でやり込み、1周してしまうと、知識が繋がり入ってきやすいことが多いです。
共通テストのみの科目としてよくあるような、理科基礎・漢文・社会科目はやればできる科目です。
英語や数学と比べると尚更です。
夏休みの間に1周し、全体像を把握しておけば、後々楽になることは間違いありません。
食わず嫌いをして後回しすることなく、一回手を出してほしいと思います。
③我流ではなく戦略を立てる
次は、「我流でやるな!戦略を立ててやろう!」ということになります。
共通テストの専用の参考書は山ほどあります。
『きめる!共通テスト』シリーズ、『はじめからていねいに』シリーズ、『蔭山の共通テスト』シリーズ、『短期攻略 大学入試共通テスト』シリーズ、『共通テスト 集中講義』シリーズ、『点数が面白いほどとれる本』シリーズなどたくさんあります。
このような共通テスト専用の参考書を使っていない人はかなり多いです。
共通テスト対策で『一問一答』を使っているなど、共通テストに対してオーバーワークである人は実際います。
共通テストはどちらかというと、暗記よりも理解が重要になってきます。
先程挙げたような共通テスト専用の参考書はかなりわかりやすいです。
過去のセンター試験や共通テストで良く問われた箇所にフォーカスされており、どの部分の違いを押さえておく必要があるかなどが丁寧に書かれています。
一方、教科書や学校で配布されるプリントでは、共通テストで本当に何が大切であるかがわからなくなってしまいます。
ですので、あくまでも我流の勉強はやめ、共通テスト専用の講義系の参考書で勉強するようにしてください。
共通テスト専用の参考書で勉強することで、共通テストのポイントをしっかり押さえ、夏休みの間に戦略を立ててほしいと思います。
④全体像を知ることを最優先する
最後のアドバイスとして、「この夏は共通テストの全体像を知ることを最優先にしよう」ということになります。
本格的な共通テストの問題を解きまくるのは秋以降で問題ありません。
配点的に夏の間は、2次試験の対策の方が重要という人は多いと思います。
ですので、演習や対策は2次試験中心で構いません。
共通テストに関しては全体像をとにかく知ってほしいと思います。
英語・数学の話にはなりますが、2次試験の難しい問題を先に経験した後に共通テスト対策をした方が伸びることがよくあります。
上位の大学の2次試験の問題であれば記述式なことも多く、思考力が付きやすい、負荷の高い勉強になります。
その結果、共通テストでも十分点数が取れることは起こり得ます。
共通テスト対策としては、1周しておけば十分なので、それ以外は2次試験の対策をしてほしいと思います。
共通テストがどうしても不安な場合、1科目のみ演習を進めるというパターンもありです。
特に理科・社会は似ている部分もあるので、1科目でも先に演習しておくと、コツが自然とわかってきます。
これについては自分の今の状態と相談して決めてほしいと思います。
今回のまとめ
いかがでしょうか。
今回は「高3の夏の共通テスト対策どこまですべき?」というテーマでお話ししました。
高校3年生の夏は共通テスト専用の参考書を1周し、残りは2次試験対策に移って下さい。
我流の勉強は今すぐやめ、全体像を見極めた戦略を取るようにしましょう。
秋以降に仕上げられるように夏休み中に得意科目を増やしてほしいと思います。
頑張ってください。応援しています。
最後に!
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