目次
はじめに!
ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
伊予鉄松山市駅から徒歩3分、松山市の武田塾松山校です!
今回の記事のテーマは「勉強の優先順位のつけ方」です。
大学受験は取り組むべきことが多すぎて、何から勉強すれば良いか困惑しますよね。
そこで今回は、東京大学に現役合格された舩澤先生の体験談から、どの科目を優先して学習していけば良いかを解説します!
ぜひ参考にしてください!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話ししているので、そちらも合わせてご覧ください!
東大生は科目の優先順位をどうつけた?
東京大学は5教科7科目全て必須です。
さらに、2次試験も英語・国語・数学・社会2科目の5教科が課されます。
このように取り組まなければならない科目が多い中、舩澤先生は勉強の優先順位をどうやってつけていったのでしょうか?
自分の苦手科目を把握する
舩澤先生はまず、高2の2月末〜3月までに何を完璧にして、何を苦手な状態から普通にもっていくかを考えました。
各科目のゴールを見据えてどのくらい勉強するかを把握し、そこからどのくらいの時間をかけるかを逆算しました。
一年間の計画を自分の頭の中でイメージしていたそうです。
舩澤先生の学習計画
苦手な数学
最初に、特に苦手だった数学をどうにかしようと舩澤先生は考えました。
「本当このままでは東京大学に合格できない」と思い、数学を「苦手な状態から平均までに持っていけたら良いな」という気持ちを持ったそうです。
数学は解くこと自体にも時間がかかります。
社会は覚えたらすぐに成績が伸びますが、数学は付け焼き刃では成績が伸びません。
そのため1番時間がかかる数学から勉強に着手しました。
受験生の皆さんも、自分の苦手教科を見極め、伸ばさなければいけません!
全員スタートラインは同じ!
舩澤先生は、どのくらい数学が苦手だった?
東京大学には同日模試というものがあります。
高2の段階で、入学試験日に先輩が解いている問題を解く、というものです。
舩澤先生も同日模試を受験したところ、数学が酷い出来だったそうです。
満点80点中12点くらいの点数であり、数学の試験時間の中で鉛筆が動いていたのは、最初の10〜20分くらいでした。
残り時間は手を動かすことができず、座っていただけでした。
これはこのままだと受かるどころか、スタートラインにも立てないと思い、舩澤先生は危機感を抱きました。
公立の人と中高一貫の人は授業の進度が違うので一概には言えませんが、東大同日模試は0点をとる人もいます。
現状で全く点数が取れていなくても、今から頑張れば良いということが分かりますね。
舩澤先生は同日模試の経験を経て、苦手な科目から学習を開始しました。
舩澤先生は数学をどのくらい勉強した?
勉強時間の比率を振り返ると、数学は大体4割〜5割程度の時間を費やしたそうです。
この比率だけ見ると、数学の勉強をたくさんしているように見えますよね。
しかし数学は問題がわからなすぎて手がつけにくいため、他の科目よりも時間がかかるといえます。
実際、舩澤先生も解いた問題の量としては全体の3割くらいでした。
他の教科の優先順位は?
英語はコンスタントに勉強することが大事だと考え、数学の次は英語、その次は社会という優先順位をつけました。
社会は高校から始める科目であり、学校の授業でまだ内容が終わりきっていないその中で学習する必要があります。
そのため、少し早めに勉強を始めたり、既に知っている内容で、学習できるところを勉強するといった工夫をしていたそうです。
2次試験で社会を使う人は、高校3年生の春の時点で、可能な限り勉強できるようになっておくことが理想ですね。
時間がかかる科目ランキング
まず受験生がなすべきことは、自分の得意教科と不得意教科を見極めて、勉強をする優先順位を決めることです!
苦手教科は基礎から見直す必要があるため、時間がかかります。
どの教科が時間かかる?
全教科苦手で、全部基礎から始めないといけないとなったときに、どの教科が時間かかるのでしょうか?
舩澤先生にお聞きしました!
数学の次に時間がかかるのが英語
英語が苦手な人は、今までなんとなく勉強してきたが根本的なところが理解できていない可能性が高いです。
高3になって読解問題を解くようになると、全然単語を覚えていないことに気がつくことが多いです。
単語を覚える時間なども考慮すると、英語を勉強するのは時間がかかります。
英語は暗記量が多いです。英単語を2000語くらい覚えないといけません。
そこに加え、熟語も覚える必要があります。
さらに文法問題もすごく解かないといけませんし、英文解釈で訳す練習も必要ですよね。
長文も大量に読まなければいけません。
大学によっては数学よりも英語のほうが、配点が大きい場合もあります。
その場合は英語と数学の優先順位は逆転するかもしれません。
しかし、優先順位を考えるとトップ2に数学と英語が来るのは間違いありません!
社会と国語も時間がかかる?
数学・英語の次に時間がかかるのが社会と国語です。
社会は新しいことを勉強するので、新しい知識を覚えることに時間がかかります。
国語の学習には注意することがあります。
それは、国語は勉強した分だけ伸びる科目とは言えないことです。
他の科目に比べて国語は伸びにくいです。
時間がかかるので後回しにする、というわけではなく、得点を伸ばしていく勉強が必要になります。
国語は勉強の質が問われます。苦手な人はたくさん勉強してようやく点数が伸び始めます。
そのため国語は早めに勉強しておいて損はないといえます。
共通試験対策と理科基礎
舩澤先生は学校で月に1回共通テスト模試(当時はセンター試験模試)を受けていました。
受けるたびに月に1回全ての科目を解く機会があり、そこで問題形式に慣れていったそうです。
舩澤先生が本格的に共通テストを見据えて勉強を開始したのは冬休みがはじまったときです。
理想は、遅くても11月には共通テスト対策を始めたいです。
早めの行動が重要!
鮒澤先生の場合は、普段から学校が勉強に力を入れていたので、その分共通テストの対策が遅く進んだといえます。
理科基礎に関して、舩澤先生は高1〜高2の時点で2周〜3周同じ内容を学校で習っていました。
そのこともあり、ずっと定期的に勉強し続けている感覚だったそうです。
科目の優先順位のつけ方のまとめ
科目の優先順位を迷うとは思いますが、結局どのようなことを1番に気にすれば良いのでしょうか?
目標ラインを決める。
目標ラインと今のラインにどのくらい差があるか見極めて勉強計画を立てましょう。
全教科を完璧にすることは不可能です。
逆を言えば、全てを完璧にしなくても合格は可能です。
それを理解した上で目標と自分の現状の差を踏まえて計画を立ていきましょう!
学習計画を立てるのはかなり大変な作業です。
もちろん武田塾ならば皆さんの一人一人勉強の計画を立てることができます!
近くの武田塾にお越しいただければ、それぞれの教科に取り組む機関や、必要な参考書をお伝えできます。
不安な人はぜひ武田塾松山校の無料受験相談をご利用ください!
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