はじめに
伊予鉄松山市駅から徒歩3分、松山市の武田塾松山校です!
ついに11月も終わり、12月になりましたね。寒い日が続き体調が崩れやすいこの季節、特に受験生の皆さんは体調管理に十分気を付けましょう!!
そして、冠模試の実施が多い12月はこれまでの勉強の成果や第一志望合格に向けて今後どのように頑張っていけばよいのか具体的な指針が見えてくると思います。
きちんと復習と結果の分析を行いましょう。
さて、現在受験生の皆さんの多くは英単語帳として
『システム英単語(以下シス単)』や『英単語ターゲット1900(以下ターゲット)』
を使用していると思いますが、基礎が固まってきたこの時期、そろそろ新しいものが欲しくなる頃ではないでしょうか?
しかしうろ覚え程度で、単語を十分に使いこなせるレベルに達していないうちに二冊目に突入すれば、これまで頑張って単語を覚えた時間が無駄になってしまいます!
そこで今回は二冊目の英単語帳を買うべきか悩んでいる方、できるだけ一冊の単語帳を極めて受験に臨みたい方必見!
「シス単orターゲットだけで合格できる大学」をご紹介したいと思います!!
また、今回の内容は武田塾公式YouTubeチャンネルでも詳しく解説されていますので、ぜひ下記の動画と併せてご覧ください。
シス単orターゲットだけで合格できる大学 ~私立編~
結論!MARCHレベルまで戦えます!!
MARCHレベルの大学で出題される英文には、当然シス単やターゲットでは出てこなかった、知らない単語も含まれます。
しかし類推して読み進めることができればある程度の点数は獲得できます!
MARCHレベルや関関同立レベルの大学を目指す受験者で『鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁』や『話題別英単語 リンガメタリカ』をやるべきか悩む方が多いですが、MARCHレベルや関関同立レベルには不要です。
まずはお持ちのシス単やターゲットのような英単語帳を極め、その英単語力を確実なものにしましょう!
新しい英単語帳に手を広げず、一冊を極めることも実力を伸ばすのに大変有効な勉強です。
頑張れば早慶も…
実は慶応義塾大学 商学部・法学部、早稲田大学 商学部等はシス単でも戦える英文内容と言われています。
つまり二冊目の英単語帳が無ければ受からないというわけではないということです。
しかし早慶レベルを受験する受験生は英単語帳を二~三冊やっている人が多いです。
当然、二冊目の英単語帳をやっている人とやっていない人の間では知っている単語量が違うため、二冊目を使用することは外せないでしょう。
精読力や文章展開への意識でカバーしようとしても差をつけられてしまいます。
また、英文中のわからない単語が問題に直結しなくとも長文の読解スピードに大きな差が出てしまいます。
ぜひ過去問を解き第一優先は何かよく分析した後、必要でしたらぜひ二冊目に取り組んでください!
私立編 まとめ
私立大学の場合、学部によって問題の難易度が異なるので、まずは一度シス単やターゲットのみの知識で志望している学部の過去問に挑戦しましょう。
二~三冊目の英単語帳に取り組むか、一冊目の英単語帳を極めるか、不足分を分析して優先順位を決めましょう。
さらに1月の共通テスト後、あっという間に私立大学の入試を迎えることになります。
一分一秒も無駄にしないよう今からしっかりと分析を行い、自分の現状にあった学習を実行しましょう!!
シス単orターゲットだけで合格できる大学~国公立編~
結論!大阪大学まで戦えます!!
大阪大学は早慶レベルの英語長文に比べ難易度は低いため、英単語帳一冊でも対応可能です。
特にシス単は元の単語を覚えることはもちろん、派生語も覚えられるようになっています。
元の単語を完璧に覚えられたならば派生語はスラスラ頭に入り、覚えやすいです。
たとえ英単語帳を一冊しか使用していなかったとしてもその一冊を極めることで合格できる大学は増加します。
逆に二冊目が必要な国公立大学は…?
国公立大学で二冊目の英単語帳が必要となるのは東京大学、京都大学、一橋大学です。
一般的に英単語帳一冊で上記の三校に臨むのは大変リスクがあるため、武田塾では二冊目の使用を必ずおすすめしています。
国公立編 まとめ
国公立大学の英語も私立大学と同様、まずは今の実力で過去問を解き、一冊目を極めるか二冊目に突入するか判断しましょう。
二冊目を辞書のように使用することも良い勉強となりますので、ぜひ自己分析を行ってみてください!
今回の総まとめ!
『システム英単語』、『英単語ターゲット1900』一冊で合格できる大学は私立大学ではMARCHレベルまで、国公立大学では大阪大学まで!
一冊を極めることで早慶の一部学部レベル、難関国公立まで狙える!!
自分に合った勉強法を探すのに難航したら一度過去問を解いて現状の実力を分析!(過去の合格経緯は鵜呑みにしない)
最後に
私立大学や国公立大学の入試まで受験生に残された時間はわずかです。
受験まで残された時間のない中、優先すべきなのは英単語帳の二冊目を加えることか、過去問のやりこみか、文法強化か…
まずは過去問を解いて自分の実力を分析しましょう。
中には武田塾講師の高田先生のように、英単語最難関と言われている京都大学を英単語帳一冊で合格した方がいます。
しかしこれは大変稀なケースで、武田塾では高い類推力と解釈力、推理力が語彙力をカバーし、合格に導いたと考えています。
このように受験について調べると多くの経験談を目にすると思います。
「この人はこの勉強法で合格しているから自分も大丈夫」「この人に比べて自分はちゃんとやれているのか」など他人の合格経緯と自分を比較していませんか?
過去の受験生の話を鵜呑みにして楽観することや不安になることはどちらも良い結果をもたらしません。
過去の受験生や講師の難関大の合格経緯はあくまでサンプルの一つとして、参考程度にしましょう。
大体の生徒は過去問を解いて現状を知り、分析をするという段取りを踏むことでどんな勉強をしたらよいのか結論を出しています。
実際に過去問を解いてみたらシス単やターゲットの知識だけで解けたという事例が多数あります。
ぜひどんな勉強をしたらよいか悩んでいる方は過去問を解いて分析してみてください。
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