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今年はどうなる!?2024年度入試【中・後期日程】で高倍率だった国公立大学・学部

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大学入試の倍率における傾向の1つに、

前年度入試の倍率が高いほど

次年度では落ち着き

逆に、

前年度入試の倍率が低いほど

次年度では上昇する

というものがあります。

 

つまり、

昨年度入試で高倍率だった大学・学部ほど

今年度では比較的志願の集中を避けられる

ねらい目なのでは!?

という予想の元、

前回はこちらのブログで

2024年度入試で高倍率だった国公立大学・学部

前期日程】編を紹介しました。

 

 

今回は、

その【中・後期日程】編

をお届けします!

 

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まずはポイントを押さえておきましょう!

昨年度の倍率を見ていく前に、

確認しておきたいことが2点あります。

ポイント

1.実質倍率ではなく、志願倍率

志願倍率と実質倍率は

混同してしまいがちなので、

ここで改めて

ぞれぞれの計算式を見てみましょう。

 

志願倍率志願者数÷募集人員

実質倍率受験者数÷合格者数

 

今回のランキングは志願倍率であり、

実質倍率(実際の競争率)ではないので

あくまで共テ後の、

願書が提出された時点の、倍率です。

 

中・後期日程】は

1~2月の私立入試や

国公立の前期を受験して

不合格だった(または不安が残る)

受験生たちが挑むケースがほとんどなので、

前期の志願倍率の時よりも

実際の競争率とは異なることが多いです。

 

2.そもそも【前期日程】よりも高くなりがち

受験生の皆さん、

特に既卒生の皆さんにとっては

言わずもがな…ではありますが、

【中・後期日程】というのは基本的に

前期日程よりも募集人数がはるかに少ない

です。

 

元の計算式から考えてみると、

割る数である募集人数が少なければ少ないほど

志願倍率は高くなりますよね。

 

倍率だけ見ると

驚くような数字もありますが、

そもそも【中・後期日程】は

【前期日程】よりも志願倍率が高くなりがち

なので、あまり数字にとらわれすぎても

よくありません…。

 

以上のことから、

中・後期日程の倍率】は

前回の、国公立志願者が一斉に

勝負をかける【前期日程の倍率】とは

少し見方が変わることを前提に、

ランキングを見ていきましょう!

 

2024(昨)年度入試【中・後期日程】で高倍率だった学部

  大学・学部 日程 2024年志願者 志願倍率 前年倍率
1 下関市立大-データサイエンス 424 42.4 新設
2 広島大-薬 118 39.3 新規
3 鹿児島大-歯 193 38.6 27.8
4 旭川医科大-医(医) 297 37.1 66.8
5 愛媛県立医療技術大-保健科学 184 36.8 33.2
6 静岡県立大-看護 182 36.4 29.2
7 滋賀大-経済〈夜〉 109 36.3 新規
8 秋田大-医(保健) 346 34.6 11.2
9 愛知県立大-看護 166 33.2 25.8
10 三重大-医(看護) 161 32.2 16.8
11 三重県立看護大-看護 309 30.9 19.2
12 大阪公立大-医(リハビリ) 122 30.5 25.0
13 前橋工科大-工 727 30.3 21.1
14 長崎県立大-看護栄養 359 29.9 26.7
15 新見公立大-健康科学 235 29.4 40.5
16 周南公立大-人間健康科学 290 29.0 改組
17 筑波大-芸術専門学群 144 28.8 11.8
18 高知県立大-看護 142 28.4 37.4
19 お茶の水女子大-文教育 407 27.1 15.8
20 岩手県立大-ソフトウェア情報 386 25.7 14.1

赤の数字は前年よりも倍率が上がった場合、

青の数字は前年よりも倍率が下がった場合です。

 

今年度はどうなる?予想してみました!

下関市立大学 データサイエンス学部

下関市立大学

https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/school/2265/index.html

 

昨年度トップだった

下関市立大学のデータサイエンス学部は、

2024年度に新設の学部かつ

近年注目の

データサイエンス学部だったこともあり、

人気が集中したのでしょう。

 

また、中期日程自体が

公立大特有の入試形態なので、

併願として受験するケースも多いです。

 

昨年ほどではなくとも、

今年も変わらず人気の学部であることが

予想されますので、

あまり安心はできないでしょう。

 

鹿児島大学 歯学部

鹿児島大学

 

県内唯一の歯学部であり、

国公立大学の歯学部の中では

比較的偏差値が低めであることから

もともと人気が集中しやすい大学・学部

ではありますが、

昨年度の倍率は前年に比べて

約10倍も上がったため、

今年度はやや落ち着くのではないでしょうか?

 

旭川医科大学 医学部

旭川医科大学

https://www.asahikawa-med.ac.jp

 

前年と比べて急激に(約1/2も…)

倍率が下がっていますし、

他大学の医学部に比べて

共テのボーダーがラインが低いので

今年度はまた倍率が上がることも

予想されますので

要注意です!

 

秋田大学 医学部(保健)

三重大学 医学部(看護)

筑波大学 芸術専門学群

これらの学部の倍率は

前年から約16~23倍も上がったため、

受験生たちは相当な焦りを

感じたことでしょう。

 

どの学部も専門性が高く

人気のある分野ではありますが、

昨年度の倍率の上昇率が

かなり高かったこともあるので、

今年度はすくなくとも例年並みに

戻るのではないでしょうか?

 

新見公立大学 健康科学部

新見公立大学

https://www.niimi-u.ac.jp/

 

こちらの学部の

ここ数年の志願倍率の変化を見ると、

前年の倍率が上がれば翌年は下がり

その翌年はまた上がる…

を繰り返しています。

 

しかも、その振り幅は

大きめの傾向にあります。

 

昨年度の志願倍率は

前年よりも下がっているので、

この法則からすると

今年度はまた上がることが予想されます。

 

岩手県立大学 ソフトウェア情報学部

岩手県立大学

https://telemail.jp/shingaku/detail/detail.php?name=iwate-pu

 

こちらの学部は、

2023年度に後期日程の募集を停止し、

中期日程へと移行されました。

 

よって今年度は

中期日程の募集が始まってから

3年目であるため、

傾向はまだ掴みづらいのですが

1年目よりも2年目に

約10倍も上がったこともあり

今年度はまた

1年目の値に近づくのではないか

と予想されます。

 

その他の大学・学部

その他の学部に関しては、

程度は様々ですが

前年の倍率からして

昨年度は人気が集中して

倍率が上がっているので、

昨年度よりはねらい目となる

可能性が高いです。

 

最後に

いかがでしたか?

 

皆さんの気になる大学や学部、

志望校はありましたでしょうか?

 

是非、今年度入試の参考に

していただければ幸いです!

 

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