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武田塾松本校です!
今回は、今年度入試の参考までに…
昨年(2023)度の入試において
志願者が前年(2022)から
急激に増加・減少した国公立大学
と予想されるその要因を
紹介していきます。
志願者が急増した大学・学部【前期】
見方は、こちらです。
【募集人員】23年度入試の募集人数
【志願者数】22年度→23年度
【実質倍率】22年度→23年度
それでは見ていきましょう!
鹿児島大学 共同獣医学部
【募集人員】20人
【志願者数】80人→230人
【実質倍率】3.2→9.3
【予想される要因】
配点のパターンによって
方式や募集人員を分けたことによる影響。
横浜国立大学 経済学部
【募集人員】145人
【志願者数】335人→910人
【実質倍率】1.6→4.8
【予想される要因】
募集人員が140→145人に増加したことと、
2年連続で志願者が減少していた反動。
福島大学 行政政策学類
【募集人員】108人
【志願者数】158人→416人
【実質倍率】1.4→3.4
【予想される要因】
前年の志願者が50%も減少した反動。
長崎県立大学 国際社会学部
【募集人員】30人
【志願者数】47人→107人
【実質倍率】1.3→2.6
【予想される要因】
前年の志願者が16%減少した反動。
富山県立大学 看護学部
【募集人員】62人
【志願者数】124人→266人
【実質倍率】1.6→3.5
【予想される要因】
前年の志願者が33%減少した反動。
志願者が急増した大学・学部【後期】
大阪公立大学 商学部
【募集人員】18人
【志願者数】70人→224人
【実質倍率】3.9→11.8
【予想される要因】
前年の志願者が50%も減少した反動。
宮崎大学 医学部医学科
【募集人員】15人
【志願者数】282人→868人
【実質倍率】11.3→57.9※2段階選抜あり
【予想される要因】
前年の志願者が29%減少した反動。
富山大学 教育学部
【募集人員】10人
【志願者数】105人→247人
【実質倍率】3.0→6.1
【予想される要因】
前年の学部改組と募集人員の減少(45人→10人)
により志願者が68%も減少した反動。
広島大学 生物生産学部
【募集人員】10人
【志願者数】81人→178人
【実質倍率】1.3→4.5
【予想される要因】
近隣の岡山大学農学部が
後期の募集を停止したことによる影響。
志願者が急減した大学・学部【前期】
徳島大学 総合科学部
【募集人員】85人
【志願者数】485人→128人
【実質倍率】4.2→1.0
【予想される要因】
前年の志願者が213%も増加した反動。
島根県立大学 人間文化学部
【募集人員】73人
【志願者数】352人→105人
【実質倍率】3.5→1.2
【予想される要因】
前年の志願者が80%も増加した反動。
鳥取大学 医学部保健学科
【募集人員】67人
【志願者数】266人→117人
【実質倍率】3.0→1.2
【予想される要因】
前年の志願者が48%増加した反動。
秋田県立大学 システム科学技術学部
【募集人員】124人
【志願者数】533人→237人
【実質倍率】2.5→1.2
【予想される要因】
前年の志願者が25%増加した反動。
島根大学 生物資源科学部
【募集人員】106人
【志願者数】248人→114人
【実質倍率】2.1→1.0
【予想される要因】
近隣の鳥取大学農学部が19%増加し、
岡山大学農学部が26%増加していることから、
そちらへ流れ込んだ可能性も…。
志願者が急減した大学・学部【中・後期】
島根県立大学 国際関係学部
【募集人員】10人
【志願者数】307人→108人
【実質倍率】5.8→1.0
【予想される要因】
前年の志願者が167%も増加した反動。
鳥取大学 地域学部
【募集人員】36人
【志願者数】765人→280人
【実質倍率】6.0→1.8
【予想される要因】
前年の志願者が113%も増加した反動。
福井大学 教育学部
【募集人員】13人
【志願者数】253人→104人
【実質倍率】7.6→2.5
【予想される要因】
前年の志願者が74%増加した反動。
広島市立大学 国際学部
【募集人員】15人
【志願者数】277人→116人
【実質倍率】4.9→1.3
【予想される要因】
前年の志願者が87%増加した反動。
福知山公立大学 地域経営学部
【募集人員】10人
【志願者数】339人→153人
【実質倍率】4.2→3.4
【予想される要因】
前年の志願者が273%も増加した反動。
最後に
ほとんどの大学で、
前年度入試の志願者増減による影響が
大きいようでしたが、
併せて注意していただきたいことが
一つあります。
それは、
志願者や実質倍率というのは
その年の入試形式の変更や
その他の大学と兼ね合いによっても
大きく変わるものなので、
一概に前年の倍率が影響しているとは言えない
ということです。
つまり、
昨年度の倍率が増加したからと言って
安易に今年度入試の倍率が下がる
とは限りませんし、
逆に
昨年度の倍率が減少したからと言って
絶対に今年度入試の倍率が上がる
とも限りません!
あくまで参考程度にとどめ、
対策や志望校への思いは
変わらずにいきましょう。
次回は、
『昨年(2023)度入試で志願者が急増・急減した私立大』
を紹介していきますので、
私立大志願者や併願を考えている皆さん
必見です!
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