みなさん、こんにちは！
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大学受験の個別指導塾
「日本初！授業をしない塾」
武田塾松本校です！
今年度共テの出願が始まり、
いよいよ受験が近づいてきたように
感じる今日この頃です。
これからの時期は
過去問を解き始める人が増えるかと思いますが、
皆さんはどの過去問を解く予定でしょうか？
赤本？青本？黒本？
もしくは、黄色本…？
そもそも、
これらの過去問に
それぞれどんな特徴があるか、
知っていますか？
ということで今回は、
『大学入試の過去問』について
「どんな違いがあるの？」
「どう使い分ければ良いの？」
という疑問にお答えする記事をお届けします！
赤本・青本・黒本・黄色本とは？
赤本（教学社）
『大学入試シリーズ』
『共通テスト過去問研究シリーズ』
『難関校過去問シリーズ』など
教学社から発行されている、
いわゆる昔から有名な「過去問」です。
赤本の最大の特長は、何と言っても
取り扱っている大学と収録年数の多さです。
一般的な筆記試験なら
どんな大学でも出ている
と言っても過言ではありませんし、
収録年数も多いので
過去問演習の量をこなせます！
また、後期試験験の問題集が出ているのも
他にはない長所です。
一方で、他の過去問に比べると
解説部分が簡潔で必要最低限なのが弱点です。
さらに、
同じ大学でも学部や形式、年度や科目によって
解答・解説の詳しさにムラがあることも…。
青本（駿台）
『大学入学共通テスト実戦問題集』
『大学入試完全対策シリーズ』
駿台から発行されている青本は
優秀な講師陣の総力を挙げて作られており、
解答・解説も丁寧です。
一方で弱点としては、
取り扱っている大学が少ないことと
収録年数が少ない（4～5年分）こと
が挙げられます。
出版されているのは、
北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、
京都大学、大阪大学、九州大学、
一橋大学、東京工業大学、神戸大学、
そして早稲田大学と慶應義塾大学
のみとなっています。
しかし、先程も述べた通り
解答・解説は優秀な講師陣の力によって
丁寧に作成されているので、
青本が出版されている大学は
青本を選んでおけば間違いない
とも言えるでしょう。
黒本（河合塾）
『共通テスト総合問題集』
『大学入学共通テスト過去問レビュー』
黒本は河合塾から発行されている
共テの過去問集で、
2次試験対策の過去問は出版されていません。
青本同様に、大手予備校の
優秀な講師陣の総力を挙げて作られているため、
解答・解説が丁寧です。
特に、
理科と社会の解答・解説では
重要な語句が赤字で書かれているので、
問題ごとの重要なポイントが
分かりやすいです。
黄色本（KADOKAWA）
『角川パーフェクト過去問シリーズ』
『大学入学共通テスト「面白いほど」シリーズ』
黄色本は、2018年から発行が始まった
大学受験の過去問集です。
他の過去問に比べて歴史は浅いですが、
あの講義を実況する大ヒット参考書
「面白いほどわかる」シリーズで有名な
KADOKAWAから出ているので
内容もとても充実しており、
人気があります。
ただ、弱点としては青本と同様に、
取り扱っている大学が少なく、
早稲田大学、慶應義塾大学、立命館大学、
同志社大学、法政大学、明治大学と
関東地方・近畿地方の難関私立大学
に限られています。
また、収録年数も少なめです。
しかし、執筆は
大手予備校の優秀な講師陣であるため、
解答・解説は充実していて
各大学、各科目ともに
しっかりと分析・説明されています。
その他、こんな過去問もあります！
緑本（Z会）
『共通テスト実戦模試』
Z会のオリジナル模試５～6回分と
共テ本試と追試の過去問が１年分
載っています。
解答・解説も丁寧で、
共テ対策の問題集として
とても人気があります。
ただし、
過去の『Z会共通テスト実践模試』と
一部被っている問題もあるので、
昨年版を購入した方は注意が必要です。
また、以前は緑本シリーズにも
大学別の模試の過去問が出ていたのですが、
現在では発行されていないので、
個別・２次試験対策は
他の過去問を利用しましょう！
紫本（河合塾）
『河合塾入試攻略問題集』
河合塾で開催された
大学別の模試の過去問で、
東京大学、京都大学、名古屋大学
広島大学、九州大学
のものが発行されています。
問題はどれも良問で、
難易度は実際の入試問題よりも
若干高めに設定されています。
これらの大学を志望校に考えている人は、
是非取り組んでおきましょう！
白本（代ゼミ）
『共通テスト実戦問題集』
代ゼミで開催された模試の過去問や、
予備校のテキストやテストから
作成されています。
大学別の模試の過去問は、
現段階では
東京大学と早稲田大学のみです。
結局どの過去問が良いの！？
共テ対策には…黒本と赤本！
青本に比べて多くの年度の過去問を収録している
黒本と赤本がおすすめです。
特に、黒本は
共テ対策に特化していたり
解説が丁寧だったりすることから、
苦手科目は黒本で取り組むと良いでしょう。
また、余裕がある場合は是非、
緑本も解いてみましょう！
2次対策・一般試験対策には…青本や黄色本！
前半で述べたように、
取り扱いの大学や入試方式が幅広い赤本に対して、
青本・黄色本は解答・解説の丁寧さが特徴的です。
そのため、
2次試験や一般試験対策としては、
志望校のものが出ているなら、青本や黄色本
→出ていなければ、赤本
を選ぶことをおすすめします。
さらに、余裕がある場合は是非、
紫本も解いてみましょう！
最後に
いかがでしたか？
各本の特徴は
お分かりいただけましたでしょうか？
全てを網羅することは厳しいので、
それぞれの良さを理解し
比較検討したうえで
有効活用していきましょう！
ちなみにですが…
毎年12～１月頃になると
共テ対策の問題集は
売り切れてしまうこともあるので、
早めに（遅くとも11月中には）
手に入れておくことを
おすすめします！
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