みなさん、こんにちは!
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大学受験の個別指導塾
「日本初!授業をしない塾」
武田塾松本校です!
皆さんもご存知の通り、
2022年からスタートした
新学習指導要領の内容に対応して
2025年度から大学入試が大きく変わります!
現在受験生の皆さんにとっては、この変更、
「正直、気が気でない」
心境かと思いますが…。
今回は改めて、その変更内容と注意点、
既卒生への対応も確認していきますので、
まだ詳しく調べてなかった方々、必見です!
「情報」教科が新たに追加
学習指導要領の変更に伴い、
「情報」が新教科として導入されます!
試験時間は60分で、
出題科目は「情報I」です。
これからのIT社会には
必要不可欠な教科・科目と言えるでしょう。
また、これによって
これまで6教科30科目だった
共通テストの出題教科・科目は、
7教科21科目となります。
「簿記・会計」と「情報関係基礎」は廃止
数学と同じ時間帯で実施していた
「簿記・会計」と「情報関係基礎」は、
廃止となります。
この要因の1つとして
受験者数の減少が考えられますが、
共通テストに「簿記・会計」があることを
強みとしていた商業高校出身者としては、
痛手かもしれません…。
大きな変更がある教科~変更点と注意点~
「国語」は試験時間が10分増加!
これまでは80分だった試験時間が、
90分に増えます。
2022年11月に、大学入試センターより発表された
試作問題によると、
近代以降の文章の問題は、
資料から読み取ったことをもとにレポートを書くなど、
「言語活動」の過程をより重視し、
多様な資質・能力を問う大問が1問追加され、
全3問(配点は合計110点)になります。
「社会」は科目再編!
現在の地歴公民は以下の6科目に再編され、
最大2科目を選択できます。
・「地理総合、地理探求」
・「歴史総合、日本史探求」
・「歴史総合、世界史探求」
・「地理総合、歴史総合、公共(いずれか2科目を選択)」
・「公共、倫理」
・「公共、政治経済」
必須科目は
「歴史総合」「地理総合」「公共」の3種類で、
これらに選択科目として
「日本史探究」「世界史探究」「地理探求」
「倫理」「政治経済」
の5つを組み合わせることになります。
選択科目の内容は
現在の「地理B」「日本史B」「世界史B」とは
異なるおそれがあるため、要注意です!
歴史総合
お気づきの通り、
これまでは日本史と世界史が分かれていましたが、
新課程では「歴史総合」とまとめられています。
その理由としては、
国際化が進む近年において
「世界史」を学ぶ必要性がより高まっていること、
そして自国の歴史である
「日本史」を全ての受験生に学ばせる必要性
が挙げられます。
よって、これらを融合させ、
日本史の知識も世界史の知識も必要となるのが
「歴史総合」なのです。
公共
これまでの現代社会はなくなり、
新たに「公共」という科目になります。
この「公共」の導入には、
2016年以降から始まった
選挙権付与年齢18歳への引き下げ
が関係していると考えられます。
国民主権国家である日本国民が、
主権者として社会に参加するために
必要な知識を学ぶだけではなく、
様々な社会的課題に対して
適切に判断し、解決する力
を身につけることを目的として
導入されました。
「数学」には数学Cが登場!
数学①は「数学I、数学A」「数学I」
※いづれかを選択。
数学②は「数学II、数学B、数学C」
※「数学B」の数列、統計的な推測および
「数学C」のベクトル、平面上の曲線と複素数平面
のうち計3項目を選択。
になります。
試験時間は、数学①②ともに70分です。
これまで「数学C」を選択することなく
受験できた文系の受験生たちにとっては、
特に大きな変更ですね。
大きな変更点がない教科~変更点~
「理科」
これまでの理科①と理科②がまとめられ、
一つの時間帯の中で最大2科目を受験する
形式になります。
また、基礎系科目4つ
「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「理学基礎」
は1つにまとまり、いずれか2分野を選択になります。
しかし、受験生の科目選択は
これまでと変わらず最大2科目なので
そこまで大きな変更はありません。
「英語」
「コミュニケーション英語I・同II・英語表現I」が
「英語コミュニケーションI、同II、論理・表現I」
に変わるだけで、その他特に変更はないようです。
既卒生への対応は?
今回の変更に伴い、既卒生に対しては
以下の経過措置があるようです。
「情報」
「旧情報(仮)」として別科目が設置され、
旧課程「社会と情報」「情報の科学」の
共通部分に対応した必答問題と、
それぞれに対応した選択問題
が出題されます。
「地歴公民」、「数学」について
これまでの共通テストの出題教科・科目が
経過措置科目として出題されます。
ただし、
数学②の試験時間は(現行より10分長い)
70分です。
経過措置科目と新課程科目どちらも選択可能
既卒生に関しては、
経過措置科目と新課程科目の
どちらも選択できますし、
両方の出題科目を混ぜて受験することも
可能です。
ただし注意点としては、
「地理歴史、公民」で2科目を受験する際に、
新旧の科目を組み合わせて選択することは
できないということです。
最後に
いかがでしたか?
これだけ大きな変更があると、
受験生の皆さんにとっては
不安な部分が大きいと思います…。
しかし、ネット上だけでなく、
学校や塾、予備校などから
しっかりと情報収集をして
適切な対策をしていけば、
何も怖いものはありません!
分からないことや不安なことが出てきたら、
すぐに質問・相談して
来たる日に備えていきましょう!
参考:
https://www.yotsuyagakuin.com/b_geneki/2025-kyotsu/
https://www.keinet.ne.jp/exam/2025/point/
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