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【国公立2次・難関私立大試験対策】記述力アップのポイント~国語編~

みなさん、こんにちは!

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武田塾松本です!

 

国公立大の2次試験や、難関私立大で課される

記述式問題を解く上で欠かせない「記述力」。

 

この「記述力=答案をまとめる技術」の差は

そのまま得点となって表れるため、

正しく確実に身につけておきたいところです!

 

ということで今回は、

国公立大学の二次・難関私立大の筆記試験対策として、

記述力アップのポイント~国語(現代文)編~

をお伝えしていきます!

 

記述力国語アイキャッチ

 

 

と、その前に…!!

 

「そもそも、記述問題は苦手…」

という方向けに、

どの教科にも共通する

記述の基本からご紹介します!

 

記述の基本3ステップ

記述問題が苦手な方は、

「文章をうまく組み立てられない…」

「文章構成を考えるのが難しい…」

というケースが多いです。

 

そのため、まずは、

記述の際に基本となる事項を

3ステップで覚えましょう。

 

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ステップ1:書くべき要素をそろえる

答案を書き始める際に注意してほしいのは、

いきなり解答を書き始め(見切り発車し)ない!

ということです。

 

見切り発車をしてしまうと、

最終的に何が言いたいのか分からなくなったり、

文章全体がまとまらなくなったりする

恐れがあるからです…。

 

そのため、まずは

盛り込むべき内容を決める

ことをおすすめします。

 

ステップ2:各要素を単文にする

次に、ステップ1でそろえたそれぞれの要素を

「主語+述語」をベースとした

シンプルな文にします。

 

ステップ3:単文をつないで答案完成!

最後に、ステップ2で考えた単文を

論理に注意しながら

読点や接続語でつないで文を組み立てて、

完成です!

 

答案作成の基本5つ

記述の基本を抑えたら、

次は、実際の答案作成における基本です。

 

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主語は1つ、述語は2つまで!

主語が途中で変わるような文を書こうとすると

主述の不一致といったミスをしやすいので、

なるべく主語は一貫させること

をおすすめします。

 

述語も、2つまでと決めておくと、

主述の不一致というミスがなくなりますよ!

 

修飾語の位置に注意!

修飾語はなるべく被修飾語の近くに置きましょう。

 

修飾語が被修飾語と離れすぎてしまうと、

係り受けが分かりづらくなってしまいます。

 

そうすると、

他の解釈の可能性が生じてしまうことにより、

減点の対象となり得ます。

 

③論理構造に注意!

「AではなくB」や「AだけでなくBも」といった

論理構造に注意しましょう。

 

前者は「否定(~でない)」であり、

後者は「連言(かつ)」であるため、

意味がまったく異なります。

 

具体例や比喩表現は解答に入れない!

具体例というのは、

まとめの表現と離れると意味がなく

また、

比喩表現も

本文の文脈を離れると意味がありません

 

そのような表現を記述解答に入れると

意味がわからなくなってしまうので、

注意しましょう。

 

文末表現に注意してまとめる!

「どういうことか」という問いに対しては

「~ということ。」

 

「なぜか」という問いに対しては

「~から。」

 

と、解答をまとめましょう。

 

こうした文末表現が間違っていると、

減点されてしまいます。

 

記述力アップのポイント~国語(現代文)編~

 

ポイント

 

さて、ここからいよいよ本題です!

 

上記の基本をおさえたら、具体的に、

記述力アップのポイントを学んでいきましょう。

 

「内容説明問題」は「2つの事柄の違い」に注意!

「どういうことか」を説明する問題では、

2つの事柄(AとB)の違いを説明する問題が

頻出です!

 

この、違いを説明するための基本となる型は、

2つあります。

 

1つ目は

「Aは〇であるのに対し、Bは□である」

2つ目は

「Aは〇のみであるのに対し、Bは〇かつ□である」

です。

 

また、

この2つ目の型で説明するべき違いを

1つ目の型で説明してしまうと、

一見正しい解答のように見えても

満点にはならないでしょう。

 

しかし大学入試では、

「Aは〇のみであるのに対し、Bは〇かつ□である」

の方が頻出であることも覚えておきましょう。

 

「理由説明問題」は「論理の飛躍を埋める」!

「なぜか」を説明する問題は、

順を追わず飛び離れている主張について

論理的に結論を導き出す問題が多いです。

 

これを、

事実的な因果関係を説明する問題と勘違い

してしまうと、

点が取れなくなってしまいます…。

 

傍線部の文には、

「前提→結論」と飛躍している部分があるので、

結論を導けるように前提を補足する解答

を書きましょう。

 

「心情説明問題」は「因果関係」に注意!

小説や随筆で出題される「心情」を説明する問題は、

その心情が発生する

原因まで含めて説明する必要があります。

 

その際、

原因は1つとは限らず、

いくつか存在する場合もあるので、

視野を広げて考えることも

忘れないようにしましょう。

 

「全体把握問題」は「部分把握問題から」考えよう!

「全体の論旨を踏まえて説明せよ」という問題は、

本文を一から読み直さなければならない問題

ではなく、

あくまで傍線部の説明をするという問題です。

 

「全体の論旨を踏まえて」とは、つまり、

傍線部の説明をしている箇所が

本文全体に分散しているということです。

 

また、このような問題は

最後に出題される傾向がありますが、

解答の根拠はすでに

他の設問でとらえている場合も多いです。

 

まずは傍線部の説明を近くから探し、

次に他の設問でとらえた箇所に目をやる

という順で探すと、

解答の根拠をとらえることができるでしょう。

 

最後に

いかがでしたか?

 

国語の記述式問題では、

正しい文法の理解や利用、論理的な文章構成が

重要なカギを握っています!

 

日頃から、これらに注意して文章を読んだり、

問題を解いたりしていきましょう!

 

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