皆さんこんにちは！武田塾松井山手校です。
今回は、京都府立の山城圏内に位置する高校はどのようなものがあるのか、紹介していきます。
山城圏内には多くの公立高校がありますが、進学校をいくつか紹介していきます。
南陽高校
山城圏内の公立高校の中でも進学校と言われている南陽高校には、普通科とサイエンスリサーチ科の2つの学科があります。
偏差値は、普通科で６４，サイエンスリサーチ科で６８と、やや難易度が高い高校です。
南陽高校では「4つの奨励」として、部活動やボランティア活動、国際交流、様々なコンテストや大会への出場に力を入れています。卒業後は近畿圏を中心とした難関国公立大学や有名私立大学の4年制大学へ進学する生徒が多いです。
サイエンスリサーチ科とは
さて、南陽高校には２つの学科があると言いましたが、サイエンスリサーチ科とはいったいどんな学科なのでしょうか？
サイエンスリサーチ科では、特に科学的なものの見方や考え方の基本原理を身につけることに重点を置き、「サイエンスⅠ」「サイエンスⅡ」「サイエンス研究」などの調査・研究に特化した科目や大学・研究所と連携した講義や実習を行っています。
例えば、高校一年生時に、ジャンルを問わず自分の興味のある研究内容を決め、少人数グループになってそれを３年かけて行うという活動があります。
城南菱創高校
南陽に次いで山城圏内の進学校と言われているのが、城南菱創高校です。城南菱創高校には、普通科と教養科学学科の２つの学科があります。
偏差値は、普通科で５８～６０、教養科学学科で６５です。
城南菱創高校では、以下の３つの点を目標に掲げた教育方針を行っています。
豊かな国際感覚を養い、グローバル社会に通用する実践的コミュニケーション能力を育成します。
課題研究や最先端科学技術の体験学習、大学・研究機関等との連携により、新しい時代を拓く創造性を育成します。
③未来文化の創造（Ｃulture）
地域にゆかりのある文化の研究・調査や古典研究等により、歴史的視野を広げ、優れた言語能力・美意識を涵養し、未来文化を創造する力を育成します。
教養科学学科とは
教養科学科では、単位制のメリットと小集団（募集定員８０人）のメリットを最大限に生かし、生徒一人ひとりの学力向上に重点を置き、厳しさの中にもきめ細かく丁寧な指導を行い、中身の濃いハイレベルな授業を展開します。
また、普通科で学ぶ教科・科目をより深く学び、専門科目や課題研究等を通して、幅広い教養、学問・研究への関心や主体的な探究能力など、大学や大学院で役立つ素質・能力の育成を図ります。
西城陽高校
最後に紹介するのは、西城陽高校です。
西城陽高校にはGS, CS, SSコースの３つのコースに分かれていて、
ＧＳ・ＣＳコースは合格発表後に、診断テストと希望等により総合的に判断し決定します。
ＣＳコースは１年生時から発展クラスを編成します。（診断テストと希望等により総合的に判断し編成します)。
SSコースは、スポーツ総合専攻のために設置されたコースです。
このように、コース別の学びで個々人の学力を大きく伸ばす教育方針になっています。
偏差値は、GS・CSコースで５３～５５、SSコースで４７です。
GSコースとは
発展的な学習で、幅広い教養を身につけ、国公立大学・難関私立大学の文系及び理系への進学を目指します。 英語プレゼンテーション等の取り組みで、グローバルな素養を身につけるとともに、語学力の向上を図ります。
このように、ハイレベルな学習と国際感覚を身に着けることに重点を置いているのが、このコースの特徴です。
CSコースとは
進学に必要な単位数と部活動の時間を確保し、学習と部活動の両立を図ります。限られた時間を有効に使う工夫と集中力によって、高いレベルで「文」と「武」を両立し、国公立大学・私立大学の文系及び理系への進学を目指します。
さて、今回は京都府立山城圏内の高校をいくつか紹介しました。
この記事が、これから受験を考えている皆さんの役に立てたら嬉しいです。
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