はじめに
みなさんこんにちは、武田塾松井山手校です!
「数学ってどうやってやればいいのか分からない」
「数学に結構な時間使っているのに伸びない」
などなど、数学の悩みは尽きないと思います。
この記事では、数学が苦手な人向けに基礎から始めるための勉強法をご紹介します。
武田塾がおすすめしている参考書『基礎問題精講シリーズ』の使い方もご紹介します!
数学を取り組む上での意識ややり方を吸収して、
数学の学力をぐーんと伸ばしていきましょう!
数学に取り組む上で意識すること
数学という科目は
ただひたすらにやっていても伸びにくい
という特徴があります。
そのため、上達するために常に意識すべきことをご紹介したいと思います。
1. 基礎の重要性
数学の学習において基礎は非常に大切です。
基本的な数式や公式、定理をしっかりと理解しましょう。
基礎がしっかりしていないと、応用問題やハイレベルな入試問題に取り組むときに苦労することになります。
応用問題といっても、基礎の組み合わせであることがほとんどです。
基礎を徹底的に学ぶことで、後の学習がスムーズに進むようになります。
また基礎を徹底するだけで合格できる大学も多いです!
さらに難関大学と呼ばれるようなところも、点数を落としてはいけない問題として
少なからず基礎問題が出ますので、直接役に立ちます!
2. 理解の重要性
数学はただ計算するだけではなく、
理論や概念を理解することも重要です。
数学は抽象的な概念や記号が多く出てくるため、
そもそも理解が難しいと感じることもあります。
わかりやすい参考書や解説動画などを活用して、
まずは数学の内容を分かりやすく解説してくれるものを選びましょう。
式や公式をただ暗記するだけではなく、
なぜそのような数式や公式が成り立つのか
どのような原理が背後にあるのか
まで含めて理解しましょう。
理解することで、どういう問題が出されたときにその式を使えばいいのか分かるようになります。
さらに、手が止まってしまうような応用問題に手が出せるようになるなど、
対応力や発想力が鍛えられます。
3. 定期的な復習
数学は積み重ねの科目です。
ⅠAの内容はⅡBでもⅢCでも当たり前に使うような設計になっています。
一度学んだ内容を定期的に復習することで、
忘れてしまうことを防ぎましょう。
すでに1周が終わった参考書を周回して、定期的な復習を行いましょう。
復習を繰り返すことで、知識の定着や思考力の向上が期待できます。
※武田塾では一週間の宿題を「4日進んで2日復習」などのペースで出して、
復習を自然に出来るように工夫しています。(復習自体を効率的にする工夫もあります)
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4. 日本語で説明できるように
自力で概念や式の説明が出来るようになっていれば、
『頭の中で、情報が言語化されて整理されている』
ということの証明になります。
自分より数学が苦手な人に説明するつもりでやると
いいトレーニングになると思います。
以上が数学を勉強する上で意識するべきポイントです。
これらの方法を組み合わせて効果的に学習を進めると、
数学の理解力や解決能力が向上していきます。
また、問題解答の過程を丁寧に記述し、
自分で振り返ることも大切です。
自分の解答方法や間違いを振り返ることで、
次回の学習に生かすことができます。
最後に、おすすめな参考書として「基礎問題精講」という参考書を紹介します。
基礎問題精講の活用法
武田塾がおすすめする基礎問題精講シリーズは、
数学の基礎力を養うための参考書としておすすめです。
問題数が多く挫折しやすい他の参考書(チャート式、FocusGold等)と比べて、
問題数が半分以下で取り組みやすい特徴があります。
問題・精講・解説の3パートに分かれているのも特徴です。
問題は入試の基礎レベルで、シンプルな良問が多いです。
精講では、解答の一行目を出すための論理やヒントが載っています。
解説では、計算手順の説明だけでなく、なぜそのような計算をするのかについても詳しく解説されています。
1. 問題を解いてみる
まずはこの問題がすでに解ける問題なのか解けない問題なのか判断します。
解けなければチェックを付けて復習の時に分かりやすいようにしておきましょう。
インプット用の参考書なので解けない場合でも、
あまり悩み過ぎずに次の手順に進むようにしましょう。
2. 精講を読んで解答の一行目を出す取っ掛かりを作る
精講には解答の一行目を出すための論理やヒントが載っています。
これを読んで解答しきれるようだったら、
精講の発想を取り入れるだけで解けるということなので、
精講部分の理解や暗記に努めましょう!
3. 解説を読んで理解する
解説ではなぜそのような計算や手順を行うのかが
比較的詳しく説明されています。
ここで理解できないことは調べたり、人に聞いたりして
必ず解決するようにしましょう!
自力で解決できないことが多すぎる場合は
「入門問題精講シリーズ」など
より説明が詳しく易しい問題が載っている参考書に
切り替えるのもいいと思います。
自力で解けた場合でも答え合わせだけして次に進むのではなく、
考え方も同じようにできていたかなど
プロセスにも注目できると素晴らしいです。
4. もう一度問題文だけで解答を再現する
ここが一番重要です。
同じ問題をしっかり「解ける」ようにしておきましょう。
「解けたつもり」で終わらせてはだめです。
理解が終わった後は精講や解説などは隠し、
問題文だけを見て解答を再現しましょう。
ただし、丸暗記に頼らずに理解を重視しましょう。
できたら一周おわりとして、次の問題に進みます。
5. 復習時、4の行程を繰り返す
復習の際には、4の手順を繰り返して問題に取り組みましょう。
時間がない場合は、
1:チェックのついている問題に絞って取り組む。
2:書かないで考え方や方針をセルフティーチングする。
このどちらかを行いましょう!
2のセルフティーチングは簡単に言えば自分自身に授業をすることです。
説明できないもの = 理解できていないこと
になります。
以上が基礎問題精講を活用する際のおすすめ手順です。
この手順に沿って問題を解き、精講と解説を読むことで、
数学の理解を深めていきましょう!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
勉強法にもこだわって、
勉強した分だけ数学の点数を
取れるようになりましょう!
数学の勉強はコツコツと継続することが大切です。
定期的な復習や自己解析を通じて、
自分自身の成長を感じながら進めてください。
頑張ってください!
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