高校3年生の夏に文転を決め、公募推薦で第一志望校の京都産業大学外国語学部に現役合格。
今回は高瀬高校に通う田片哲平(たかた てっぺい)くんの合格体験記です。
始業前の朝学で苦手科目をコツコツ勉強!
田片哲平くんは高瀬高校の3年生。
高瀬高校に進学した理由を聞いたところ、当初は観音寺総合高校と迷っていたようです。
ただ、観音寺総合高校に進学すると将来の選択肢がほぼ決まりそうだと感じ、まだそこまでは決めかねるとのことから、幅広く勉強が出来る普通科の高瀬高校に決めたそうです。
3年生になってからは、家から学校まで40分かけて自転車で通学しているそうですが、1~2年生の頃は電車で通っていたとのこと。
毎朝6時に起床し、7時に家を出て7時45分には学校に到着しているそう。
始業時間の8時50分より1時間早く登校しているのはスゴイですね。
この隙間時間には「朝学」という勉強時間があり、学校側で指定される勉強のほか、自由に自分が勉強する内容を決められる場合もあるとのこと。
田片くんはこの時間を使って、苦手科目だった数学や英語の文法に時間を費やしていたそうです。
当初は生物学に興味があり、農学部志望だった
ここからは、田片くんに当時の状況を語ってもらいましょう!
部活は生物部です。
活動回数は週に2日ほど。
そして1回あたり活動時間は30分ぐらいで、比較的時間が取れる部活でした。
ただ、文化祭などのイベントがある期間は忙しかったです。
文化祭ではレポート発表やDNAの二重らせん構造のストラップを作成してました。
また、香川大学が行っている高校生向けの公開授業で、海洋学の人たちと一緒にプランクトンの研究を行ったり。
それもあって、受験勉強を始めたときは農学部に進学しようと考えていました。
入塾前は応用問題が解けずに悩んでいた…
武田塾に入る前の勉強時間は、だいたい1日1~2時間程度。
苦手意識の強かった数学や英語、社会を取り組むことが多かったです。
特に数学は基礎の問題が解けても応用問題になかなか活かせず、解けないことも多かったのでその点が凄く悩んでいました。
受験情報のアドバイスでモチベーションが上がった!
塾に通おうと思ったキッカケは、受験勉強のカリキュラムを組んでほしいと思っていたからです。
実は武田塾については、兄が高松校に通っていたので知っていました。
兄や親から話を聞いて勧められたこともあり、当時は比較的家から近い丸亀校ができたと聞き、高校2年に進級する直前で通うことを決めたのです。
志望校を決め、戦略的な受験カリキュラムを組んでくれた
武田塾に入って一番の変化は、自分の受験に対する意識が変わったことです。
これまでは何となく大学に行きたいという気持ちで勉強していました。
ですが、受験相談や特訓を受ける度に、しっかりと行きたい大学を決めて、その大学に受かるための勉強をしないといけないということを教わりました。
武田塾丸亀校の先生からはたくさんの情報を頂きました。
自分が行きたい大学の情報はもちろん、似たような入試形態の大学や自分のやりたい勉強が出来る大学を教えてもらいました。
その上で、受験科目との兼ね合いも含めて大学受験に向けた勉強のカリキュラムを立ててくれたことが一番良かったと思うところです。
実際、武田塾丸亀校に入ったことで目標が定まり勉強に対するモチベーションが上がりました。
その証拠に勉強時間も平日4~5時間に増えたのです。
校舎長もビックリ!?高校3年生の夏に文転を決意!
校舎長の三好です。
当初は興味のあった生物学や就職を考え、農学部への進学を考えていた田片くん。
それが今年の夏の三者面談時に、いきなり文転したいとの話が…。
それでは田片くん、文転のきっかけについて教えてください。
文転することに対して不安や葛藤はありませんでしたか?
文転しようと思ったきっかけは、ロシア語を学びたいという気持ちがこのタイミングですごく強くなったからです。
小学6年生の頃にYoutubeでロシア語の動画を見て、いつか勉強してみたいという気持ちを持ちました。
その気持ちをずっと抱えてはいたものの、兄も理系でしたし、なんとなく理系の大学に進学するものだと考えてました。
しかし、高校3年生の夏のタイミングで、本気で大学で学びたいことを突き詰めていくと、やはりロシア語を勉強したいという気持ちが強くなり、親と相談して決めました。
でもやっぱり文転には不安がありました。
高校のクラスも理系クラスでしたし、それまで武田塾でも理系科目をメインにカリキュラムを進めていたこともあり、今から文系科目の対策をやって間に合うか不安でした。
そして文転を決意してから、武田塾丸亀校での受講科目を英語と国語にかえました。
すると、文転してからわずか3ヶ月半後、第一志望の京都産業大学 外国語学部に見事合格することができました!
現代文のルールを身につけ、苦手科目が得意科目に!
3ヶ月半という短い期間でしたが、現代文が出来るようになったことが合格できた一番の要因だと思います。
実際に、過去問で点が取れるようになったのは現代文からでしたし。
武田塾で勉強するまで、現代文は感覚で解いていました。
そのため、点数は安定していませんでした。
しかし、武田塾丸亀校の個別指導で毎回、設問で問われている傍線部の内容をいつも講師の多田先生から繰り返し質問されることで、論理的に取り組むクセが付きました。
論理的に解くことができると、筆者の主張を理解することが出来るようになります。
すると各段落ごとに出てくる引用の働きや、筆者の意見と対になる主張が分かるようになっていき、最終的に本文全体で言いたいことがつかめるようになりました。
また解いたあとにしっかりと解答を見て内容を理解するだけでなく、違う問題でも同じ解き方が出来るようにポイントを意識して勉強しました。
それにより初見問題でも解けるようになってきた感覚がありました。
三好校舎長談
現代文には読み方と解き方のルールがあります。
田片くんも現代文のルールをマスターしてくれました!
実は文転前の三者面談で、お母様から現代文が一番の苦手との話があったので心配していたのですが、なぜか英語より得意になってくれました(笑)。
逆転合格につながったオススメ参考書を紹介
ここからは田片くんが実際に使った参考書の中から、特にオススメの3冊を紹介していきます。
柳生好之の現代文プラチナルール
現代文の解き方の要点をまとめてくれた1冊です。
現代文の点数が取れるようになったのはこの本で解法を勉強してきたからだと思います。
解答根拠の見つけ方や解法手順がまとまっていて、こうやって解けば現代文は解けるというのを教えてくれた1冊でした。
肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本
単元ごとに覚えるべき文法やポイントが書かれていて、何を理解すれば文章を読めるようになるのかという学びの方向性がはっきりしているので使いやすかったです。
自分の中ではso~that…とso that〜の識別など今まで違いが分かりにくかったものが、この本を勉強した後だと判別できるようになったので凄く役立ちました。
システム英単語
英単語の参考書で緑色(basic)と青色の順で行いました。
basicは学校で取り組んだのですが、訳だけで無く例文を覚えていくことを心がけていました。
その結果、しっかりと定着できたと思います。 僕は他の英単語の参考書をやっていないのですが、使いやすくて自分には合っている参考書でした。
自分の受験を振り返っての勝因は?
一番は試験における戦略を立てた上で挑めた点にあります。
京都産業大学の公募推薦は英語と現代文の2科目を90分で解く試験です。
単純計算で45分ずつ解くのが一般的だと思うのですが、得点源となる現代文に時間を割きたかったので現代文・英語の順番で解きました。
時間配分も現代文が50分、英語が40分という配分だったのですがそれが上手くはまりました。
こちらは約2年間、英語と数学、国語を指導した多田先生とのツーショット。
高瀬高校の後輩に伝えたいこと
やっぱり行きたい大学を明確にすることが一番大切です。
僕自身、3年の夏に文転をして残された時間も短かったのですが、行きたい大学があり、理想の大学生活を思い描いていたからこそモチベーション高く勉強を続けることが出来ました。
高校2年生の人はまだ受験まで1年以上あると思います。
ですが思っている以上に知識を覚えていくことは量も多く大変です。
なので今の時点でしっかりと目標を設定して、そこに向けた対策を焦らずに進めていくことが大事だと思います。
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