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共通テスト数学受験者必読!数学模試の復習方法を3ステップ解説!

こんにちは!武田塾丸亀校講師の和泉です。

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突然ですが、皆さんは模試の復習をしていますか?

「模試はとりあえず解くことに意味がある」「模試の復習は大事だとよく聞くけれど実際に何をすればいいのかわからない…」と感じていませんか?

模試は受けることも大事ですが、一番大事なのはその復習です。解いて採点して終わりだとただの実力試しになってしまいます。模試は必ず復習をして次に活かしましょう。

今日は、できないところを明確にしてその原因を考える「分析」、できないところをできるようにして次に活かす「復習」の2ステップに分けて数学の模試の分析方法を紹介していきます!

実際に武田塾生に解いてもらった昨年度の武田塾模試を用いて手順を説明するのでぜひ一緒にやってみましょう。

 

 

前提と注意事項

実際に復習を始める前に2つ注意してほしいことがあるので確認してください。

 

模試の復習にかける時間、丁寧さは人によって異なる

「基礎がしっかり固まっていて模試もある程度(5割以上)解けている!」という人は次に説明するような手順でしっかりと復習に時間をかけてください。

逆に、「そもそも全然解けていない(5割以下)。参考書でいうと入門問題精講レベルをやっていて、まだ基礎が固まっていない」という人は復習にそこまで時間をかける必要はありません。

まずは基礎の定着を優先しましょう。

 

5割以下ということはまだ基礎が固まっていないことを表します。

模試は一通り学習した内容の定着度を測るものなので、復習より先に基礎固めを優先する必要があります。

 

もし、学校がまだそこまで進んでいない、やった範囲とやっていない範囲とが含まれている!というのがあれば、既に学習した範囲のみ模試の復習を行ってください。

基礎固めを怠らない

模試の復習は解いてからできるだけ間を空けない

数学の問題用紙はメモ書き程度に使っているという人がほとんどだと思います。

時間が空きすぎて自分がどういう考えで解いていたのかが振り返れないと復習効率が悪くなるので遅くても3日後くらいには復習しましょう。

何事もスピードが命です。

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模試受験後の3ステップ

ここから復習の手順を説明していきます。採点だけ先にしておいてください。

 

ステップ1:時間を追加して解く

時間が足りなくて解けなかった問題や解けそうで解けなかった問題があると思うので、時間を30分~1時間程度追加して、そういった問題にチャレンジしてみましょう。

ここで解けた問題は色付きで解答して区別できるようにして下さい。

時間を追加したときの点数が自分の目標とする点数に届いていますか?届いていなければそもそも実力不足です。

基礎問題精講レベルまでをもう一度完璧にしましょう。

 

目標点を上回っていれば、実力はついていますが解くスピードが足りていません。

計算のスピードによるものなのか、解答方針を立てるのに時間がかかっているのか振り返ってみましょう。

 

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ステップ2:分析

まずはそれぞれの問題を分けていきます。

模範解答と解答用紙を照らし合わせて解いていたときの記憶を思い出しながら次のように分けてメモしていきましょう。

×:そもそも解けていないor間違えている

△:答えはあっているけれど根拠は間違えているor時間がかかりすぎたor模範解答よりも遠回りで解いた。

〇:模範解答通り(またはそれより早い)解答かつ即解答方針を立てることができた。

 

基本的に見ていくのは△と×です。

間違えた原因や足りていなかった知識を、メモしながら、模範解答を見て解答を理解して自分でも解いてみましょう。

知識不足による間違いで大切なことは参考書レベルまで戻ることです。

 

今までやってきた参考書に書いてある知識が使われている問題がほとんどなので、見直して確実に覚えておく+参考書にメモしておきましょう。

 

例えば、標準偏差の求め方は覚えているけれど、その意味は知らなかったことが原因で、間違えたとします。

標準偏差の意味は基礎問の精講に書いてあることなのでそのページを見直して、メモしていきます。

 

考え方を間違えた問題はどういう考え方をしていて間違えていたのか、どういう考え方が正解なのか把握しましょう。

模試を見直して勘違いしている箇所があれば、振り返りノートに正しい考え方もあわせて書いておきましょう。

 

ここまでの手順を全問題に行うと、自分の苦手分野苦手な問題パターンがある程度見えてくるはずです。

必要があれば今までやってきた参考書の該当範囲を復習しましょう。

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今回の分析結果一例

(課題)

1.公式や用語の意味を把握しているかが怪しい

2.ケアレスミスや勘違いが多い

(解決策)

1.入門問題精講や基礎問題精講の例題〇で再度復習を行う

2.解答をもっと丁寧に書く。途中式を省かない。

→時間に追われているのも原因の一つ。普段から1問にかける時間を短くして取り組む

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このように自分でやる場合でも原因と今後の解決策を明確にしておけると良いですね。

 

ステップ3:復習

時間が取れる人は模試を改めて解きなおししてみましょう。

分析後すぐだとまだ記憶が鮮明だと思うので、次の日にやるのがおすすめです。

ここでは制限時間内に満点を目指してください。

ここでもできなかった問題はまだ定着しきれていないと思うので、解けるまで繰り返し解いてください。

 

その後、課題のある単元内容に立ち返り、これまで使った参考書をメインに再度取り組んでください。

また、スピードが足りない!という人は演習不足に起因している可能性もあります。

その場合は、演習用に初めて使う参考書を取り扱って対策していきましょう。

3

まとめ

模試の復習方法のまとめです

時間を追加して解いてみる!

原因と解決策を明確に、参考書まで戻って分析!

時間内に全部解ききれるまで復習!

数学では1度解いたことがある問題は二度と間違えないのが鉄則です。これから出会う問題をひとつひとつできるようにしていきましょう。

合格のためには模試の有効活用が必要不可欠です。判定や点数ばかりにとらわれず、自分の現状と課題を把握してそれからの勉強を効率化しましょう。

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