こんにちは、武田塾丸亀校の三好です。
受験シーズンも佳境を迎えました。
受験生の皆さんはラスト一踏ん張り、頑張って行きましょう。
さて現高校2年生のみなさん、いつから受験勉強を始めるべきか悩んでいませんか?
結論を言います。
受験勉強は今日からでも始めて下さい!
もう受験まで1年を切っています。
早い人はとっくに始めていますし、まだ始めていないという人はそろそろ焦りましょうね。
今日は、武田塾丸亀校の校舎長という立場から、どういう生徒が成績を伸ばしているのかということについて話をしていきます。
内容もマインドも両面から語っていこうと思いますのでぜひ参考にしてください。
基礎をおろそかにしない
成績が伸びる子の一番の特徴は基礎力が身についていることがあげられます。
どんな問題を解くにしても基礎力が無いと成績を伸ばすことはできません。
そこで一つ質問です。
「基礎力が大事なのは分かるけれども基礎力ってそもそも何ですか?」と聞かれたら皆さんはなんと答えますか?
武田塾丸亀校に通う生徒に同じ質問をしてみました。
回答例をいくつか紹介します
・(英語)英単語とか文法
・(英語)SVOCが正しく振れる
・(古文)古典文法や古文単語
・(数学)参考書の例題レベル
このような意見が挙がりました。
結論としては、どれも正解です。
そもそも基礎力とは、どの問題にも必要とされる知識や基本的な解法(考え方)のことです。
ですので、皆さんがある科目を始めるとき、「まず〇〇からしよう!」と思っているほとんどは基礎といっても過言では無いでしょう。
それをいつ、どこで聞かれてもスムーズに答えられる状態が、基礎力が身についている状態です。
武田塾のルートにおいて、最初の方に採録されている参考書はどれも基礎力を磨く参考書です。
この完成度にこだわった生徒は成績がぐっと伸びています。
その日取り組んだ内容は100%覚えた状態にする
では、完成度にこだわるために必要な意識は何か。
これが、「その日取り組んだ内容は100%覚えた状態にする」ということです。
皆さんは勉強した内容をその日のうちに復習したり確認したりしていますか?
武田塾丸亀校で成績が伸びた生徒のほとんどが当日中に復習の時間を設けて勉強をとりくんでいます。
参考書の解説を見ずに、今日取り組んだ問題を説明出来るようになることが最も手っ取り早い復習方法です。
一日の勉強完成の基準を、「全問題の説明が出来る!」に設定して取り組めば、基礎力が磨かれます。
暗記だけでなく、解法にもこだわっている
現代文や英語の文法で悩んでいる人はいませんか?
例えば、
・「解説で解答根拠がここというのは納得出来たけど、自分で見つけられる気がしない」
・「この文法は覚えているけど、テストとかでは間違えてしまう」
結構あるあるですよね?
これは、解法にこだわる意識が欠けていることに起因している場合があります。
英文法を例にして少し説明します。
(例題)
If I ( ) the game yesterday, I could have gone to the finals.
(A)win
(B)have win
(C)have won
(D)had won
答えは(D)です。
Next StageやVintageのような参考書では、『「If S had p.p.~, S’ 助動詞の過去形 have p.p.~」で過去完了形を表す。』と書かれていると思います。
ここで止まってしまうと初見問題で点数を取りきるのは出来ません。
この問題の解き方を説明します
①何が問われているのかを考える
・文章全体と選択肢を一読する。
・主節I could have goneから、助動詞の過去形 have p.p.の形=仮定法過去完了の可能性が高い
②文法的な整合性を考えて、選択肢を絞り込む
・形的にありえない(B)は即消し
・仮定法過去完了の場合は、Ifの中がhad p.p.の形を取る
・この形を取るのは、(D)だけ
③文脈的な整合性を考えて、答えを1つに決める
・(D)を入れると、「昨日の試合に勝っていれば、決勝に進めたのに(進めなかった)」で適切な文意となるから(D)が正解
このように、どの知識が必要か(知識の暗記)、だけでなく、その知識をどうやって使うのか(解法)にまでこだわれるようになると初見問題においても対応できるようになってきます。
これは数学も同じです。
どういうときにその公式が使えるのかまで理解して初めて点数に繋がります。
「数学は公式さえ覚えたら何とかなる!」とか考えている人はかなり危険なので、気をつけてくださいね。
体調管理に気をつけている
ここまで勉強の取り組み方について説明しましたが、ここからはマインド的な話も入ってきます。
まず私が一番に言いたいことがあります。
それは「受験生は身体が資本」ということです。
どの時期でもそうですが、体を壊したら元も子もありません。
・体調不良で塾を休みがち
・寝込んでいて勉強があまり出来ない
こういったタイプは当然ながら他の生徒に遅れを取っていきます。
誤解しないで欲しい点としては、インフルエンザやコロナを含め、様々な事情で病気になってしまうことを責めるつもりは全くありません。
むしろ体の調子が悪いときは積極的に休むべきです。
一方で、受験は他の受験生との椅子取りゲームであり、結果でしか判断されないのも事実です。
こうした側面がある以上、心身共に健康でいることが最優先事項であることを理解しておきましょう。
当たり前のことを当たり前にする
当たり前のことを当たり前にしましょう。
当たり前の基準が高い人ほど第一志望への合格率が高いです。
先日、合格体験記を書いてもらった生徒も当たり前の基準が高い生徒でした。
・確認テストが不合格だったら次の週は絶対合格にしてくる。
・同じ指摘を2度受けない。
・宿題は妥協せず全て取り組む。
・塾を休まない(サボらない)
こうした努力がコツコツと実を結んでいきます。
「大体覚えたからOK」が常態化していませんか?
1日のやるべき課題を疲れや眠気を理由に後回しにしていませんか?
そういう生徒は軒並み9月以降苦しんでいます。
目標を1ランク上に設定している
これもよく言われることですが、目標は高く設定しましょう。
もう少し厳密に言うのであれば自分の最低限ラインを目標設定にはしないでください。
最低限ラインを目標設定にしてしまうと、届かなくても下げることが出来ません。
目標を高く持っていると、仮に届かなくて下方修正した場合においても、自分が最低限目指しているラインには引っかかることがほとんどです。
絶対に関関同立に行きたい!という生徒は、同志社A判定や早慶をチャレンジ目標設定にするのがオススメです。
中長期的目標を持っている
必ず目標を持ちましょう。
目標設定をする際は、長期目標→中期目標→短期目標の順で考えることをオススメします。
長期目標から逆算的に考えると、どの時期にどのくらいまで到達しておくべきかが見えてきます。
これを短期目標から考えてしまうと、今の負担感から考えてしまうので、最終目標への到達が間に合わないということがしばしばです。
長期目標から考えることによって、現時点で余裕があるのか無いのか、どこで巻き返しを図るのかというのがスムーズにきまってきます。
減算思考を持っている
「今日は英語が2時間、国語が2時間、数学が1時間で5時間も勉強出来た」という考え方をする人は多いと思います。
5時間勉強出来たことはよく頑張った、と褒めますが、考え方としてはイマイチです。
受験生の皆さんは、自分の人生の中で貴重な1年をかけて大学入試という戦いに挑むわけです。
この1年は、1日のすべてを勉強に費やして欲しい。
理想は24時間勉強です!
・・・とはいえ、そんなの無理ですよね?
では、みなさんの隙間時間(勉強出来る時間)がどれくらいあるのかを一緒に考えてみましょう。
これは、実際に武田塾丸亀校に通うSくんと一緒に考えた実例です。
◎生活に必要な時間
・睡眠時間:6時間
・食事・お風呂など:2時間
・学校:7時間
計15時間
24-15=9時間
現在のSくんの勉強時間は平均4時間
ということは残り5時間はまだ伸ばす余地があるということ。
もちろん、余暇時間とかも必要でしょうが、それでも5時間全てを使うことはナンセンスです。
このように、24時間の中から自分が生活に必要な時間を差し引いた残り全てを勉強時間に費やせるという考え方を減算思考と呼びます。
この減算思考を持っている武田塾丸亀校に通う現受験生は、「1日14時間勉強出来るはずなのに今日は12時間しか出来なかった」ということで反省していました。
この生徒は国公立大学志望なので第1志望の受験はまだですが、共通テスト利用で立教大学に合格しています。
実際に時間が無いように見えて時間が取れることはあるので、一度このように計算してみて自分は何時間勉強出来るのかを考えてみましょう。
まとめ
今日は成績が伸びた武田塾丸亀校の生徒状況についてお話してきました!
まだギアが入っていないという新受験生は、これを参考に頑張って欲しいと思います!
丸亀・善通寺・坂出の高校に通う学生さんで、勉強法にお困りの方!
部活との両立がうまく出来ない方!
ぜひ受験相談にお越し下さい!!
無料受験相談実施中!!
武田塾丸亀校では無料受験相談(予約制)を実施しています!
英単語の効率的な覚え方や数学の演習問題の取り組み方など、具体的な勉強方法をアドバイスします!
入塾を検討されていなくて
成績が思うように上がらない・・・
勉強の仕方が分からない・・・
といった悩みをお抱えの受験生の皆さん、ぜひ一度、武田塾丸亀校にご相談ください。
ZOOMやSkypeなどのビデオ通話でも対応しておりますので、ご希望の方はお伝えください。
武田塾 丸亀校
〒763-0022 香川県丸亀市浜町88番地1 古賀ビル 2階
TEL:0877-85-6720(月~土 13:30~21:30)
e-mail : marugame@takeda.tv
FAX:0877-85-6721