こんにちは、武田塾丸亀校の三好です。
一気に秋の気候になりましたね。
寒暖差が激しく、服の選択に困る時期です。
みなさん風邪引かないように体調管理には気をつけましょうね。
さて、この記事を書いているのは10/11(水)なのですが、今日で共通テストまであと94日となりました。
わずか3ヶ月後にはもう共通テストですね。
受験生の皆さん、共通テスト対策は進んでいますか?
今日は共通テスト「国語」についてお話ししたいと思います。
対策がまだという人は今日の記事を読んで、対策を始めてください!
今日のターゲット
・共通テストで「国語」を受験する人
・時間が足りないという人
今日は、武田塾チャンネル「【共通テスト】みんなが抱える国語対策についての悩みや質問を解決します!」からの抜粋内容となります!
共通テスト「国語」の概要
改めて共通テスト「国語」の試験概要を確認しましょう。
共通テスト「国語」
・試験日時:2024年1/13(土) 13:00~14:20
・試験時間:80分
・配点:200点
・大問構成:4つ
国語は共通テスト1日目、社会の後に行われます。
大問は4つで構成されています。
大問1:評論
大問2:小説
大問3:古文
大問4:漢文
各大問50点満点、合計点は200点です。
試験時間80分の試験に対して、文章読解の量が多いのが特徴的です。
制限時間内に読みきる、解ききるには事前の対策が必要不可欠です。
設問難易度は標準的な難易度ですが、1問あたりの配点が大きいためミスしたときのダメージも大きいものとなります。
時間が足りない
時間がかかるのは「読む」?「解く」?
国語は物凄く時間がタイトなのですが、皆さんに1つ質問です。
「読む」のに時間がかかっていますか?
「解く」のに時間がかかっていますか?
多くの人は「読む」と答えるのではないでしょうか?
ですが実は「読む」より「解く」に時間がかかっているケースが多いです。
実際、大問1の評論を解かなくても良いので読むだけ読んでみてください。
恐らく10分足らずで読み切れると思います。
ですので「解く」速度を上げること。これを意識していきましょう。
「解く速度」を上げるには
ではどうすれば解く速度が上がるのでしょうか?
そこで皆さんにおすすめしたい参考書があります。
それは船口先生の「きめる!共通テスト 現代文」です。
この本では、解き方として、「消去法」ではなく「積極法」を推奨しています。
消去法とは、選択肢を本文と照らし合わせて1つ1つ判断していく方法です。
積極法とは、解答のポイントを本文から見つけ出し、そのポイントが含まれている選択肢を探して判断する方法です。
積極法を身につけるだけで、解答速度は劇的に速くなります。
事実、私も特訓で生徒たちにこの方法を推奨しています。
これを身につけた生徒はこれまで35分くらいかかっていた大問1を25分かからずに解けるようになりました。
みなさんも是非、「きめる!共通テスト 現代文」の解法をマスターして早く解く練習を行ってみてください!
「読み」に時間がかかるという人
「読み」に時間がかかるという人には2つ実践してほしいことがあります。
1つは日本語文を音読してください。
速読力向上の基本は音読でスムーズに読めるようになることです。
音読が苦手という人はまずは速く滑らかに発声できるようになりましょう。
もう1つは語彙力の強化です。
『入試 漢字マスター1800+ 四訂版』 (河合塾シリーズ)や『中学国語力を伸ばす語彙1700』 (シグマベスト)を使い、漢字力・語彙力を強化してください。
時間配分
次に時間配分ですが、ここは得点戦略により大きく異なります。
まずは一般に推奨される時間配分です。
大問1(評論):25分
大問2(小説):20分
大問3(古文):20分
大問4(漢文):15分
ただ、中には特定の単元が苦手という人もいると思います。
よくあるパターンとしては、「どうしても古文が苦手で、現代文や漢文で点を取りたい!」ですね。
こういう人は、思い切って大問1つ捨てるというのも手です。
例えば、このような感じ
大問1(評論):35分
大問2(小説):25分
大問3(古文):0分
大問4(漢文):20分
このパターンでは古文は“色塗り“しか行わないという形です。
現代文・漢文に全振りして、得点を取りに行くという戦略です。
解く順番
ここもよく議論される内容です。
ここでは“高田ルール”を紹介します。
〇古文・漢文の基礎が出来ていない人
大問1(評論)→大問2(小説)→大問3(古文)→大問4(漢文)
〇古文・漢文の基礎が出来ている人
大問4(漢文)→大問3(古文)→大問1(評論)→大問2(小説)
「古文と漢文は時間がかからないから先に解くべき」という意見がありますが、そもそも基礎が出来ていないと得点源になりません。
その場合は、現代文から解く方が圧倒的にオススメです。
対策が間に合わない
古文・漢文については10月中に最低限の基礎知識を固めていないとヤバイ状況です。
古文であれば単語と古典文法、漢文であれば頻出漢字と句形を10月中に完成させましょう。
11月では覚えた知識を使って読解の練習をしていきます。
評論・小説・古文・漢文を個別に対応していきましょう。
12月からは1セット80分の時間を確保して過去問演習をしていきます。
1月に入ると日がないので、本番を想定した演習を行います。
小説の対策
小説を解説した参考書は少ない印象です。
そこでオススメなのが、またまた登場の「きめる!共通テスト 現代文」です。
この参考書では、「事態」・「心情」・「行動」の3つを探すという小説読解の基本プロセスをマスターしていきます。
この3つが抑えられるようになると劇的に点数が伸びるので、取り組む価値が非常に大きいです!
いつに何をやれば良いのか
最後に、いつ・何をやるべきかについての説明です。
現代文
現代文は、下記の手順です。
1.漢字の参考書で同音異義語や共通テスト頻出語句の対策を行いましょう。
2.『きめる!共通テスト 現代文』で理論を勉強します。
3.センター過去問や共通テスト実践模試を使用し、演習を積んでください。
古文
古文は、下記の手順です。
1.古文単語をマスターしましょう。
オススメ教材は『読んで見て聞いて覚える 重要古文単語315 四訂版』(桐原書店)です。
2.古典文法をマスターしましょう。
オススメ教材は以下の3つです。
『高校やさしくわかりやすい古典文法 新装版』 (シグマベスト)
『岡本梨奈の 1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』
『富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】』(東進ブックス 大学受験 名人の授業シリーズ)
3.読解参考書で読み方の理論を抑えます。
『富井の古文読解をはじめからていねいに』 (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)がオーソドックスでオススメの参考書です。
共通テストに関しては『最短10時間で9割とれる 共通テスト古文のスゴ技』も効果的な参考書です。
4.センター過去問や共通テスト実践模試を使用し、演習を積んでください。
漢文
漢文は、下記の手順です。
1.句形を覚えましょう。
『漢文早覚え速答法 共通テスト対応版』 (大学受験VBOOKS)や『ステップアップノート10漢文句形ドリルと演習』(河合塾シリーズ)がオススメです。
2.問題集で演習を積みましょう。
『マーク式基礎問題集 漢文 五訂版』 (河合塾シリーズ)や『最短10時間で9割とれる 共通テスト漢文のスゴ技』は効果的です。
3.センター過去問や共通テスト実践模試を使用し、演習を積んでください。
まとめ
今日は共通テスト「国語」について解説していきました。
時間配分が難しい国語ですが、正しい解決策を通じて時間内に解ききれるようになります。
対策がまだという人はこのブログを参考に今日から取り組んでください!
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