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結構悩む?9月は共通数学・二次数学どっちの対策をすべき?

こんにちは
武田塾丸亀校講師の和泉です

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夏ももう終わり、勝負の秋が近づいてきました。

現役生は学校も再スタートし、夏休みほど多くの時間が取れないことだと思います。

 

今日は地方国公立大学志望の理系生に向けた内容です。

ずばり「9月は共通数学・二次数学どっちの対策をすべき?」

今日は私の経験談を踏まえて紹介したいと思います。

 

結論:理想は二次対策

いきなり結論からになります。

一般的に二次数学が必要な人は、二次対策を進めることをおすすめします!

(もちろん志望校の配点や出題傾向、現状のレベルなどに応じて個別に対策する必要があるので、一概に二次対策をすべきとは言い切れませんが・・・)

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理想的な流れ

ここまでの理想的な勉強の流れを説明します。

 

~8月末までに基礎固めが終えている

9月~二次対策

10月(遅くても11月)~共通テスト対策

 

この夏に基礎固めが終わっていることが理想です!

武田塾のルートでいうと日大レベルまでは終わらせておけば概ね順調でしょう。

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二次対策をやるべきなのはどんな人?

これらに当てはまる人は二次対策をするのがベストです!

現時点で、志望校の1段階下のレベルまで到達している人

例えば、岡山大学(医歯薬を除く)を志望している場合は日大レベル

旧帝大レベルを志望している場合は地方国立レベルまで仕上げている人は二次対策に取り掛かりましょう

 

二次数学の配点がかなり高い大学を志望する人

共通テストの数学より二次試験の数学の割合が高い大学を志望する人は早急に対策をする必要があります

例えば岡山大学工学部では共通テスト数学が200点なのに対し、二次数学は500点とかなり高いため、早めに二次対策をすべきです。

 

 

二次対策以外のことをすべき人

これらに当てはまる人は二次対策をしなくてもよい

1.現時点で志望校の1段階下のレベルまで到達していない人

この場合は、志望校の二次レベルの参考書をやろうとしても自分のレベルにあっておらず、解答を暗記するだけの勉強になってしまう可能性があり、効果的ではないです。

まずはそのレベルに到達することを優先しましょう。

 

2.二次試験の配点が低い大学を志望する人

二次数学の配点比率が低く、共通テストでの逃げ切りが狙える場合は共通テスト対策が優先です。

例えば、島根大学総合理工学部物理工学化では共通テスト数学の配点が200点なのに対し、二次数学は150点と低いのでこういった場合は共通テスト数学の点数を伸ばすことを優先しましょう。

 

3.二次試験の科目数が少なく、問題難易度もそこまで高くはない人

二次試験が1科目などで、かつ問題の難易度が地方国立レベルであれば、共通テストが終わってからの対策でも間に合うので、今の段階での二次対策は必須ではありません。

例えば香川大学創造工学部では二次試験科目数が1科目で、共通テスト900点に対し二次試験は200点と二次試験配点比率もかなり低く、問題難易度もそこまで高くないため、共通テスト

後に対策スタートでも間に合います。

共通テストでの得点を伸ばすことが最優先となるため、共通テスト対策に力を入れましょう。

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全員に必ずやっておいてほしいこと

まだ一度も過去問を解いたことがない人は、一度でいいので志望校の過去問をやってみてください。

もしかしたら全くできないかもしれないですがそれでも大丈夫です。自分の到達すべきレベルと今のレベルのギャップを知ることは非常に重要です。

ある程度できるようになっていればかなり順調に勉強を進めることが出来ています。まだまだ差があると感じる人もここからの勉強次第で巻き返せます。

 

基礎固めを怠らない (1)

私が受験生のこの時期にやっていたこと

私が9月以降に行っていたことを紹介します。

大学情報

志望校は岡山大学教育学部中学校教育理系でした。

大学受験情報としては、共通テストは900点、二次試験は数学・物理で400点

 

現役生の時

9月のレベル
夏前に基礎問レベルを一通り終わらせて基礎がある程度固まっている状態、7月から少しずつ共通テスト対策を始めていました。

 

9月時点での二次対策
実は全くやっていませんでした。

というのも、夏休みに初めて過去問を解いて、ほとんど歯が立たず、まだ今の自分では対策するのは早いと思っていたからです。

夏前まで、数学をメインでやっていたため、他の科目の進度が遅く、他の科目に時間を割くために数学にかける時間を減らしていました。

二次試験に必要な科目は二科目でそこまで多くなかったため、共通テスト後のスタートでも本気出せば間に合うだろうと考えていました。

まぁ、もちろん間に合いませんでしたが(汗)

 

結果

共通テストでは予想していたくらいの点数を取ることが出来ていました。

二次試験では数学で9割を取るも、物理が6割と低かったです。

共通テスト後に二次数学の対策に時間をかけすぎて二次物理の対策が甘くなっていました。

ミスでの大きな失点もありましたが、それも自分の勉強不足だと感じています。

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浪人生のとき

9月のレベル

共通テスト模試数学ではほぼすべて9割越え、基礎はしっかり固まっていて、現役の受験終了時点で岡山大二次レベルであれば高い得点率を安定して取れるようになっていました。

 

9月時点での二次対策

他の科目をほぼメインでやっていて、数学は好きだったのでモチベーションがなくなった時に息抜き程度にやっていました。

その時にやっていたのは神戸大の数学15ヵ年です。

岡山大レベルは難なく解けるようになっていたので、神戸大レベルの問題を、少し考えて解くのが楽しかったです。

勉強というよりはほぼ息抜きとしてやっていました。

 

結果
共通テスト数学は難易度が非常に高くあまり点数が伸びませんでしたが、二次数学は85%とまあまあな点数をとることができました。

物理も同じ点数で、バランスよく対策できていました。

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二次対策に個人的おすすめの参考書

理系数学の良問プラチカⅠAⅡB

僕自身がこの参考書が本当に好きで、何周もしました。問題番号には大量のチェックがついていて、本体もボロボロになっています。

ただし、岡山大よりはやや高いレベルの参考書です。

ここまでできるようにしておくと高得点がとれるようになります。実際、二次対策はプラチカと過去問しかやっていません。

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まとめ

今日は9月以降の数学の進め方についてお話しをしてきました。

理系生にとって数学は極めて大事な科目です。

共通テストは多くの科目が求められますが、優先度・バランスが大事になってきます。

戦略を立てて対策をしていきましょう。

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