みなさんこんにちは!
武田塾丸亀校の三好です。
今日は理系のみなさんにターゲットをあてます。
受験で物理を使う!という人、勉強は捗っていますか?
物理はボリュームが多いので大変ですよね。
今日は物理という科目の特徴と勉強のアドバイスをします。
今日のターゲット
・物理の学習で苦戦中の人
・これから物理の勉強を始めるという人
・物理の参考書で何を使えば良いか悩んでいる人
物理の特性
まずは物理の特性について話をしていきます。
数学との共通点
よく言われるのは
「物理は数学に近い科目である」
ということです。
その所以は物理が出来るようになるまでの流れにあります。
【物理が出来るようになるためのステップ】
公式の暗記
↓
簡単な問題にチャレンジする
↓
その場で考える応用問題にチャレンジする
何よりも公式を暗記していないと物理の問題は解けません。
暗記をした上で、簡単な問題にチャレンジし解けるようにしていくことが最初の勉強です。
それらが出来るようになれば、入試問題のようなその場で考える必要のある応用問題にチャレンジしていきましょう。
ポイント
・「解き方や公式の暗記→簡単な問題を解く→その場で考える応用問題に挑戦」という流れ
・簡単な問題を出来るようにすることがファーストステップ
そのため問題集を1問1問仕上げて解き方を完璧にすることが大切
数学との違い
数学と似ている点を紹介しましたが、数学と異なる点もあります。
それは「現象の理解が必要」という点です。
大学入試レベルの問題では、どうしてその現象が起こるのかという本質の理解まで出来ていないと、答えに辿り着くことは難しいです。
ただ物理現象を理解するというこの点が物理の学習で一番難しいところとなります。
ポイント
・現象の理解まで学習する必要がある
・現象の理解は難しい
勉強のポイント
次は勉強方法について話をしていきます。
基本的には「問題集を使用して進めていく」という流れでOKです。
公式を覚えたら、問題を解いていきましょう。
初見で正解している問題はOKです。
もし初見で間違えた場合は解答解説を読んで理解しましょう
そのあと解説を真似て解けるようにします。
最後に参考書の問題に戻り、自力で解けるまで反復しましょう。
このように、毎回の学習の中で、自力で解けるようになるまで繰り返すことが問題が解けるようになるための一番のポイントです。
武田塾丸亀校推奨の4日2日ペース
武田塾丸亀校では4日2日ペースの学習を推奨しています。
4日2日とは4日学習を進め、2日は4日で進めた範囲の復習を行うというものです。
どの科目でもそうなのですが、復習日2日では初見で解けなかった問題は参考書に必ずチェックを入れ、解き直しを行いましょう。
初見で間違えた問題は1週間かけて最低3回分を自力で解くことが出来ればその問題は解けるようになっているでしょう。
物理学習における4つのポイント
その他に物理の学習において大切なポイントが4つあります。
情報を可視化せよ
物理では問題文から読み取れることを図示することが大切です。
図示することで状況を正確に読み取ることが出来るからです。
これ、物理が出来る人からすると「当たり前」と思うのですが、
物理が苦手な人ほど図示をおろそかにしがちなところなんです。
分かる情報はどんどん書き込んでいくようにしましょう。
公式や法則を理解せよ
公式や法則を覚えていないとそもそも問題は解けません
何の公式・法則を、いつ、どのタイミングで使うのかをしっかりと把握しよう
問題演習の中で忘れた公式があればしっかりと覚え直ししましょうね
単位に注目すべし
単位から読み取れる情報は大きいです。
共通テストレベルであれば、単位から得られる情報だけで選択肢を見極めることができるものもあります。
必ず単位までをワンセットで覚えるようにしましょう。
5分野の優先順位をつけるべし
物理は、力学・波動・熱力学・電磁気・原子の5分野に分かれています。
重要度やボリュームから力学が最優先となりますが、
その他は自分の得意・不得意と絡めて、何を優先すべきか優先順位をつけて勉強するといいでしょう。
物理が苦手な人に向けて
ここまで物理の学習方法についてお話しました。
それでも物理が苦手な人へ向けたアドバイスです。
それは、
「物理法則を理解することは難しい」
「物理は理解よりも解ける方が簡単である」
ということ。
ゆくゆくは物理の現象を理解する必要があります。
それでも最初から難しい現象を理解しようとすると苦手意識が強化されていく可能性が高いです。
であれば最初は公式へ数字を当てはめる方法を知り、解答するための練習を重ねていくようにしましょう。
後段で紹介しますが、「とってもやさしい物理シリーズ」は公式を当てはめることで解けるような構成となっています。
まずはこの公式へ数字を当てはめることで解答が得られるという感覚を養っていきましょう。
ただし繰り返しにはなりますが、入試問題では現象の理解まで必要となる点は忘れないように。
あくまでも一旦、公式を全部覚えきって問題を解けるようになることを優先する、という話です。
共通テストレベルの問題が解けるようになったら現象の理解を進めていきましょう。
参考書選びについて
最後に参考書について紹介します。
物理は解説する先生によって“流派”が分かれています。
そのため自分のレベルにあった参考書を選んでいくことが大事です。
苦手な人はわかりやすさ重視、得意な人は本質が理解しやすい参考書を選んでいきましょう。
苦手な人向けの参考書:
宇宙一わかりやすい高校物理シリーズ
橋本の物理をはじめからていねいにシリーズ
とってもやさしい物理シリーズ
秘伝の物理シリーズ
ゴールデンルート
得意にしたい人向けの参考書
浜島清利物理講義の実況中継
物理のエッセンス
全レベル問題集物理2
ここまでの参考書を完璧にしていけば、日東駒専・産近甲龍レベルの入試問題や共通テストレベルの問題にはアプローチできるようになってきます。
また、得意な人は分野別に完成していくことがおすすめです。
武田塾推奨順番は、力学>電磁気>波動>熱>原子です。
まとめ
今日は物理についてお話を進めてきました。
物理の勉強法は大きく4つに分けることが出来ます。
・公式の暗記
・解き方の把握
・演習の反復
・現象の理解
ここまで繰り返せば2次試験の問題でも十分対応可能です。
入試ではその場で考える必要のある問題が出題されます。
基本の理解・本質の理解が出来ていればその組み合わせで解くことが可能なので、まずはこの段階までめざしていきましょう。
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