みなさんこんにちは!
武田塾丸亀校の三好です。
ゴールデンウィークも終わりに近づき、名残惜しさを感じている人も多いのではないでしょうか
私も5/3に甲子園で野球を楽しんできました!!
0-6からの大逆転、熱すぎましたね!
(中日ファンの人ごめんなさい)
さて、ゴールデンウィークが終わると1学期最初の山場、中間テストが待ち受けている高校も多いと思います。
丸亀高校も大手前丸亀高校も5月下旬にありますね。
今回はよく質問される内容の1つ、「定期テスト対策と受験対策、どっちを優先したら良いの?」ということについて話をしていきます。
高校3年生と高校1・2年生とで考え方が少しだけ変わるので、トピックを2つに分けて解説していきます。
高校3年生の場合
結論は受験勉強優先!
高校3年生の場合、結論から話すと受験勉強を優先しましょう。
定期テストについては、卒業出来ればOK
言い換えれば、赤点を取らない程度に頑張るという方針で構わないと思っています。
その理由は3つあります。
理由1:定期テストに膨大な時間をかけられないから
定期テストは試験1週間前からテスト期間に入るので、テスト実施週と併せて2週間程度のテスト期間がありますね。
3学期制の学校では、1・2学期それぞれに中間・期末テストが、3学期には学年末テストがあり、全5回設定されていることがほとんどかと思います。
つまり2週間×5回=10週間が定期テスト期間です。
1年は約52週間ですから1年の5分の1の時間を定期テスト対策に全振りしてしまうと当然入試に間に合わない可能性が高くなります。
それならばその10週間分を受験対策に充てた方が志望校合格への角度は高くなるというわけです。
理由2:定期テストレベルと自分のレベルとのギャップ差がある場合が多いから
学校の定期テストは、学校の授業で扱った範囲や宿題から出題されますね
英語であれば高校3年生にもなるとほとんど長文読解なんてこともあるでしょう。
しかし、皆さんの中には英語が苦手で、単語・文法から対策すべきという人もいると思います。
そもそも長文を読む土台が整っていない状況で定期テスト対策をするとなると、レベル感が合わず、せっかくの勉強が効果として薄くなってしまいます。
理由3:受験で使わない科目の対策をする時間が勿体ないから
学校の定期テストの中には受験で使用しない科目もありますよね。
例えば私立文系志望の生徒は、やはり数学や理科科目に時間をかけて対策するのは非常に勿体ないです。
まとめ
上記の理由から、定期テスト対策よりも受験勉強に時間を取った方が良いでしょう。
定期テストで点数取って、大学受験に失敗するよりも、
定期テストで欠点ギリギリでもきちんと卒業をして、大学受験で合格する方が人生設計としては上手くいきます。
だからこそ、大学合格に向けた勉強の効率・質という面を考えて、定期テストより受験勉強にパワーを振るようにしましょう。
高校1.2年生の場合
復習が最優先!
1.2年生の場合は、復習が最優先となってきます。
具体的な勉強の優先度としては、
1.復習
2.学校の範囲の勉強
3.先取り学習
この優先度となってきます。
なぜ復習優先なのか
なぜ復習が最優先なのでしょうか
それは、基礎固めをきちんと行った上で先の内容を扱うことに大きな意味があるからです。
数学を例にしましょう。
高校2年生は数学ⅡBに入っている人も多いですよね。
そんな中、数学ⅠAに不安を抱えている人が数ⅡBの内容を取り組んだとして、理解した上で解くことが出来るでしょうか?
ⅠAに絡んでいない部分であれば出来るかもしれません。
でも2次関数・三角比が苦手な人が三角関数を理解した上で解くというのは中々に厳しいものがあります。
定期テスト対策としては何とか出題範囲のテキストの解法を暗記して乗り越えることも出来なくはありません。
しかしそれでは受験に使える知識として定着まで至らないでしょう。
このように基礎が出来ていない状態で、先の内容の学習を行ってしまうと、付け焼き刃の知識にしかなりません。
その科目を出来る科目にしていくには、
目の前の定期テスト範囲だけを頑張って点を取りに行く“対処療法”よりも、
根本の原因から潰していく“根治療法”の方が長い目で見たときには効率的なのです。
先取り学習(予習)は行うべきか?
少し話は逸れますが、予習をするべきか、という点にも触れておきます。
結論としては、予習は余裕があれば行う、それよりも復習が優先であるというのが答えです。
やはり土台ができあがっている上で先取りをすることに意味があります。
学校のレベルにもよるので一概には言えませんが、一つの目安としては定期テストで安定して80%以上を取れている人であれば先取りする意味合いが大きいと思います。
定期テスト明けの過ごし方が大事
1.2年生の場合は復習を大事にしてほしいと話をしてきました。
とはいっても、定期テストを対策なしで挑むということは出来ないので、定期テスト期間中は定期テスト対策がやはり優先となりますよね。
そのため1.2年生の場合は定期テスト期間外での時間の使い方が大切となってきます。
自分のレベルが学校の定期テスト範囲と比べて遅れている人は、定期テスト以外の期間で学校の範囲に追いつくことが目標です。
定期テスト“だけ”頑張るのではなく、普段から学習を進め、基礎を早急に固めていきましょう。
そうすることで定期テスト範囲=自分の学習レベルに合わせることが出来ます。
遅れている人は定期テスト後に、“借金の完済”をしていきましょうね
まとめ
高校1.2年生は復習ベースで取り組んでいきましょう。
理想としては学校のペースに追いついて学習を進め、いつでも先取り学習できる状態にしておくことです。
特に遅れている人は、普段から学習を頑張って、少しでも学校の進度に追いつけるようにしましょう!
受験勉強と定期テスト対策の自分に合ったバランスを見つけよう
ここまで定期テストよりも受験勉強を優先しようという話をしてきました。
極端に割り切って勉強出来る人は、学校でも“内職”をして受験勉強進めるのが最も効率的です。
しかし、そうじゃない人もいますよね。
これまで定期テストを大事にしてきた人は、
いきなり「受験勉強に全振りしよう!」と言われても、
どうしても不安になって手を出して、
結果両方とも中途半端に終わるなんて例も見たことがあります。
また“内職”も先生に怒られるのではないかと思って出来ない人もいますよね。(私もそうでした・・・)
そんな人に考え方として持っておいてほしいことがあります。
それは、「定期テストを最低限の負担で乗り越える方法を考える」ということです。
定期テスト期間中、全てを定期テスト対策に充てるのではなく、
何点とればOKか、そのためなら何時間までなら定期テスト対策に充てても大丈夫なのかを考えましょう。
その時間の枠内で定期テスト対策を進めて受験勉強と両立していきましょう。
まとめ
今日は受験勉強と定期テスト対策、どちらを優先すべきかについてお話してきました。
志望校合格という目標に向けて、最も効率が良いのは定期優先ではなく受験勉強優先です。
ですので、受験生は極力受験勉強に時間を充てられるように意識して取り組みましょう。
可能であれば100%受験勉強でOKです!
非受験生は復習ベースで頑張りましょう。
テスト期間中だけの学習による付け焼き刃の知識は受験勉強としては使えません。
基礎から固めていって、1つ1つ積み重ねていくことから始めていくのが近道です。
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