みなさんこんにちは。武田塾丸亀校校舎長の三好です。
さて、京都産業大学の中期日程が近づいてきましたね。
丸亀校でも京都産業大学中期日程を受験する生徒がいます。
今日は京都産業大学の英語について解説していきたいと思います!
英語の問題構成
大問は全部で8題を80分で解きます。
大問1,2 長文
大問3 同意文
大問4 会話問題
大問5 並び替え
大問6 後に続く文章を選択する問題
大問7 文法
大問8 発音・アクセント問題
ここから、具体的にそれぞれの大問ごとにどういう風に攻略していけばよいかをお話していきます。
各大問ごとの解説
大問1,2 長文
大問1と2は長文問題であることには変わりありませんが、それぞれの長文で問われることが違います。
大問1の長文では、空所があり、適切なものを当てはめるというものです。
ここでは、何もわからない状態で選択肢を見ても解けないので、前後からここに入るものをある程度何が入るのかを推測し、記述で回答を作ってからその選択肢を答えとして選びましょう。
また、問1の空所補充に関しては文法、語法、熟語などの知識もかなり問われてきます。
知識に関する対策としては後ほどお話します。
大問2の長文は一般的な長文で、内容一致問題やタイトル問題が出題されています。
内容一致問題に関しては、先にリード文に目を通すようにしてください。
そうすることで、長文を全部丁寧に訳しながら読まずに済み、本文でリード文の内容が出てきたらそこをきっちり読むようにするという効率的な解き方ができます。
また、タイトル問題は、一部分に書いていることではなくて、長文全体で何を言われているのかという観点で解くように注意してください。
全体像を掴み、文章全体のテーマを理解することが解けるようになるための鍵です。
大問3 同意文
大問3の同意文とは、一文あって、それと同じ意味を持つ文を選ぶという問題です。
ここの大問はほとんどの場合は文法などの知識と絡めて出されることが多いので、しっかりと英語の基礎の部分を固めることが大事になってきます。
大問4 会話問題
大問4の会話文を攻略するには実際に問題を多く解くことで、会話問題に慣れるということが必要になってきます。
ポイントとしては客観的に分析するというよりは会話の中に入り込んで自分ならどのように答えるだろう、もしくはどのように答えが返ってくるだろうと予想して解くようにしましょう。
また、特有の会話表現が正解になることもあったりするので、しっかりと会話文慣れということで対策しておきましょう。
大問5 並び替え
大問5の文の並び替えは4つの文を適切な順序に並び替える問題です。
ここは苦手な人が多いのですが、指示語、信号語(ディスコースマーカー)、時制の3つに着目すると比較的に解きやすくなります。
ここで出た信号語(ディスコースマーカー)とはhoweverやFor exampleなどのたった1語で前後の関係性を示す語のことを言います。
Solution1やThe Rulesシリーズでは信号語について言及してくれている箇所があります。
それらを参考に問題演習を重ねていくと効果的です。
大問6 後に続く文章を選択する問題
大問6は文章があって、それの最後に続く一文を選ぶというものです。
この問題ではこの後の文章でどんな内容が続くのかを予測する力が大事です。
何もわからない状態で選択肢を見るのではなく、おそらく次にこんな感じで展開が続くだろうと記述で解答を作ってから選択肢を見るようにするとかなり簡単に選べたりします。
大問7 文法
重要になってくる大問7の文法
この大問は標準レベルの問題です。
具体的な勉強法としては、Next StageやVintageなどの王道の教材の知識を入れます。
次にその知識が確実に自分のものになっているのかを確認するために出題形式が単元別ではなく、ランダムになっている参考書で問題演習を行いましょう。
参考書の例としては英文法ファイナル問題集の標準編などが挙げられます。
この問題集で様々な知識がランダムになった状態でも問題を解けるようになっているかを確認することができます。
これができれば京都産業大学の英語における知識の面で苦労することはほとんど無くなるでしょう。
大問8 発音・アクセント問題
最後の大問の発音・アクセントですが、決してすべての単語の発音とアクセントを丸暗記する必要はありません。
独学で勉強する場合には薄い発音・アクセントの参考書をやるだけで大丈夫です。
これをすることで発音・アクセントの問題は似たようなものばかり出るなということに気付けると思います。
また英語の音声を聞くことも有効的です。
武田塾では速読・リスニング対策としてシャドーイングを推奨しています。
シャドーイングを積み重ねてきた人であれば、その経験から違いを見抜くこともできるようになるでしょう。
合格のポイントまとめ
最後に合格のポイントを3つにまとめたいと思います。
1つ目としては標準的な読解力を鍛えることです。
長文の内容理解が重要になってきます。
京都産業大学では難しすぎるというような長文は出題されません。
ですので、標準レベルの長文の問題演習を積んでいきましょう。
参考書としては英語長文ポラリス1(標準レベル)や日東駒専・産近甲龍の英語などをおすすめします。
2つ目としては標準レベルの英語知識を仕上げておくことです。
京都産業大学の英語では、先ほどもお話ししたように大問1の長文や大問7の文法などで知識問題が出題されます。
しっかりとNext Stageや英文法ファイナル問題集で勉強すれば確実に取れるところになってくるので、そこの基礎固めはしっかりと行いましょう。
文法問題がどうしても苦手で、Next Stageの量は今から間に合わない、という方は関正生の英文法ポラリス[1 標準レベル]をおすすめします。
あくまでも応急処置的なものではありますが、必要最低限の文法はこの本でカバーできるのでおすすめです。
ただし!この参考書を使用する場合は必ず解説ページの内容までしっかりと覚えきるようにしてください。
3つ目としては、形式が少し特殊な大問の対策をこなしておくことです。
大問5の文整序や大問8の発音・アクセントなどは全ての大学で問われるような形式ではない少し特殊な形式となっています。
ここまで基礎学習と長文対策をしっかりしてきた人は、大問5と大問8を直前期に一気に詰めてしまうというのが非常に効果的です。
ただし試験日まで本当に時間が無く、あまり対策しきれないという人は長文、文法などの知識に時間を割きましょう。
これらは他のどの大学でも出題される部分になってくるので、他大の対策をしながら勉強することも可能になってきます。
ここまで京都産業大学の英語について解説してきました。
試験日まで日数は残りわずかですがまだまだ出来ることはたくさんあります!
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
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