岡山大学を目指している高校生はたくさんいらっしゃると思います。
このページを開いたあなたも、そうじゃないですか?
ところで「総合選抜型入試」を耳にしたことはありませんか?
名前だけは聞いたことがある人もいると思います。
「総合型選抜入試」とは、従来の「AO入試」のことです。
2021年度入試から、内容とともに呼び方(名称)も変わったんですよ。
総合選抜型入試を利用すれば、二次試験前に合格を決めることができます!
岡山大学志望の人は、ぜひ検討してみてください。
総合型選抜入試の合格者が増えている!
総合選抜型入試を簡単に説明すると、「大学側が求めている学生像に合った人物を採用する試験」のことです。
他の入試制度と比較しやすいように以下でまとめておきますね。
総合選抜型入試
大学側が求めている学生像に合った人物を採用するもの
学校推薦型入試
高校側が推薦する学生を入学させるもの
一般選抜入試
学力のみで入学するもの
実は、この総合選抜型入試、昨年は法学部で20名も合格されたんです。
これは、挑戦しない手はありませんよね。
総合選抜型入試を受ける上で重要なこと
総合選抜型入試は、大学側が求める学生を採用するものなので、大学側がどのような人物を求めているのかをしっかり理解しておく必要があるんですよ。
そのうえで重要になってくるのが「アドミッションポリシー」を読み込むこと!
岡山大学のアドミッション・ポリシーは以下の通りです。
「本学での教育に必要な資質と基礎学力を有し、本学での主体的な学修を通じて持続可能な社会の実現に向けた新たな価値を地域・ 世界と共創する能力を身に付けることに強い意欲を持つ人」
ほかにも、学部によってそれぞれアドミッションポリシーがあるのでしっかり確認してくださいね。
内容が分からない場合は、かみ砕いて理解しておくことが重要ですよ。
書類を書く前に、しっかり頭に入れておいてくださいね。
岡山大学法学部の総合型選抜入試を解説
岡山大学で、総合選抜型入試を行っている学部は
「教育学部」
「法学部」
「薬学部」
の3学部です。
基本的に国立大学の総合型選抜入試は、一次試験に共通テストの結果を考慮して合否が出されます。
ここでは、法学部に焦点を絞って説明していきますね。
願書提出時期と注意点
<出願期間>11月第一週
注意点として「速達・簡易書留での郵送のみ」の提出になります。
大学への持参は不可とされているので、提出がギリギリにならないように注意してくださいね。
試験時期は?
12月上旬:一次試験
12月下旬:一次試験結果
2月上旬:最終合格者発表
出願資格・出願要件は?
<出願資格>
・その年の大学共通テストの受験を要する強化・科目を受験する人
・高等学校を卒業した人・入学年の3月までに卒業見込みの人
<出願要件>
・一般入試との併願可
・他大学・他学部との併願は不可
・既卒可
・評定平均の制限なし
総合型選抜入試を受けた人も、一般入試を受けることができます。
つまり、一般入試にプラス、受験チャンスが増えることになります。
提出書類は?
・調査書
・自己推薦書(志望動機・自己PR・活動体験の記録)
注意点としては「受験生本人が黒ボールペンを使って直筆で書く」必要があります。
シャープペンシルやパソコンを使って作成したものは、選考対象外になってしまうので、しっかり指示を守ってくださいね。
第一次選考
法学部での選考では、書類審査100点・面接200点で採点されます。
英語資格(GTEC含)による優遇措置があり、証明するものがあれば、選考を有利に進めることができます。
高1生は、今のうちに英検にチャレンジしておくことをおススメします。
<日程>12月上旬
<結果発表>12月下旬
<試験内容>
1、書類審査
・調査書
・自己推薦書(志望動機・自己PR・活動体験の記録)
2、面接
法学部においては、面接試験が行われます。
5名1組での小人数制のグループ面接になります。
A4用紙1枚分に書かれた文章(約1,400文字)を5分間読み込み、その後、面接官よりその内容に関する質問が3問ほどされます。
受験生5名に対して、質問は3問なので答えられない人も出てきてしまいます。
積極的に手を挙げて答えるようにしてくださいね。
積極性も重要になってくるので、受験仲間がいれば一緒に練習するのも良いかもしれませんね。
令和3年に出された質問は、以下のものです。
・レジ袋有料化
・死ぬ義務、死ぬ権利
・直接民主主義制度の是非
・部活動の指導は教員がすべきか
・国家は必要か
・NHK放送受信料制度の在り方について
出題される問題は、法関連のものから、近年問題として取り上げられていることまで多岐にわたっています。
そのため、日ごろから時事問題を確認することや、あらゆることに関心を持ち、その都度自分の考えをまとめる練習をしておくと面接のときに役立つかもしれませんね。
なお、教育学部では面接+プレゼン、薬学部では面接+小論文が必要になってきます。
総合型選抜入試を検討している人は、早めに対策に取り掛かりましょう。
二次選考
法学部の場合、二次選考としては、共通テストの外国語科目の点数と合わせて合否が出されます。
120点以下は不合格となってしまうので注意が必要!
そのため、総合選抜型入試の対策と並行して、しっかりと英語の勉強も進めておいてくださいね。
英検・TOEIC・GTECなどハイスコアを取ったものがあれば、優遇措置があるので、時間のある人はこれらの資格に挑戦するのも良いですね。
教育学部・薬学部の場合は5教科7科目必要になってきます。
書類には何を書けばよい?
おそらく、何か特別なことを書かないといけないと考える人は多いですよね。
ですが、大学側はその出来事から受験生の人柄を知りたいと考えているんですよ。
そのため、集団内での役割や物事に取り組む姿勢など、些細なことでも良いので、自分自身の性格を表す事柄を書いてくださいね。
資格試験に挑戦して取得できたものがあればここでアピールしていきましょう!
面接対策には何をすればよい?
面接対策で重要なのが「自分の考えをまとめること」と「人前で話すこと」の練習!
おすすめの練習方法は、友人と模擬面接をやりまくることです。
模擬練習をするメリットは以下の通りです。
・お互いに問題を出し合うことで、考える設問数が増える
・意見をまとめて伝えることに慣れてくる
・人の前で話すことに抵抗感がなくなる
もし、同じように受験する友人がいない場合は、家族や先生に協力してもらうことも手ですよ!
面接は一人では上手くならないので、上手に周りの人に協力してもらってくださいね。
一般入試の前に合格できるチャンス!
今回は、岡山大学の総合選抜型入試について説明しました。
総合型選抜は、一般入試と違った評価軸の試験のため、一概にどちらが通りやすい・通りにくいというのはありません。
ただ、一般入試の前に合格できるチャンスがあるというのは、岡山大学が第一志望の受験生にとってはかなり魅力のあるプランです。
総合選抜型試験を失敗してしまった場合も、一般試験で通ればよいのです。
ぜひチャレンジしてください!
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