「部活が忙しい!」
「学校の宿題を終わらせるので手一杯!」
「だから、受験勉強ができない!」
と悩んでいる人、多いですよね。
今回は、部活や学校行事で忙しい高校生向けに、スケジュールの立て方を解説します。
私の知る限り、難関大学に現役合格した受験生の多くは、限られた時間の中で効率よく勉強を進められています。
この記事を読んで、明日からは効率の良い勉強ができるようになりましょう!
スケジュールを立てると勉強効率が格段に良くなる
スケジュールを立てるメリットは何でしょうか。
それは、勉強効率が格段に良くなること。
スケジュール管理がうまくいくと、
「勉強の質がアップする」
「集中力がアップする」
といった効果が得られます。
勉強時間の質がアップ!
スケジュールを決めるということは、ある期間の中で「何をすべきか」を決めること。
それは同時に「何をしないのか」を決めることでもあります。
もし、それを決めないまま、やみくもに勉強を進めていくとどうなるでしょう?
おそらく、勉強しても得られるものが少なかったり、想定以上に時間がかかっていまうのではないでしょうか。
ですから、あらかじめスケジュールを決めておき、自分がすべきことを明確にしましょう。
事前にスケジュールを立てておけば、効果的に勉強を進めることができるので、時間の質が向上します。
集中力がアップする
スケジュールを立てることの二つ目のメリットは、目の前の作業に集中できるということです。
あらかじめ、
「この時間はこれをやる」
と決めておくと、余計なことを考えずに作業に取り組めますよね。
逆に、やることを明確にしないまま勉強を進めていると
「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」
という風に、他のことに考えが及んでしまい、気が散ってしまいます。
そうなると、目の前の作業がおろそかになり、勉強効率がかなり下がってしまいますよね。
つまり、心理的な面でもスケジュールを立てることは重要なのです。
何からやるかを決めよう!
それでは、作業の優先順位を決める方法について解説していきます。
基本的なステップは
「目標を設定する」
「やるべきことをリストアップする」
「何からやるかを決める」
「やることを1時間単位に細切れにする」
の3ステップです。
目標を設定しよう
はじめに「自分が何を目標としているのか」を明らかにしておきましょう。
というのは、目標から逆算することで、今やるべきことが見えてくるからです。
例えば、
「岡山大学に合格したい」 →
「そのために次の模試ではC判定を取っておきたい」 →
「前回の模試で点数の低かった数学を補強したい」 →
「次の模試までに数学の基本問題集を完璧にする」
というような流れです。
このように、「目標との差を埋めるための勉強」という視点が重要になります。
また、目標は必ず、「~というふうになりたい」といった願望ではなく、具体的な行動にまで落とし込みましょう。
行動を目標にすれば、何をやればいいのか明確になります。
やりたいことをリストアップしよう
目標を決めたら、それを実現するためにやりたいことをリストアップしましょう。
ここでは、学校の課題や自主的な勉強を含め、目標達成のためにやる価値のありそうな作業を洗い出します。
上の例でいえば、「数学の基本問題集を1日10問解く」とかです。
何をやるべきかは後で考えるので、この段階では思いついたものをどんどん書き出していきましょう。
最終的にやらないかもしれませんが、まずはたくさん書き出すことを意識してください。
何からやっていくかを決めよう
やりたいことを書き出すことができたら、一つ一つ優先順位を付けていきます。
ここでは、「緊急性」と「重要度」の二つが判断基準になります。
結論からいえば、「緊急かつ重要な作業」が最優先で、「緊急でないが重要な作業」がその次にきます。
ここで重要でない作業と判断されたものは、スケジュールから外すことにします。
では、重要な作業は何かといえば、「それをやることでより大きく目標に近づける作業」です。
例えば、英文法の参考書一つとっても、その人のレベルや目標によって最適なものは全く違ってきます。
そのため、複数の選択肢を比較した上で、最も効果の高いものを選ぶことが大切なのです。
ただし、作業の重要度を自力で測るのは難しいと思います。
学校や塾の先生に相談した方が良いでしょう。
やることを1時間単位に細分化しよう
優先順位をつけたら、直近でやることを細分化していきましょう。
目安として「おおよそ1時間で片付けられるくらい」の作業に分けましょう。
先ほどの例であれば、
「数学の問題集は1時間で5問解ける」
のだったら、
「問題集を5問解く×2回」
とやることを細分化しましょう。
このように細分化することで、作業を終えるたびに達成感を得られますし、作業時間の見積もりも簡単になります。
スケジュールの立て方
最後に、スケジュールの立て方を紹介します。
ここで気を付けることは
「短期目標を基準とする」
「作業時間は多めに見積もる」
「習慣化して労力を減らす」
という3点です。
短期間の目標を立てよう
スケジュールは「一か月後の模試」といった短期目標を基準として、短いスパンで作るのがおすすめです。
もちろん「京都大学に合格する」というような長期目標は重要です。
しかし、あまりに期間が長いと、細かいスケジュールが立てづらくなります。
そのため、年間スケジュールはおおまかに決めた上で、短期目標を基準にして、
・1カ月単位
・1週間単位
・1日単位
と、すべきことを細かく決めていくのが良いでしょう。
作業時間は多めに見積もる
スケジュールは余裕を持たせて作りましょう。
目標達成のため、あれもこれもと手を伸ばして、タイトな予定を作ってしまうのは逆効果。
なぜなら、調子の良し悪しや不測の事態で予定が後ろ倒しになったり、大切な作業が終えられなくなる可能性もあるからです。
そのため、やるべきことを精査した上で、余裕のある確実なスケジュールを作ることが大切です。
それでもし時間が余れば、プラスアルファで作業を増やせばよいのです。
習慣化して労力を減らす
最後に、負担なくスケジュールを実行するために、習慣を作るようにしましょう。
実際のところ、「勉強する意欲が出ない」というのは多くの方が抱えている悩みです。
これを解決するために大切なのが、「勉強を始めるきっかけ」を意識的に作ることです。
例えば、「夜の8時から、必ず1時間勉強する」というルールを自分に課すとします。
最初は苦痛かもしれませんが、いつしかこれが習慣になります。
そして習慣になれば、抵抗を感じることなく、当然のこととして勉強を開始できるようになるのです。
以上のことから、習慣にできそうなルールをスケジュールに組み込むと非常に効果的です。
スケジュールを立てるのが難しい人は、ぜひ無料受験相談へ!
大学受験が控えているからといって、受験勉強しかしない高校生活はおすすめしません。
高校生活では部活やさまざまな行事もあり、かけがえのない経験を作ることができます。
それらと受験勉強が両立できるよう、効果的なスケジュールを立てて、勉強に取り組んでみてください。
とはいえ、なかなか一人で計画を立てるのは難しいですよね。
そんな人は、ぜひ武田塾丸亀校の無料受験相談にお越しください。
あなたならではの、勉強スケジュールを組み立てます。
無料受験相談実施中!!
武田塾丸亀校では無料受験相談(予約制)を実施しています!
英単語の効率的な覚え方や数学の演習問題の取り組み方など、具体的な勉強方法をアドバイスします!
入塾を検討されていなくて
成績が思うように上がらない・・・
勉強の仕方が分からない・・・
といった悩みをお抱えの受験生の皆さん、ぜひ一度、武田塾丸亀校にご相談ください。
ZOOMやSkypeなどのビデオ通話でも対応しておりますので、ご希望の方はお伝えください。
武田塾 丸亀校
〒763-0022 香川県丸亀市浜町88番地1 古賀ビル 2階
TEL:0877-85-6720(月~土 13:30~21:30)
e-mail : marugame@takeda.tv
FAX:0877-85-6721