近畿大学の前期試験まで、いよいよ1カ月を切りました。
近大受験を予定している、そこのあなた!
古文対策は順調ですか?
もし、NOという人は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。
先日アップした、近畿大学・英語問題に関する記事は、多くの方に読んでいただけました。
今回も有料級のお話を、こちらで公開しちゃいます。
この記事を読んで、近大合格を勝ち取ってください!
近畿大学の古文問題は7割を目指そう!
近畿大学の国語は現代文2題、古文1題となっています。
試験時間は60分。
配点は100点満点のうち、古文は30点とされています。
近年出題されている問題の多くが8問構成となっていることから、小問ごとの配点は3~4点ぐらいだと思われます。
日程や学部学科によって異なりますが、合格最低点はだいたい70%前後を推移していますので、トータルで75%は欲しいところ。
英語は8割を狙える内容なので、国語は7割は取っておきたいところ。
となると、古文は30点中、22点以上を目指してください。
小問1つが3~4点だとすると、ミスは2つ以内に抑えることに意識して、過去問演習に取り組みましょう。
近畿大学の古文問題で合格点が取れるようになる勉強法
ここからは、近畿大学の古文について具体的な勉強法を解説していきます。
近年では文法や和歌の修辞法、文学史などの知識問題は減少していて、代わりに、本文の内容が読み取れているかを問う問題が増えています。
そのため、文学史や古文常識、和歌などの分野別課題に取り組むよりかは、古文の基礎を固める勉強を優先しましょう。
初見の文章でも、しっかりと内容が把握できるようになるかが、ポイントです。
基礎レベルの単語帳1冊、文法参考書1冊を完璧に仕上げよう!
古文の単語帳1冊、古典文法の参考書1冊、それぞれ完璧にしたと自信をもって言える1冊はありますか?
この完璧にしたというのは、その単語帳・参考書の中からどこを聞かれても完璧に答えられるといった状態です。
もし、少しでも不安という人は、ここからやり直していきましょう。
大丈夫です。
集中してやれば、それほど時間はかかりません。
それに、近畿大学の古文ではそこまで難しい単語は問われたりしません。
ですから、使用する単語帳は学校で配布されている『古文単語315』で十分です。
古文が苦手な人は『古文単語ゴロゴ』でも構いません。
どちらも収録されている語数は300前後ですが、それだけ覚えられれば、近畿大学の古文なら読み取れるようになります。
300語では足りないと感じる人は、読解力に問題がある可能性があります。
その対策は、後ほど解説しますね。
次に古典文法の対策です。
古典文法に関しては、古文単語の暗記と同時並行で進めてください。
武田塾丸亀校でおススメする参考書は『古典文法スピード・インプット』です。
近畿大学の古文問題では、古典文法を直接設問で聞いてくる問題は、徐々に少なくなってきています。
ですから、この参考書を勉強する目的は、古典文法の基本をつかみ、本文の内容理解ができるようになるということです。
英語の長文も、文法を知っておかないと、意味が読み取れないことがありますよね?
それと同じです。
ここで重要なポイントが二つあります。
一つ目は、助動詞の表をすべて覚えてしまうということ。
二つ目は、敬語の種類とその意味をしっかりと覚えてしまうことです。
巻末の重要事項暗記の整理ブックでサクッと覚えてしまおう
『古典文法スピード・インプット』は、古典文法の解説がコンパクトまとまっていて、重要事項暗記の整理ブックがついています。
赤シートなどで覚えたいポイントを隠しながら、英単語のように覚えていきましょう。
もし、余裕があれば意味だけでなく、その訳し方も覚えるようにしましょう。
古文にも「読み方」のルールがある!
以前、関西大学の現代文問題の解説で、現代文には「読み方」のルールがあると解説しました。
あなたは、古文の「読み方」は知っていますか?
もし知らないという人は、ここから勉強を始めてください。
この「読み方」のルールを知らないと、演習量を重ねてもあまり効果は得られませんので。
古文の「読み方」を学ぶのにおすすめの参考書は、『富井の古文読解をはじめからていねいに』です。
この参考書では、
「助詞の「て・で」の前後は主語が変わらないこと」
「尊敬語があったら主語が偉い、謙譲語があったら客体が偉い」
といった、これまでに身に着けた文法知識が読解につながるような「読み方」のルールが凝縮されている一冊になっています。
この参考書をやることで、すぐに点数が上がるというような即効性はありません。
ですが、古文の「読み方」を理解し、数学の公式のように演習で「読み方」を使いこなせるように訓練していくことで、初見の文章もしっかり内容がとれるようになります!
知識と読み方を使って問題演習をしよう!
古文単語や文法といった知識を覚え、古文の「読み方」が使えるようになったら、問題演習に入りましょう。
近畿大学の合格に必要なレベルにもっていくには、個人差はあると思いますが、初見問題を50題ほどは解いていく必要があると考えています。
その際に、おすすめの参考書が『古文読解 多読トレーニング』と『岡本梨奈の古文ポラリスレベル1・2』です。
これらの参考書を解くと50題ほどの数に触れられます。
この50題で、これまでに身に着けた知識や読み方が使えるかをチェックしましょう。
あとは過去問を解き、自分の取りたい点数を制限時間以内に取れるかという訓練をしていけば、近畿大学の古文で22点以上は取れるようになります。
リターンの少ないことは、やらない!
減少傾向にあるとはいえ、和歌の修辞法や文学史が出る場合もあります。
しかし、この分野に関しては点数を取るために勉強しなければならない量と得られるリターンが割に合いません。
英語や社会の勉強が順調で、他にやることがないという状態になったときだけ、勉強するようにしましょう。
どうせ、みんな取れません。
それよりも、まずは古文単語と古典文法を覚える。
そして、古文の「読み方」を身に着ける。
最後に知識と読み方を使って問題演習を重ねる。
この3つのステップに沿って勉強すれば、近畿大学の古文は合格点を取れるようになります。
ぜひ、明日からこの勉強法を実践してください!
無料受験相談実施中!!
武田塾丸亀校では無料受験相談(予約制)を実施しています!
英単語の効率的な覚え方や数学の演習問題の取り組み方など、具体的な勉強方法をアドバイスします!
入塾を検討されていなくて
成績が思うように上がらない・・・
勉強の仕方が分からない・・・
といった悩みをお抱えの受験生の皆さん、ぜひ一度、武田塾丸亀校にご相談ください。
ZOOMやSkypeなどのビデオ通話でも対応しておりますので、ご希望の方はお伝えください。
武田塾 丸亀校
〒763-0022 香川県丸亀市浜町88番地1 古賀ビル 2階
TEL:0877-85-6720(月~土 13:30~21:30)
e-mail : marugame@takeda.tv
FAX:0877-85-6721