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まだ間に合う!関西大学・現代文問題の傾向と対策を解説!  

関西大学の一般入試まで、もう1ヶ月を切りました。

皆さん、対策は進んでいますか?

先月は英語問題の傾向と対策を紹介しましたので、今回は現代文の解説をしていきます。

国立志望者なら学部個別日程が有利に働く可能性も?

関西大学の国語は、現代文と古文の2題構成です。

配点は150点満点で、試験時間は75分です。

武田塾丸亀校では、現代文、古文ともに30~35分で解き、見直しを含めたバッファ時間を10分ぐらい持てるような時間配分を勧めています。

形式は、2021年度入試から変更され、日程によってマーク式のみ、マーク+記述の混合と分かれるようになりました。

全学部日程と後期はすべてマーク方式。

学部個別日程だと、一部記述問題が含まれるようになります。

そのため、関西大学を学部個別日程で受ける場合は、記述対策をしっかりとする必要があります。

国立志望の受験生なら、二次試験対策で記述問題に慣れていると思うので、個別日程での受験だと有利に働く可能性がありますね。

大問1:現代文

内容説明問題がメインです。

漢字問題もありますが、問題集を1冊仕上げておけば問題ないでしょう。

学部個別日程だと、記述問題や漢字の書き取りも出題されます。

大問2:古文

内容一致問題がメインで、基本的な単語と文法を覚えていれば、それほど難しくありません。

学部個別日程だと、現代語訳の記述問題が出題されます。

国立志望で二次試験対策をしっかりやってきた人なら、そこまで難しくないでしょう。

関西大学の現代文対策

この記事では、関西大学の現代文問題にしぼって、対策法を解説していきます。

残り1ヶ月で、どんなことを意識し、どのように勉強をしていくべきか、どういう教材を使うのが良いかなどを3つのポイントに分けて説明します。

漢字以外のマーク方式問題は全問正解を狙う

そんなのムリ!

という声が聞こえてきそうですが、武田塾丸亀校ではそのように伝えています。

なぜなら、現代文の「読み方」と「解き方」が身についていれば、内容一致問題で間違えることはなくなるから。

これは、関西大学の現代文の特徴ですが、設問に傍線部が引かれていません。

とはいえ、難易度が上がっているというわけではありません。

基本的には設問の回答根拠が出る順番と本文の流れの順番が同じになっています。

つまり、一つずつ設問を先読みすれば安易に解くことができるのです。

現代文の「読み方」と「解き方」と言われて説明ができない方は、次の参考書でそれぞれのルールを覚えるようにしましょう。

それぞれ1週間もあれば、仕上げることができます。

『ゼロから覚醒 はじめよう現代文』

こちらは現代文の「読み方」を学ぶことができます。

問題を解くときは、必ず解答の根拠もセットで答えられるようになるまで仕上げてください。

正解できるだけでは、この参考書をやる意味がありません。

大学入試 柳生好之の現代文プラチナルール』

こちらは現代文の「解き方」を学ぶことができます。

こちらの参考書も、必ず解答の根拠もセットで答えられるようになるまで仕上げてください。

そして過去問を解く際に、この参考書のプラチナルールを使って問題が解けるようになるまで、ルールを数学の公式のように覚えるようにしましょう。

 

多くの受験生はキーワードだけに着目するという癖がついてしまっています。

もちろんそれが悪いというわけではありません。

ですが、

「ここは具体的な話になっていて、ここが抽象的な話だからここに重要なことが書かれているな」

などと、現代文の「読み方」と「解き方」を使って、文章の論理的なつながりを考えながら読んでいくことが、内容一致問題で間違わなくなる第一歩となります。

この解き方ができるようになれば、選択肢に頼らないようになり、記述問題でも苦労しなくなります。

記述問題は8割を狙う

学部個別日程の対策になりますが、記述問題への対策もコメントします。

記述問題は、本文全体のことについて問われる問題が出題されます。

そのため、段落ごとに要約メモすることをオススメします。

要約をメモすることで、他のマーク方式問題などを解いている最中に、記述問題を解くために必要な情報を忘れてしまうことが防げるからです。

 

ちなみに、この要約メモに関しては「~とは」という感じの簡潔なもので大丈夫です。

こだわり過ぎると、本文が長いこともあり、時間が足りなくなります。

 

記述問題の対策は、次の参考書がオススメです。

『大学入試問題集 柳生好之の現代文ポラリス[1 基礎レベル][2 標準レベル] 』

初見で5割取れるかどうかを目安に取り組んでください。

5割取れない人は、まだ現代文の「読み方」や「解き方」が身についていないので、『ゼロから覚醒』や『プラチナルール』に戻り、初見問題で各ルールを使いこなせるように勉強を進めてください。

こちらも頑張れば、1週間で仕上げられるようになると思います。

仕上げに関西大学の過去問演習で仕上げていきましょう。

漢字は失点することを前提に  

関西大学の現代文では、他の大学と比べて漢字の問題が多く出題されます。

配点は意外と高く、約1割を占めます。

かといって、そこまで漢字の対策に割いている時間はないと思います。

そのため、過去問で漢字問題が6~7割以上できていれば、内容一致問題の対策か古文対策にあてましょう。

もし、過去問で漢字問題が半分以上間違ってしまうようであれば、次の漢字帳で一気に覚えていきましょう。

『入試漢字マスター1800+』

もし、語彙力にも不安がある人は、意味もセットで覚えるようにしていきましょう。

今からでも関西大学への逆転合格はできる!

今回は関西大学の入試対策として、現代文問題を解説しました。

関西大学の現代文は、関西学院大学や立命館大学と比べて本文が長いです。

ある程度、読み取るスピードも上げていく必要があります。

現代文の「読み方」と「解き方」を使いこなせるようになれば、十分、高得点を取ることができます。

残り1カ月しかありませんが、本気で取り組めば十分、逆転合格のチャンスがあります。

より詳しい対策や勉強方法について知りたい方は、無料受験相談にまでお気軽にお問い合わせください。

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