共通テストまで、残り時間が少なくなってきました。
理系のあなた!
化学の勉強状況はいかがですか?
今回は、共通テストの化学で残り1週間で2割以上を伸ばす方法を解説します。
実際に武田塾丸亀校で教えているやり方で、今からでも間に合う方法をピックアップしたものです。
今のやり方で間に合うか不安な方は、ぜひマネしてください!
当たり前のことを、当たり前のようにやろう
共通テストの化学で高得点を目指すなら、このやり方で勉強しましょう。
1. インプット
2. アウトプット
3. 間違えた問題を理解する
「そんなの分かっているよ」
と思われるかもしれません。
でも、知っているがやってない人がほとんどではないでしょうか?
きちんと、このサイクルで化学を勉強していたら、きっと化学で困ることはないはずです。
あなたも
「わかってるけど、やってない」
となっていませんか?
この記事をきっかけに、
「わかってるから、やってるよ!」
と言えるように、行動を変えていきましょう。
共通テストの化学は、英語や国語と違って、教科書に載っていることから出題されます。
問い方が教科書と違うだけです。
本質的な理解が得られれば、共通テストで8割以上取ることは可能です。
今回は、化学に苦手意識を持っている人に負担なく取り組んでもらいたいので、最低限やってほしいことだけ書いておきます。
必ず「そのとおりに」やってくださいね。
今の得点率でやることが変わります
Z会や河合塾、駿台などの共通テストの予想問題集で、あなたの得点率はどのくらいですか?
60%以上80%未満の人に多いパターン
「解説は見たらわかるが、初見でその解き方が思いつかない」
そんな状態ではないでしょうか。
この状態の人は、基本事項は理解できていますが、
「解法を丸暗記していて応用が利かない状態」
になっているかもしれません。
40%以上60%未満の人に多いパターン
このパターンの人は、演習量が足りないケースがほとんどです。
「たくさん問題解いているけどなぁ?」
という人、きちんと間違えた問題は、すべて解き直しをしていますか?
解説を読んで終わりになっていませんか?
必ず、自分の手で、解答を再現できるところまで、やり切りましょう。
それだけでも7割は目指せるようになります。
40%未満の人に多いパターン
基本的な用語や計算方法が覚えられていない恐れがあります。
共通テスト対策の前に、基礎レベルの問題集から取り掛かりましょう。
それだけでも5割は取れるようになります。
今の自分に必要なことを積み上げるのが、逆転合格への近道!
今の自分の理解度を客観的に確認できましたか。
ザックリですが、今のあなたの問題点が把握できたかと思います。
この問題点を修正すれば、化学の点数はみるみる上がっていきます。
例えば、サッカーが上手くなりたい少年がいたとします。
しかし、少年はリフティングが2~3回しかできません。
あなたは何とアドバイスしますか。
「とにかく試合に出て、たくさんプレイしろ!」って言いますか?
おそらく言わないですよね。
きっと、こうアドバイスするはずです。
「まずはリフティングが10回続けられるようにしよう」
勉強についても同じことが言えます。
足し算を知らない子に掛け算を教えるのは早すぎる。
英単語を覚えていない子に長文は読めない。
どれも当然ですよね。
化学にも勉強の順序があります。
それをあなたが知らないだけなのです。
今回は勉強の順序を詳しく説明していくので、必ずこのとおりに取り組んでください。
本質が理解できれば、化学は共通テストで8割取れる!
化学は、その本質さえ分かっていれば、共通テストで8割以上は取れる科目です。
つまり、7割以下しか取れない人は、化学の理解度が不十分だと言えます。
例えば、次の4つの質問に正確に答えることができますか?
1.molの定義は?
2.Caまでの周期表を書けますか?
3.反応時の電子のやり取りを説明できますか?
4.物質の状態変化を説明できますか?
一つでも答えられないものがあった人は、参考書で解説を読んでも、スラスラと読めなかったのではないでしょうか。
「この式の意味が分からない」
「なんでこうなるのか分からない」
でも本質的な理解ができればもう大丈夫。
あなたはすべての解説を理解することができます。
本質を理解して化学を得点源にしましょう。
残り1週間で取り組むべき参考書はコレ!
ここから、具体的に参考書を使った勉強法を解説します。
おすすめのインプット教材
大学受験Doシリーズ
『大学受験Doシリーズ』は、基本事項から丁寧に説明してくれています。
基本事項の暗記に抜け漏れがある人は、この教材で穴埋めをしましょう。
インプットに時間をかけすぎない!
2日程度でサクッと流し読みしてください。
ここで大事なのは、自分の知識が正しいのかを確認すること。
新しく知識を入れるというよりかは、自分の知識が正しいのか確認してください。
間違っていた、曖昧だった箇所に付せんを付けておきましょう。
あとでアウトプットするときに、使います。
インプット作業はこれで終わりです。
ポイントは時間をかけすぎないこと。
時間をかけたから、覚えられるというものではありません。
この段階で完璧にしようとは思わないでください。
おすすめのアウトプット教材
化学(化学基礎・化学)基礎問題精講
『基礎問題精講』は問題数が絞られており、その分解説が丁寧になっています。
共通テストの予想問題集で6割に届かない人は、この1冊からアウトプットの練習をやっていきましょう。
化学頻出!スタンダード問題230選
実際に入試で出題された問題が200問以上収録されていて、網羅性の高い一冊です。
共通テストの予想問題集で6割以上は取れる人は、こちらから取り組んでください。
アウトプット教材はインプット教材で付けた付せんの単元だけやろう
それでは、アウトプット教材の使い方を解説していきますね。
インプットのときに付けた付せんの単元の問題を解いていきましょう。
例えば、コロイドのところに付箋がついているのなら、コロイドの問題だけを扱うようにしてください。
時間があるなら、全ての問題を解いていった方が良いです。
しかし、もう時間はありません。
ですから、効率よく自分の弱点を克服することに専念しましょう。
付箋が多い人は、無機→有機→理論の順で対策しましょう。
すぐに得点アップにつながる無機分野は優先度高めです。
すべての分野を扱って、全部が中途半端になるくらいなら死ぬ気で分野を完璧にしましょう。
苦手な単元の全問題が解けるようになるまで、インプットとアウトプットを必ず繰り返してください。
記憶が定着して理解が深まります。
残り1週間でもできることは、まだまだある!
これまでの内容をまとめると、次のとおりです。
1.インプット教材で自分の理解が甘いところに付せんを付ける
2.アウトプット教材でその単元ができるようになるまで繰り返し復習
この流れを残りの時間で繰り返しましょう。
必ずあなたの化学の点数は伸びます。
憧れの大学生活を手に入れるためのに頑張りましょう。
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