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関西大学・英語問題の傾向と対策を設問ごとに解説!

ここ丸亀・坂出の受験生からも人気のある関西大学。

毎年多くの受験生が集まり、受験者数が1万人を超える学部がいくつもあります!

 

実は昨年度も武田塾丸亀校から関西大学に合格した生徒さん(丸亀高校出身)がいらっしゃいます。

そこで今回は、関西大学の英語で合格点をとる方法を解説していきたいと思います。

 

今年、関西大学への受験を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

長文読解が主体の関西大学

関西大学の英語は、大問3題で試験時間が90分。

問題構成は、大問1が会話(1-A)と段落整序(1-B)、大問2と3が長文読解となっています。

形式はマーク式。記述問題はありません。

 

試験時間は90分ですが、本番で答案用紙にマークを塗りつぶす時間を考えると、過去問演習では85分で終わらせるように取り組んでください。

 

長文主体のため、関西学院大学や立命館大学の入試問題と傾向が異なります。

関西大学への志望度が高い生徒さんには、あまりこの2大学との併願はお勧めしていません。

大問1-A:会話文問題

会話文問題ですが、会話表現の知識を問うものではなく、どちらかというと会話の流れをつかめているかが問われています。

代名詞や指示詞とか、省略を補うという典型的な解き方で解ける問題もありますが、消去法で解かないとできないものもあるので厄介です。

大問1-B:段落整序問題

各段落のつながりを見抜くことがポイントとなります。

きちんと代名詞や指示詞の指すものを把握すること、

そして何について話されているかを意識することが重要です。

段落のトピックを考えれば、答えが自ずと出てくるという問題が多いです。

大問2:長文読解

随筆だったり評論だったり、様々なジャンルの文章が出題されます。

Aが空所補充、Bが内容一致問題です。

 

空所補充は難しいものと易しいものの差が大きいです。

文脈は比較的つかみやすいのですが、レベルの高い語彙や文法知識を問うものがいくつか出題されています。

 

内容一致は本文と設問の場所が離れているので、解くのが大変です(物理的に)。

ただ3択なので、個人的には結構取りやすいのかなと思います。

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大問3:長文読解

評論文がよく出題されます。

Aが言い換え問題、Bが内容一致問題です。

 

言い換え問題は、単なる語句や表現の言い換えだけではなく、内容を理解しておかないと解けない問題です。

内容一致は大問2と同じ形式です。

3択問題なので、1個でも選択肢を切ることができれば2択になります(笑)。

上手く消去法を使っていくのがポイントです。

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関西大学の英語対策法

関西大学の英語の配点は200点です。

全部で50問あるので、1問4点になります。

 

得意・不得意を考えて「この大問は何点ぐらい落としてもいい」という作戦を立てて臨むと良いと思います。

赤本には過去の合格最低点が掲載されているので、自分が受けようと思っている学部の得点は必ず確認してくださいね!

 

他の2科目で何点とれるかを考え、そして英語で何点取るのかを決めましょう。

例えば英語で8割目指すのなら、200点分の160点取ることになります。

落とせるのは40点、つまりマイナス10問しかミスできないとことを意識して過去問演習に取り組みましょう。

大問1-A:会話表現よりも構文解釈力!

ここからは大問ごとの具体的な対策法を解説していきます。

 

会話文問題ですが、そこまで会話表現の知識はいりません。

心配な人はNextStageの第25章をおさえるぐらいで大丈夫。

 

それよりも構文解釈をきちんとできるようにしておいてください。

空所の前後を正確に訳することができれば、どの選択肢が正解なのかが分かるようになります。

構文解釈をきちんと勉強してきた人は、ここで高得点を狙えると思います。

大問1-B:Solutionをやり込めば満点取れる!

段落整序は苦手という人、結構多いのではないでしょうか?

ただ、この問題は満点を目指して取り組んでください。

 

このタイプの問題は、1問でも間違えたら芋づる式で数問落とすことになっちゃいます!

1つ順番を間違えただけでも3問ミス……、つまり4点×3で12点も落とすことになってしまいます。

1つのミスがとても大きな失点につながるので、絶対に満点を取りましょう!

 

ここで満点を取るためには、文と文のつながりを見抜く「論理ポイント」を意識してください。

 

例えばfor exampleを見つけたら「何の例えなのか?」を意識して一つ前の話を詳しく読むようにしてください。

他にもsuch as「~のような」とあれば「何か具体例を挙げてるんだな」と意識するようにしましょう。

現代文の読み方のルール(ゼロから覚醒)にも近いですよね。

「しかし(but)」のような逆説の接続詞が出てくると、その後に大事な内容が出てくるのを予想するとか。

このような話の論理構造に関わってくる接続詞や前置詞などを「論理ポイント」といいます。

 

これを学ぶのに一番おすすめなのが『Solution』シリーズです。

この参考書で紹介されている「論理ポイント」を使って実際の問題が解けるようになるまで繰り返しやりこんでください。

それだけでも、かなり点数が伸びるはずです。

大問2・3:内容一致で完答を目指し、空所補充は完璧を求めない

大問2・3も論理的な文構造をしっかり理解できるかがポイントとなります。

 

論理的な文構造を理解するにはSolutionで身に着けた「論理ポイント」で

『ここはこういうことを言いたいんだな』

『こことここは言い替えだな』

『こことここは対比されてるな』

というのが分かるようにならないといけません。

 

ですから繰り返しになりますが、関西大学を受験する人は必ず「Solution1」と「Solution2」をやり込んでください。

武田塾丸亀校ではマストアイテムです!

 

さて空所補充問題ですが、ここにはかなりレベルの高い知識が必要な問題が数問出題されます。

イディオムを知らないと解けない問題も結構出てきます。

そういった問題は落としても仕方ないので、それよりも内容一致で落とさないようにした方が効率的です。

みんなが取れるところは確実に取れるようにしておけば、それでOKです。

今からでも関西大学への逆転合格はできる!

今回は関西大学の入試対策として、英語問題を解説しました。

関西大学の英語は、関西学院大学や立命館大学、近畿大学とは異なり、長文主体の問題構成になっています。

Solution1とSolution2をしっかりやりこみ、単語帳と熟語帳を1冊完璧に仕上げておけば、十分立ち向かえるようになります。

 

残された時間はわずかですが、本気で取り組めば十分、逆転合格のチャンスがあります。

より詳しい対策や勉強方法について知りたい方は、無料受験相談にまでお気軽にお問い合わせください。

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