武田塾丸亀校の講師、多田です。
共通テストも残り3ヵ月を切りました。
本番が迫ってきているにも関わらず、なかなか成績が上がらないと焦ってしまいますよね。
しかし、二次試験対策への時間を考えれば、共通テスト対策はできるだけ早く終わらせたいと感じているのではないでしょうか。
実は、短期間で共通テストの成績を上げるには、いくつかのポイントがあるんです。
この記事では、今から短期間で結果を出したい人が勉強するときに意識してほしいポイントを紹介します。
ぜひ、共通テスト対策の参考にしてください。
「1冊の参考書を固める」ことが成績アップの鍵になる
短期間で成績を上げるには「科目ごとに軸となる参考書を1冊作る」ことが重要です。
ここでは、1冊の参考書を固めるべき理由と参考書の使い方を詳しく解説します。
1冊の参考書を固めるべき理由
過去問対策の時間を考えると、この時期に何冊も参考書を仕上げていく時間はありません。
あれこれ手を出すと、それぞれが中途半端になり、思ったより知識が付かなくなる恐れもあります。
ですから、たくさんの参考書に手を出すのではなく、「これ!と決めた1冊」を固めることに全集中することが大事です!
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ただし、英語や古文のように、分野ごとに参考書を仕上げていく必要がある科目もあります。
単語ならシステム英単語、文法ならNextStage、長文ならSolution1など。
英語や古文は科目で1冊とこだわらず、分野ごとに1冊を仕上げていきましょう。
一方、社会や理科基礎なら、インプット用の教材が1冊あれば十分です。
1冊を完璧にするために必要なのは「テストの繰り返し」
1冊の参考書を完璧に仕上げるのに必要なのは「短期間でのテスト回数を増やす」ことです。
ここでは、社会や理科の用語を暗記する場合で説明します。
①10個ずつに用語を分けて覚えましょう
②分けた10個を覚えたらすぐにテストしましょう
③丸付けします。間違えた用語はチェック!
④間違えた用語を覚え直したら、すぐテスト
⑤丸付けします。全問正解するまでこれを何度も何度も繰り返します
完璧に覚えられたら、次の10個(用語)を同じ流れで覚えていきます。
今日やるべき範囲すべてを繰り返していきましょう。
このように、覚えた情報を思い出そうとする回数が多ければ多いほど、記憶は頭に定着しやすくなります。
ですから、テスト回数を増やすことが効果的なのです。
「完璧主義」になりすぎないように気を付ける
演習量を意識した勉強を行う際に注意して欲しいことがあります。
それは「完璧主義になりすぎない」こと。
例えば、
・参考書を何度も丁寧に読み込む
・できなかった問題以外の内容もまとめて覚える
といった勉強法はやめましょう。
効率が良くありません。
そのような勉強法だと必要以上に時間がかかり、本番に必要な対策をする時間まで足りなくなってしまいます。
早めに問題演習に移り、細かい範囲を固めるほうが成績アップにつながります。
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ただし、それでも気になる場合は、解けなかった問題をやり直す際にしっかりと解説を読むのはOKということで留めておきましょう。
その段階まで進んでいれば理解度も深まっているため、効率良く学習を進められます。
過去問演習は基礎知識が固まったらすぐやろう!
短期間で点数を上げるには「基礎知識を固めたら、すぐに過去問に入る」ことが重要です。
今から参考書を2冊、3冊と追加しても、仕上げる時間がありません。
過去問や共通対策を考えても12月初旬には終わらせておきたいです #Peing #質問箱 https://t.co/OaXrPjEdfn
— 【公式】武田塾 御茶ノ水本校 (@takedaPR) September 25, 2021
しかし、1冊の参考書だけだと解けない問題が出てきそうで不安になることもあるでしょう。
その場合は、1冊の参考書では足りないと感じる部分だけ問題集を追加して勉強しましょう。
例えば確率の解法パターンを増やしたいと思ったら、別の問題集で確率の問題だけ取り組んでみてください。
きっと確率が得意になるでしょう。
逆に苦手な場合は、もう一段階レベルを落とした参考書で確率の勉強をしてみてください。
過去問を解き終えたら、なぜ間違えたのかを分析しよう
過去問を解いたら、必ず間違えた問題の分析をしましょう。
「なぜ解けなかったのか?」
それが明らかになるまで、次の過去問に進んではいけません。
武田塾御茶ノ水本校の太田です!
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間違えたのは知識不足だったのか、ケアレスミスだったのか。
分析した内容を理解したうえで覚え直す、という流れを全問正解するまで繰り返しましょう。
そうすることで、過去問が解けるようになるための知識が効率良く身に付けられます。
共通テストでプラス10点を狙うなら“分野別の対策”が超重要!
共通テストで高得点を狙うなら、過去問や予想問題集で自分の苦手分野をあぶり出し、その分野ごとに対策を行うことが有効です。
ここでは数学で例を挙げて説明します。
数学の成績が上がらない場合、まずは「どの分野が苦手なのか」を考えなければなりません。
そこから、分野別の対策を行っていくのです。
例えば、数ⅠAの確率が苦手だとわかったら、基礎問題精講などの問題集で確率の分野だけ勉強しましょう。
先ほど紹介した繰り返しの勉強法で、完璧に仕上がるまで反復することが大切です。
同様に数ⅡBで数列が苦手だという場合は、数列の分野だけ完璧になるまで繰り返し対策しましょう。
各分野に集中して勉強するほうが効率良く内容を理解できます。
その結果、少ない時間で点数を上げることができるのです。
今からでも苦手科目でプラス10点を狙うことも夢ではありません。
短期間での逆転合格を狙うなら、範囲を絞って勉強しよう!
この時期からの逆転合格を狙うなら、短期間で成績を上げるための勉強法を取り入れることが重要です。
今回紹介したように、使う参考書は1冊に決めて徹底的に演習を行い、苦手分野を重点的に潰していきましょう。
確かに、すべてをコツコツ勉強したほうが着実に得点力は付きます。
しかし、この時期からだと、全てを網羅して勉強することは難しく、カットする範囲を決めて勉強していかなければなりません。
リスクはありますが、今から逆転合格を狙うならこの勉強法がベストです。
まずは自分の苦手分野を見極め、短期間で結果を出す共通テスト対策を実践しましょう!
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