皆さん、こんにちは。
武田塾丸亀校、講師の川崎です!
・模試でいい結果が出なくて、受験勉強のやる気が出ない・・・
・どこまで頑張るべきか分からなくて、心が折れそう・・・
受験勉強を頑張っているあなた、こういう悩みを抱えていませんか?
今回はそんな悩める受験生のあなたに、
「なぜモチベーションは下がるのか?」
「下がったモチベーションを回復するには?」
といった疑問に答えつつ、モチベーションとの付き合い方を解説します。
受験勉強をコツコツ続けて、志望校合格をつかみ取りたい受験生は必見です!
モチベーションは受験勉強にどう関係するの?
受験勉強とモチベーションは密接に関係しています。
例えば、
模試やテストで良い点数を残せると、次はもっと良い点数を目指したい!
と思って勉強するでしょう。
また、
憧れの岡大生として大学生活を過ごしたい!
と思って、辛い受験勉強を頑張っている人もいるでしょう。
このように、モチベーションが高いと受験勉強に良い影響を与えてくれます。
しかし、モチベーションは、受験勉強に悪い影響を与えてしまう場合もあります。
目標の点数に届かず、受験勉強を頑張る意味が薄くなると、自然と勉強量が落ちるでしょう。
そもそも、大学受験への意味を見失えば、受験勉強を突然やめることだってあります。
もちろん、これらをやってしまうと合格から遠ざかるわけなので、悪影響は避けたいですよね。
では、なぜモチベーションが下がってしまうのでしょうか?
受験勉強のモチベーションが下がる2つの原因
モチベーションが下がる原因はいろいろありますが、大きく分けて2つあります。
受験勉強をする中で起こる不安や焦り と、
それによって自分を追い込みすぎている 事です。
この2つの原因を詳しくみていくことからはじめましょう。
①受験勉強の進行度や目標の到達度からくる不安と焦り
・たくさん授業をうけたのに、勉強が進んでいる感じがしない
・量も時間もかけているのに、模試で全然点数が上がらない
受験勉強がすべて順調に進むことなんてないので、これらの悩みを持つことは当然です。
また、このままの勉強を続けていいのか、といった不安や焦りを感じるかもしれません。
ほとんどの場合、こうした焦りや不安はモチベーションが下がる原因にしかなりません。
もちろん、このままではダメだと、モチベーションを上げる受験生もいますが、レアケースです。
多くの受験生は、多少なりとも落ち込んで、勉強に集中しづらくなってしまいます。
さらに、焦りや不安でモチベーションが落ちてくるのは、夏の終わり~秋にかけて多くなります。
つまり、受験勉強を一番頑張るべき段階でモチベーションが下がってしまうのです。
ライバルが頑張っているときに、自分はモチベーションが下がって勉強できない。
これでは、秋以降の模試で上手くいくはずもなく、モチベーションは下がるばかりです。
受験勉強で生まれる悩みや焦り・不安がモチベーションを下げ、あなたを勝手に合格から遠ざけています。
もし、勉強が上手くいっていなくて落ち込みそうになった時は、注意しましょう。
②自分を追い込みすぎている
受験勉強で生まれる不安や焦りを、努力で克服しようと頑張る受験生は多くいます。
起きている時間はすべて勉強に回し、1日10時間以上は当たり前のように勉強している。
これくらい頑張ることは素晴らしいですし、追い込む時期も必要です。
ただ、頑張りすぎることは全くオススメしません。
不安や焦りを克服するということは、苦手に向き合いそれを克服すること。
合格のためには必要不可欠な努力ですが、それに偏りすぎるとある錯覚に陥ります。
それは、「こんなに勉強したのに、自分は何も出来ていない」と感じてしまうことです。
受験勉強をしていると、科目や分野の差はあれど、苦手な部分が出てきます。
その克服に時間を費やして出来るようになれば、また新たな苦手が生まれます。
それを克服すると・・・というように、苦手の克服にはキリがありません。
そのため、克服すべき苦手の範囲をあらかじめ決めておく必要があるのです。
それを考えず、とにかく苦手の克服を最優先に勉強すると、その多さに圧倒されます。
そして、徐々に「自分は何も出来ていない」という錯覚に陥るようになるのです。
この錯覚に陥ると、苦手の克服に追われすぎて、どこをやるべきなのかが見えなくなります。
結果として、途方もない勉強を強いられているように感じて、モチベーションが下がるのです。
何度も言いますが、苦手の克服に集中することが悪いわけではありません。
それに集中しすぎて自分を追い込みすぎることが、最悪の結果を招きます。
冷静に状況を見極める力も、受験生には必要なことです。
受験勉強のモチベーションが回復する2つの特効薬
ここまで、モチベーションが下がる原因を解説してきたので、次は下がったモチベーションを回復する特効薬を紹介します。
ただ、ここで紹介する方法は、どちらかというと「二度とモチベーションを下げないようにする方法」。
そのため、一般的な方法より即効性は低いですが、2月までモチベーションを維持するには効果的です。
簡単にできる方法ばかりなので、すぐにでも取り入れてみてください。
①日々の勉強を記録し、計画で自分の現在地を知る。
最初にやるべきことは、日々の勉強を記録して、それをもとに勉強計画上の現在地を確認することです。
記録といっても、細かすぎる必要はありません。
・英語の長文演習(ポラリス1)を1題+復習(1時間30分)
・数学基礎問題精講(ベクトルの範囲)を10問解きなおし(2時間)
といったように、やった勉強とかかった時間を簡単に記録していけばOKです。
1週間記録が完了したら、その週で勉強計画がどれくらい達成できたかを確認します。
確認したら、記録と計画をもとに、効率的に勉強するための課題と改善策を考えましょう。
あとは、これを1週間単位でずっと続けていくだけです。
勉強での努力は、目に見えにくいものであり、結果が出るまでに時間がかかります。
そのため、自分は日々前進しているという実感がなく、目に見える結果が出ない不安や焦りが募ります。
勉強の記録と計画の確認はこの不安や焦りを消すためのものです。
記録をすることで、自分が日々積み上げてきた勉強が明確に見えるようになります。
そして、勉強計画と照らし合わせることで、現在地とこれからやるべきことが客観的に見えてきます。
つまり、模試の点数以外に、目に見える努力の跡を手に入れられるのです。
結果として、不安や焦りを抑え、モチベーションを下げることなく勉強を続けられるでしょう。
②出来た部分にも目を向ける
これは、自分を追い込みすぎてしまう受験生には特に効果的です。
先にも述べたように、出来ていない部分に目を向けすぎて、必要以上に自分を追い込むことは、モチベーションを下げてしまいます。
そうなる前に、自分の出来た部分に目を向ける癖をつけてほしいと思います。
12月くらいになると、「過去問が全然できなくて、もうやりたくない」という受験生が少なからずいます。
しかし、そういう受験生の点数をみると、最低50%くらいは取れていることが多いのです。
もちろん、50%程度の得点率では合格できないので、出来ていない部分を改善することは必要不可欠です。
ただ、合格点に届いていないから全部ダメと考えるのではなく、出来た部分にも着目しましょう。
過去問の50%は常に取れる実力はあると分かるだけでも、気持ちが楽になることがあります。
それに、出来・不出来を客観的にみることは、自分にとって最も安定的に合格点を取る方法を練るヒントにもなります。
特に、なぜこの問題は正解できたのかを分析してみることは、案外良いヒントをもたらしてくれるでしょう。
私は、数学が得意ではなく、出来ていない部分ばかりに目を向けがちになっていました。
問題演習を数多くこなしたり教科書を読み直したりと、克服しようとしても失敗しました。
そこで、逆に点数が取れている原因を考えてみたのです。
すると、基本的な問題を得点できる力は十分ついていることが分かりました。
何となく計算が苦手だと思っていましたが、基本問題であれば計算が複雑であろうと解けていたのです。
失点している原因は、そこからさらに条件を使って解法を考えられていないことにありました。
そのため、数学の勉強で重視すべきは、求めた答えや考え方を応用できないか発想する練習でした。
この練習で、数学に取り組む時間は増えましたが、以前よりも明らかに解ける問題の範囲が広がりました。
また、問題全体の解答方針を考えるにあたって、何が必要になりそうかが少し逆算できるようにもなりました。
出来ている部分に目を向けなければ、実力アップの糸口は一生見つからなかったでしょう。
このように、得点できている部分に目を向けることは、精神的にも戦略的にも良い影響を与えてくれます。
辛くなりがちな秋からの受験勉強には、非常に役立つ方法です!
モチベーションとの付き合い方が、受験勉強の質を決める!!
受験勉強から生まれる不安や焦り、それで下がったモチベーションを戻す方法を紹介しましたが、いかがでしたか?
受験生にとって大事なこれからの時期、モチベーションが下がりはじめる人が多くなります。
ここまで時間をかけて努力してきたことが無駄になるのは、とてももったいないです。
志望校合格まで受験勉強を頑張り続けられるかは、モチベーションとの付き合い方がカギになります。
ぜひ、この記事を何度も見返して、辛く厳しい受験勉強を乗り越えていきましょう!
無料受験相談実施中!!
武田塾丸亀校では無料受験相談(予約制)を実施しています!
英単語の効率的な覚え方や数学の演習問題の取り組み方など、具体的な勉強方法をアドバイスします!
入塾を検討されていなくて
成績が思うように上がらない・・・
勉強の仕方が分からない・・・
といった悩みをお抱えの受験生の皆さん、ぜひ一度、武田塾丸亀校にご相談ください。
ZOOMやSkypeなどのビデオ通話でも対応しておりますので、ご希望の方はお伝えください。
武田塾 丸亀校
〒763-0022 香川県丸亀市浜町88番地1 古賀ビル 2階
TEL:0877-85-6720(月~土 13:30~21:30)
e-mail : marugame@takeda.tv
FAX:0877-85-6721