こんにちは。
武田塾丸亀校、講師の開です!
正月に立てた勉強計画は、予定通りに進んでいますか?
ほとんどの受験生が勉強計画を立ていると思いますが、実際に達成できた受験生は少なく感じます。
おそらくこの記事を読んでいるあなたもその一人かも・・・。
私も、勉強計画が倒れかけそうになったことがあります。
しかし、ある3つのポイントに気をつけて練り直したところ、スムーズに計画どおりにできるようになりました!
今回は、そんな計画倒れをまねく3つの原因とその解決策を紹介します。
せっかく時間をかけて勉強計画を立てたのなら、そのとおりに進めたいですよね?
計画を見直し、春からライバルに差をつけたいという受験生は必見です!
受験勉強が進まない原因は「計画の立て方」にアリ
夏休みに入り、本格的に受験勉強に取り組み始めた受験生も多いと思います。
多くの人が勉強計画を立てたことでしょう。
しかし、その計画は達成できそうですか?
私の経験では、90%以上の受験生が大なり小なり失敗しています。
というのも、受験勉強の計画を立てる時に陥りがちな罠に気づいてないから。
そのポイントに気付かず、理想を追い求めて計画を立ててしまうと・・・
・ペース通りに一日の勉強が終わらない
・時間に追われて学んだことの定着率が下がる
・余裕がなくてモチベーションが下がる
といった最悪の状況が待っています・・・。
次のチャプターでは、そんな計画倒れの原因を解説します。
もちろん、各原因ごとの対策も紹介していきます。
自分の立てた計画が計画倒れにならないかを、是非チェックしてみてください。
勉強の計画倒れを招く原因とその対策
では、計画倒れを引き起こす要因とは一体なんでしょうか?
それは
・時間が取れていないこと
・計画が無謀であること
・計画の障害を無視していること
の3つです。
ドキッとした方もいるのでは?
どんなに完璧な計画に見えても、この3つのポイントをおさえてなければ、ほとんど失敗します。
せっかく計画を立てても、失敗してしまうとモチベーションが下がり、メンタル面でも悪影響が出てしまいます。
ここからは、その3つのポイントを詳しく解明しつつ、計画倒れを防ぐ対策も紹介します!
時間が取れていない
「夏休みに数学1A・2Bの復習を終わらせようとしていたのに、数1Aしか終わってない」
「春から日本史の過去問を解こうと思っているのに、まだ通史が1周もできていない」
こういった状況に陥る原因は、勉強時間が十分に取れていないから。
もしかして、あなたは勉強を始めるまでの時間が長くなっていませんか?
「勉強を始める前にスマホの通知チェックをしてしまい、そこから2時間tiktokを見てしまった」
「休憩時間に動画を見ていたら、いつの間にか1時間が過ぎていた・・・」
このように、多くの人が無意識に始めた行動で勉強のスタートを先延ばしにしています。
その先延ばしで、勉強時間をどんどん失っているのです。
時間が取れなければ、どれだけ効率よく進めても勉強の絶対量が足りなくなります。
そのため
「気付いたら思ったよりも勉強が進んでいない」
という悲劇を生み出すのです。
これを解決するための方法は、記録とルール作り。
まず、自分が何をして時間を使ってしまっているのか記録しましょう。
例えば・・・
起床 → スマホでネットサーフィン → 歯磨き ・・・
というように、朝起きてから夜寝るまでの間に取った行動を細かく記録してください。
記録を振り返ることで、何に時間が使われているのかを把握し、時間を無駄にしている部分を見つけていきます。
そして、その無駄な部分に関してルールを作っていきましょう!
例えば、勉強の合間に1時間スマホを触って無駄にするのであれば、
「スマホを触りたくなったら、今解いている問題が合ってたら触る」
「勉強を始めるときは、スマホの電源を切る」
といったルールを自分で作り、それを無意識にできるようになるまで実践していきます。
これで時間を浪費する習慣をなくしてしまえば、勉強時間を増やせるはず。
増えた勉強時間をもとに、新たに計画を立て直せますし、その計画が時間不足で倒れにくくもなります。
思ったよりも勉強計画が進んでいないのは、無意識な時間の浪費にあるかもしれません。
今すぐにでも、時間の使い方そのものを見直してみましょう!
無謀な計画を立てている
夏の勉強を頑張りたいし、勉強時間を出来るだけ多くとったほうがいいと聞いた。
だから、この夏、毎日20時間勉強して、100ページずつテキストを進める!
こういう計画を立てる受験生を見たら、どう思うでしょうか?
...おそらく、
「本当にできるの?」とか、「そんな計画は無謀だよ」と感じるでしょう。
この例は少し極端ですが、実際も多くの受験生が無謀な計画を立てています。
特に現役生は、自分が長時間勉強し続けられるかも分からないのに、1日10時間は最低勉強する計画を立てます。
そういう無謀な受験生は、計画を終わらせるために睡眠時間を削って体調を崩します。
もしくは、10時間勉強できない日が続くうちにモチベーションがなくなってしまって勉強が進まなくなります。
そうして、せっかくの夏休みで何の収穫もないまま、2学期を迎えることになるのです。
この原因を解決する方法は、ハードルを無理のないレベルにまで下げること。
勉強時間も筋トレと同じで、いきなり長時間できるようになるものではありません。
毎日コツコツ勉強を続けることで、初めて長時間勉強する力がついてくるのです。
そのため、ハードルを下げて、毎日勉強する癖をつけることから始めるのが重要です。
まずは、各科目1分ずつ勉強時間を取り始めることを目標にしてみましょう。
単語を一つ覚えたり、一行計算をしたりするだけでも、1分は過ぎていきます。
つまり、どんなに疲れたり、やる気がなかったりしても、1分勉強は取り組めるはずです。
もちろん、最低1分はやろうということなので、1分以上やっても全然OK。
むしろ、1分でキリ良く勉強が終わることはほぼないので、ある程度勉強できるはず。
1分勉強でコツコツ勉強する癖がつけば、最低限のハードルを少しずつ上げていくだけで自然と勉強時間は伸びます。
まずはコツコツ勉強する経験を積み、一日の計画達成率を上げましょう!
計画の障害を無視している
計画を立ててみたはいいものの、意外と忙しくて勉強計画に遅れが出ている。
この計画倒れを招く原因は、障害を意識していないことにあります。
計画における障害というのは、計画通りの勉強を妨げる可能性のあるものです。
・一日疲れてしまって、勉強のやる気が出ない
・学校の宿題や課題に追われて、受験勉強にあてる時間がほとんどない
よくある障害としては、この2つがあります。
そのほか、その人の生活スタイルやスケジュールによって様々な障害が考えられるでしょう。
この障害を意識した計画を立てるかどうかで計画の達成率は大きく変わってくるのです。
「自分の目標を設定し、やるべきことを結果から逆算してコツコツ計画する」
計画を立てる基本としては重要ですが、すべてうまくいくわけではないと考えるべき。
1日10ページをこなす計画でも、学校の課題に追われて3ページしか進まない日もあります。
体調を崩して、2日間勉強から離れてしまい、計画が狂うことだってあります。
これらの障害を想定しておくだけでも、計画倒れを防ぐには効果的です。
さらに、障害が発生したときのプランBを考えておくことをおススメします。
例えば、学校の課題に追われて時間がなくなるかもしれないという障害に対しては、
・―週間単位で目標を設定し、一日ダメでも他の日にリカバリーしやすくする
・課題との付き合い方を考え、課題に取り組む時間を制限する
といったプランがあります。
また、先ほどの1分勉強も、勉強のやる気がなくなるという障害に対してのプランBです。
このように、計画を立てる段階で障害を想定し、プランBを考えておくことで、勉強から離れることがなくなります。
どんな状況に陥っても勉強できる対策があるため、結果的に計画通りの勉強を達成しやすくなるのです。
意外と見落としがちな計画の障害に向き合うことで、真に倒れない計画を練りましょう!
計画と記録をセットにすると、受験勉強がさらに進むかも!
ここで、計画を立てた後に達成率を上げていく方法を紹介します。
それは、その日の勉強を記録しておくこと。
一日で取れた勉強時間や取り組んだ勉強内容・量を記録してください。
この記録から計画とのギャップを知れますが、それを埋めることが目的ではありません。
記録の目的は、自分を知ること。
記録を2週間~1ヵ月くらいしていくと、だんだんと自分の勉強スタイルが分かってきます。
・日曜日は勉強時間が多いけれど、勉強量はそれほど多くない
・月末の1週間は勉強量が増えている
こんな感じで、自分の勉強スタイルには、プラスの面もマイナスの面もあります。
ただ、そのスタイルがあなたにとって、一番無理なく勉強を進められるやり方。
だからこそ、計画に沿うような形で自分の勉強スタイルを組み込みましょう。
記録をもとに、計画を常にアップデートする。
それが計画倒れを長期的に防ぐ、何よりも重要なカギです。
受験勉強の計画を見直して、ライバルに差をつけよう!
ここまで、計画倒れを招く原因とその解決方法を紹介してきました。
時間不足・計画性のなさ・障害の無視で計画が台無しになる受験生は非常に多いです。
そして、その原因に向き合い、正しく計画を練り直せている受験生もほとんどいません。
ですから、原因を分析し、自分の計画を見直すだけでもライバルに差がつくはずです。
受験勉強の計画を立てて勉強できることは、受かる受験生に必要不可欠。
ただ、勉強計画の目的は、それを確実に達成して自分の実力を上げることにあります。
二度と倒れない計画を立てて、春からの受験勉強をより充実させましょう!
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