皆さん、こんにちは。
武田塾丸亀校、講師の川崎です!
中学最大の行事であろう、高校受験。
丸亀高校のような有名な公立進学校に行きたいと考えている受験生も多いのではないでしょうか?
一方で、今の自分にそんなハイレベルな高校を目指せるのか悩んでもいるでしょう・・・。
今回は、そんなあなたに、高校受験で使える勉強法を伝授します。
この方法で勉強すれば、丸亀高校の合格に大きく近づけるかもしれません。
私も、この方法を試して丸亀高校に合格した受験生の1人です。
科目別に勉強法を紹介しているので、苦手な科目だけ真似してみることもアリ。
受験勉強に悩む中学3年生、ぜひ見てね!
一発逆転!ライバルに勝つ、丸亀高校合格に向けた勉強法
高校受験は、ある地域の中学3年生を対象に、およそ1倍の倍率で行われることが多いです。
実際、大半の香川県立高校は1.1倍~1.3倍(2021年度の普通科)の受験倍率に収まっています。
そのため、受かる前提で話が進んでいたり、必要最低限で受かる可能性が高いと考える受験生が多かったりします。
しかし、高校受験はそんなに甘いものではありません・・・。
きちんと合格点以上取れる実力をもっていて、当日にその実力を100%出すことが出来なければ簡単に落ちます。
合格点以上の実力をつけるためには、自分に合った勉強法を身につけることが必要。
私も、丸亀高校には簡単に受かるだろうと思っていましたが、なかなか点数が伸びず苦しんだ時期がありました。
そこで、勉強法を見直し、自分の弱点を補い、自分の強みを伸ばすような勉強法を身につけました。
その甲斐あって、合格点以上の実力をつけることができ、丸亀高校に合格することもできました。
次のチャプターでは、その勉強法のポイントを科目別にご紹介していきます。
苦手が得意に変わる?これが丸亀高校合格に向けた科目別勉強法だ!
勉強法を紹介する前に、一つ大事なことをお伝えしておきます。
それは、自分の強みと弱みを知ってから勉強法を考えるということです。
効率的な勉強法や成績が爆伸びする勉強法など、世の中には非常に多くの勉強法があります。
ただ、その勉強法をいつまでも真似しつづけることはおススメしません。
もちろん、効果を実感している人が多い勉強法はありますが、それが自分に合うかは分かりません。
その勉強法で、自分の強みが伸びるor自分の弱みを補えるのかを常に考えながら、勉強法をアップデートしましょう。
これから紹介する勉強法も、私の強みと弱みを考えて編み出したものです。
真似しながらも、自分に合った形に自分自身で調整はしてください。
では、一つずつ紹介していきましょう!
国語は音読だ!
国語の勉強法のポイントは、文章や問題文を正確に読むということです。
非常に当たり前なことですが、実際、これが出来ている人はそれほど多くありません。
私も、診断テストで問題や文章の一部を読み飛ばし、間違えたことが何度もありました。
そこで、私は音読を勉強法として取り入れました。
国語の文章を音読するなんて…とは思いましたが、結果的にはこれが読み飛ばしには一番効果的でした。
音読はすべての文字を声に出すため、一字一句にまで目を通すという意識が身につきます。
それにより、黙読のときでも読み飛ばさずに読み切る癖がついたのです。
さらに、テスト中など声が出せない状況でも、口パクで読むことを続けていました。
普段と同じ読み方を試験でもすることで、読み飛ばしを徹底的になくしていきました。
声を出さずに口を小さく動かすくらいなら試験官に怒られることもありませんし、マスクをしているなら全く見えません。
読み飛ばしでもったいない失点をするくらいなら、口を動かして読む癖を今すぐ身につけるべきです。
数学はシンプルに考えろ!
数学の勉強法のポイントは、シンプルに考えることです。
私は診断テストで出題される、配点の高い証明問題が苦手で、ほぼ毎回白紙でした。
そのため、失点が大きくなり、数学が他の教科の足を引っ張っていました。
「このままではまずい」
そう思った私は、原因を考え直したところ「必要なものが分かっていない」ことに気づきました。
入試に出るような証明問題の多くは、合同など図形と図形の関係を示す問題。
そして、その図形も、出題される条件の通りに操作して現れる図形であるなど、複雑で分かりにくいものばかりです。
私は、その複雑さに惑わされ、どの図形を取り上げて、どこに注目すべきか全く分かっていませんでした・・・。
そこで、シンプルに考えることを勉強に取り入れました。
証明する図形の部分だけを余白に改めて書き、証明に何が必要なのかを考えてから必要な情報をもとの図形から探しました。
そして、改めて書いた図形に探した条件を落とし込み、一目で分かりやすい形にしてから証明を書き始めていました。
始めたころは、時間がかかる割に解きづらいと感じ、効果がないようにも思えました。
しかし、だんだんと必要な情報だけを探すことに集中できるようになり、証明を書き始める時間も短くなりました。
そのうちパターン化もできるようになり、問題を見ただけである程度必要な情報の見当もつくようになりました。
これは、シンプルに考えることだけを貫き、余計な情報を削ぎ落した勉強を続けた結果です。
シンプルに図形を考えてから解き始めれば、案外簡単に答えが見つかるかもしれません。
社会は自分の言葉で語れるようになれ!
社会の勉強法のポイントは、自分の言葉で説明することです。
私は、社会が得意科目の一つだったので、入試でも得点源にしたいと考えていました。
地歴公民の各分野で出てくる用語はほとんど覚えていましたし、診断テストでも知識問題はほとんど正解できていました。
しかし、それだけでは目標としている点数に届きませんでしたし、説明問題などの正答率は低いまま。
そこで、用語を自分で説明する練習を始めてみました。
例えば、三権分立という用語であれば、
「立法権・行政権・司法権を、それぞれ国会・政府・裁判所が担当し、互いに監視して均衡を保つしくみ」
という説明を、自分の言葉で語れるように練習しました。
また、順序があるような分野では、その流れを最初から最後まで説明できるかをチェックしました。
すると、説明に詰まったり、曖昧になってしまったところが出てきたのです。
その部分は「自分が正確に理解できていないところ」であり、そこを重点的に勉強しました。
このトレーニングを続けるうちに、並べ替えや説明問題が正解できるようになり、満点を取れる機会も増えました。
私と同じように社会を得点源にしたい受験生は、自分の言葉で説明する勉強に取り組んでみてください。
理科は説明内容を正確に書け!
理科の勉強法のポイントは、正確に内容を書くということです。
理科は、原理や操作の理由などを説明する問題が出題されます。
授業で習ったことなので、思いつくことは簡単にできる内容ばかり。
しかし、その内容を正確に答案用紙に表現できている受験生は多くないように思います。
私も内容はすぐ思いつけたのですが、答案用紙には正確に書けておらず、減点されたことが多かったです。
そこで「説明する内容を正確に書く」という練習をしました。
理由や原理など、理科で聞かれる説明問題は正確性が求められますし、正確に書くには練習が必要です。
説明問題で間違えたところは、その説明を一語一句覚えるつもりで何度も解きなおしました。
何度も解きなおすうちに、本当に覚えてしまった説明もあったくらい。
このレベルまで解きなおしていたので、徐々に説明問題で減点されなくなり、点数も上がりました。
私は、理科が得意というわけではありません。
それでも点数を上げられたのは、正確に表現することに徹したからです。
正確に表現することで減点をなくせば、当たり前ですが点数は上がります。
たとえ説明であっても正確に答える姿勢が、点数アップへの確実な近道になります。
英語は使いこなせる文法と単語を一つでも増やせ!
英語のポイントは、正確に使いこなせる文法と単語を一つでも多く増やすことです。
私自身、社会同様に英語も得意科目の一つでした。
そのため、他の受験生が英語で苦しむ姿を横目に、ずっと診断テストで90%以上は取れていました。
ただ、初めから英語の才能があった訳ではありません。
文法や単語を覚えることに苦労したり、覚えても全く文章が読めなかったりと非常に苦しみました。
そこで、使いこなせる文法と単語を、一つでも増やすことに専念しました。
リーディングであれば、一文ずつ文法知識を使って精読し、分からない単語をどんどんルーズリーフに書き留めて覚えました。
リスニングであれば、何度も聞きなおしたり、シャドーイングやディクテーションをしたりして、発音と文章をリンクさせました。
ライティングであれば、文法の誤用や単語のスペルミスがないかを重視して、何度も書きなおしました。
そうした結果、一つずつ自分が使いこなせる知識が増え、診断テストでも自信と根拠をもって解けるようになったのです。
知識レベルとしては、特に難しいことはやっていません。
あくまで教科書で習った内容のみ。
それだけでも、ある程度の点数が取れるのが高校受験の英語だと私は考えています。
授業で習ったこと以外に、県立受験で覚えることはほとんどないでしょう。
苦しみやすい英語の突破口は、知っている知識をどれだけ使えるかにあるのかもしれません。
しくじり先生!やってしまったミスも大公開
ここで、高校受験の勉強法に関して、私がやってしまったミスを紹介します。
それは時間配分。
これまで説明した勉強法は、確かに私が実践したものであり、効果はありました。
ただ、今振り返ると、時間配分も勉強法と同じくらい重要だと思っています。
私の得意科目を等号で表現すると、社会=英語>国語>理科>数学です。
普通だったら、苦手な科目から勉強時間をかけていき、苦手をなくすことに力を入れます。
しかし、私は全くの逆で、得意な科目に時間をかけてしまい、数学の対策時間は少なかったと思います。
そのため、証明などの失点しやすい分野しか対策できず、苦手意識は潰せないまま丸亀高校に入学しました。
中学範囲の数学ですら苦手がある中での高校数学。
ましてや、丸亀高校は進学校ですから、数学の授業もどんどん先に進みます。
そのため入学してから半年以上は、授業についていくのがやっとの状態でした。
中学数学の範囲を受験の時に完璧にすべきだったと非常に後悔しましたし、高3までその後悔は残りました。
高校に入ってからも勉強は続きますし、高校受験の内容はその基礎になります。
得意科目で苦手科目を補えば合格できるからといって、そのままにしないでください。
将来的に、大学受験の選択肢や可能性を大きく狭めてしまうかもしれません。
丸高に行くことで、未来の可能性は無限に広がる
ここまで、丸亀高校合格に向けた科目別の勉強法を紹介してきました。
紹介してきた勉強法を駆使し、私は念願の丸亀高校に入学することができました。
中学受験とは違い、自分で計画立てて勉強したことによる達成感がありました。
また、高校での成績アップや大学受験の勉強法を考えるときにも、この経験は大きく役立ちました。
憧れの高校を目指すことは、今からでも遅くありません。
この勉強法を駆使し、憧れの丸高生活を手に入れましょう!
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