こんにちは。
武田塾丸亀校、講師の川崎です!
知名度が高く、関西では難関とも呼び声高い「関関同立」。
そんな大学に現役合格出来たとしたら、どれほど自信になるでしょうか?
今回は、そんなあなたの願いを叶える、武田塾丸亀校流の年間勉強計画を紹介します。
この計画どおりに勉強すれば、関関同立に現役で合格できる実力がつきます!
憧れの関関同立に現役合格したい受験生は必見です。
関関同立に現役合格はできる!
受験生の願いといえば、現役で第一志望に合格すること。
「浪人は嫌!何としても現役で大学に合格したい!」
「絶対に行きたい大学がある!そのためには浪人覚悟!」
この二つのどちらかに当てはまる受験生も多いと思います。
一方で「現役で憧れの〇〇大学に合格したい!」という欲張りな受験生もいることでしょう。
実は私も、このタイプ。
「現役で東大に合格する以外は考えられない」と本気で思っていました。
こういった「現役」かつ「第一志望」での合格を叶えたいというのは無謀でしょうか?
答えはNO!
ある時期までに、一定レベルまで到達できていれば、現役で行きたい大学に合格することはさほど難しくありません。
ただ、そのレベルや時期を一人で設定するのは難しく、そのやり方を間違えてしまうと思わぬ遠回りになりかねません。
そこで、関関同立を志望校とした場合の年間計画を紹介します。
受験の勉強計画を立てるときの参考にしてください。
今からでも間に合う!関関同立に現役で合格する計画とは?
では、関関同立に現役で合格するための年間計画を説明します。
ここでは「いつまでに、どのぐらいのレベルに達していればいいか」をお伝えします。
私が今までに指導してきた経験や実際に現役でMARCH・関関同立に合格した武田塾の生徒さんの体験談などから立てたものです。
もしかすると、人によっては少し厳しい内容かもしれません。
しかし、安定して合格点が取れる状態を目標にしたものなので、できるだけ「このとおり」にやってみてください。
なお、関関同立と同じレベル帯のGMARCHを狙う受験生にも、この計画はオススメです
8月末までに、基礎の学習を一通り終えよう
まず最初の段階は、8月末までに一通りの基礎レベルの学習を終えることです。
国語なら、
・古典文法や単語は一通り答えられる
・文章読解の読み方や解き方が分かり、その知識を活かして演習できる
英語なら、
・基本レベルの英単語(システム英単語なら1~1200番まで)や英文法は秒で答えられる
・構文解釈で文の構造を正確に分析できる
このような基本的な知識が入っている状態を指します。
その上で特に、注目してほしいのが歴史科目です。
日本史でも世界史でも、通史部分は現代の最後まで終えてください。
独学している人で、学校のペース+αくらいで進めてしまい、11月になってようやく通史が一通り終わる人を割と見かけます。
しかし、そこの状態から演習に入っても、まず関関同立レベルには届きません。
特に私文専願の受験生は、歴史科目を得点源にしている受験生も多く、高い得点率が求められます。
また、対策に時間がかかるため、インプットよりアウトプットに時間を割くべきです。
完成度が不安でも、まずは通史1周を早く終わらせ、不安なら演習と同時並行でインプットを追加するのが現実的です。
大事なことは「基本事項を一通り答えられること」。
この段階では、志望校の問題が解けなくても、模試の点数が安定してなくても問題ありません。
基本レベルの問題なら今すぐにでも解き始められる状態にしておくことが、8月末までの目標です。
点数は、演習を重ねるごとに着実に上がっていきますので、まずはその土台を固めましょう。
10月末までに、共通テストで80%以上の正答率を目指そう
8月までに基本事項を答えられるようになったら、いよいよ演習です。
ここで重要なことは、10月末までに共通テストレベルの問題で最低80%の正答率を目指すことです。
演習を始めた段階では、基本的な知識は頭に入っていると思います。
まずはその知識を自分のものにし、どんな問題でも(共通テストレベルなら)確実に答えられる状態にしてください。
基本的な知識を定着させるアウトプットには、共通テストレベルの問題が最適です。
共通テストは高校で習う基礎的な部分が問われるので、その問題で最低80%以上取れるようになれば、基礎知識の80%以上は定着しているといえます。
90%、95%以上取れれば最高ですが、まずは80%を下限に決め、ここから下回らないようにしましょう。
共通テスト自体は解き方など特別に対策が必要なテスト。
あくまで「共通テストレベル」で最低80%以上にこだわって下さい。
過去問では、日東駒専・産近甲龍の中から、自分の志望校と問題形式が近しい大学を中心にやってみるのがオススメです。
また、目標は関関同立に合格することなので、演習だけでなく必要な知識のインプットも追加で進めましょう。
基礎レベルを完成させるだけでは合格点には届かないので、関関同立レベルの知識を増やしていきます。
具体的には、東進ブックスの参考書で一問一答の星1・0の細かい用語であったり、システム英単語の1200以降です。
このレベルの知識を入れつつ、基本レベルの知識を演習で固めていってください。
ここまでできれば、関関同立に合格するための下準備は完了といってよいでしょう。
11月からは過去問を一年でも多く解くこう
いよいよ11月からは、過去問を解く時期になります。
関関同立の過去問を研究し、合格できる状態にまで引き上げる作業がメインです。
ここからが、受験生にとって一番の頑張りどころとなっていきます。
特に第一志望の対策は、1番手間と時間をかけましょう。
具体的な分量でいうと、最低10年分は一通り解き、直近の5年くらいは3回解いて欲しいです。
また、質の面では、
「過去問でどうミスをして、ミスしたところを点数に変えるためには何が必要か」
「過去問から得た傾向で、高得点を狙える部分や失点を防ぐ部分はどこか」
という着眼点で過去問を分析していきましょう。
関関同立と一括りにされてはいるものの、大学や学部ごとに傾向や難易度はバラバラです。
さらに、関関同立は関西の私立大学の中では最難関です。
関関同立に現役で合格したいなら、自分の志望する大学・学部、そして何より自分にあった解き方を模索し続ける必要があります。
数多くの過去問を解きながら、一つ一つを丁寧に分析し、対策を練る。
とてつもなく地味で大変なことですが、これを成し遂げて現役で関関同立に合格した生徒を私はたくさん見てきました。
11月からの頑張りが合否に直結することを肝に銘じ、過去問に取り組んでほしいです。
併願校の対策はどうするの?
ここで、併願校の対策について触れておきます。
関関同立を志望している受験生で、ここまでの計画通りに勉強を進められたと想定します。
まず、第2志望以下で関関同立レベルの大学を併願する場合は最低5年分の過去問は解いて下さい。
第2志望以下だと、入りやすいところを狙うのは当然ですが、それでも関関同立の中から受験するのであれば、ある程度の対策は必要です。
ただ、第1志望より簡単なところを選んでいるはずなので、比較的、点数は取りやすいと思います。
5年分の過去問を解き、必要以上の失点を防ぐ方法が確立できれば、対策としては十分です。
次に、第2志望で産近甲龍レベルの大学を併願する場合は3年分の過去問を解いていればOKです。
ここまで勉強できていれば、実力的に合格できる力を持っています。
後は傾向に合わせた解き方を見つけば十分でしょう。
最後に、安全校として摂神追桃レベルの大学を受験する場合は、1年分の過去問を解いておけば十分です。
なお、安全校というのは、当日に70%の力しか出なくても合格できるレベルを指します。
つまり、普段から合格点が取れて当たり前、何なら初見でも過去問は90%以上取り続けられる状態です。
そのため、安全校と言えども、どんな問題が出るのか、最低でも合格点は越えられそうかをチェックしておきましょう。
計画的に勉強出来れば、関関同立の現役合格も夢じゃない!
ここまで、関関同立に現役で合格する年間計画を紹介してきました。
関関同立に現役で合格することは簡単なことではありませんが、不可能でもありません。
計画的に達成したいレベルと時期を設定すれば、誰でも合格の可能性はあります。
あとは、あなた自身がどこまで合格への熱意を持って勉強できるかにかかっています。
人生最初で最大の頑張り時であろう大学受験。
憧れの関関同立で華やかな大学生活を送れるように、計画的に走り出しましょう!
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