こんにちは!
武田塾丸亀校の三好です。
皆さん、志望校の過去問は解き始めていますか?
国公立大学志望の方であれば共通テストや2次試験
私立大学志望の方であれば一般入試や公募推薦の過去問
これらを一度は既に解いていないと遅い!という時期です。
今回は得点力がアップする、過去問の取り組み方について、武田塾丸亀校で教えていることを紹介します。
前提として、過去問は解き終わったら必ず復習してください。
直前期のような時間がない時期でなければ、目標点が取れるまで2周目、3周目と繰り返し解いていきましょう!
それでは、過去問の取り組み方について、具体的に説明していきます。
初めて解いた過去問(1周目)の復習法について
皆さん、過去問はどうやって復習していますか?
間違えた問題の解説を読んだだけで満足してませんよね?それは復習に入りません。
過去問でできなかった部分をピックアップしてリスト化し、参考書に戻って潰していくところまでが過去問の復習です。
例えば、英作文ができてなかったら英作文の参考書に戻って復習をする。
分詞構文で上手く訳せなかった問題があったのなら、文法の参考書に戻って復習をしていきましょう。
なお、復習で使う参考書は、これまで勉強してきた参考書でしてください。
新しい参考書でやると復習に時間がかかってしまいます。
分析のしかたについては後述します。
過去問2周目以降の取り組み方について
2周目でチェックするのは、1周目で洗い出した課題ができているかどうかです。
正直、2周目以降は点数を気にしても意味がありません、できて当たり前だから。
それよりも、根拠を持って答えを答えられているかを重視してください。
ちなみに武田塾の個別指導では、過去問演習の復習時に、生徒さんに「この答えの根拠は何?」と細かく確認しながら、試験で使える知識になっているかをチェックしています。
過去問を解き終わった後に考えること
毎回、過去問を解き終わった後に考えないといけないのが「次何やるか?」です。
例えば、過去問で志望校に余裕を持って合格できる「8割」を目標とした場合・・・
1周目:3割
→ 取れなかった部分の分野別対策・復習(参考書に戻って勉強)
2周目:7割
→ 足りない1割を埋めるため、特定の分野だけに絞って難しい範囲に取り組む(ここで新しい参考書を買うのはアリ)
と言った流れで復習をしていきましょう。
時間があるなら目標点の8割を取れるまで復習していきましょう。
一方、1周目で目標点に届いた場合、他の科目との兼ね合いや時間があるかを見て2周目に入るかどうかを考えてください。
併願校の過去問対策もする必要があるでしょうから。
また、英語は合格点にいきそうだが、社会が足りないといった場合、戦略として2つあります。
1つは得意な英語を伸ばして更に点数を稼ぐ、2つ目は英語の時間を減らし、苦手な社会を伸ばす。
これは志望校の傾向や自身の科目との相性などを総合的に見て判断していってください。
自分ではちょっと判断つかないなと思ったら、ぜひ武田塾の受験相談でお問合せください。
過去問復習についてのまとめ
それでは、過去問の取り組み方についてまとめます。
・できなかった問題から課題となる分野を洗い出そう
・これまで勉強してきた参考書で課題を修正してから、2周目に取り組もう
・2周目以降は更に課題があれば、参考書に戻って修正していこう
最終的に、安定して合格点が取れるようになるまでは過去問をやり込みましょう!
過去問分析について
ここからは過去問の分析について解説していきます。
みなさんに覚えておいて欲しいことがあります。
それは、過去問演習の中で一番大事なことは解いた後の分析にあるということです。
分析の最大の目的は「差を知り、志望校に合格するための次の戦略を考えること」にあります。
復習をして、分析を行い、振り返りをして次の戦略を立てる。
このサイクルを回していくことが非常に大切です。
赤本ノートを活用しよう
分析が大事、といわれても分析自体がなかなか難しいです。
そんな人のためにオススメのアイテムがあります!
それが赤本ノートです。
赤本ノートは本屋さんで売っています。
この赤本ノートは左側が解答解説用のノート、右側が分析用のページとなっています。
この右側のページを使うことで自然と分析が出来るようになっています。
➀ノート欄
・何を間違えたのか
・なぜ間違えたのか
・どの参考書でやり直すべきか
この3つを間違えた問題毎に記入します。
②時間
「何分かかった/試験時間」を記録します。
オーバーした場合は何分オーバーしたかまで書いておくと分かりやすいです。
③点数
「実際の点数/満点」を記録します。
多くの大学で配点が公表されていないので、実際には「正解した小問/全問題数」を記録するパターンが多いです。
また、武田塾丸亀校では割合(〇%)まで書くように指導しています。
そうすることでギャップ差がより明確になるためです。
④実力分析➀
時間配分/解答順/理解度を◎〇△×の4段階で、ケアレスミスを少↔多の5段階で自己評価をつける欄です。
下にメモ欄もついているので、気になったことがあればここにまとめることが可能です。
⑤実力分析②
大問毎に、分野・点数・メモを残せる欄です。
分野毎の弱点や傾向を掴むことが出来る項目です。
⑥対策
ノート欄でまとめた、どの参考書でどの分野をやり直すべきかまとめる項目です。
次回までのTo Doリストになります。
このTo Doリストが全て終わったら、もう一度過去問にトライしてみましょう!
実際に武田塾丸亀校の卒業生が使用した赤本ノートの例です。
おわりに
今日は過去問について説明をしていきました。
過去問は分析、復習が大事ということは伝わりましたでしょうか?
今日からの過去問分析に役立てて貰えると嬉しいです!
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