「テスト前なのに勉強してない」、「勉強する気が起きなくて困っている」と悩む受験生は多いもの。
心では分かっているのに行動に移せないのは人間であれば誰しもが経験することです。
では、その状態になった際にどのようにすれば良いのでしょうか。
心理カウンセラーとして勤務する方にお話を聞いてきました。
勉強しようと思っているのにできないのはなぜ?
多くの受験生が悩んでいることだと思います。
早く解決策が欲しいところではありますが、結果につなげるためには原因を理解することが大切です。
まずは「なぜ勉強しようと思っているのにできなくなってしまっているのか」という心理について解説します。
焦れば焦るほど逃げだしたくなってしまう
人間は焦りを感じると冷静な判断ができなくなってしまうことがあります。
例えば、「勉強しなくちゃいけないのにしていない」とあなたが思っている時にはすでに「焦り」が生まれています。
焦りが生まれると脳が「この状況を変えて安全で落ち着いた状態に戻さなくちゃ」と判断し、焦りの対象(勉強)から遠ざけようとするのです。
身体からの「疲れ」のサイン
焦りとは別に、疲労していて身体が休みを求めている場合もあります。
この場合は「無気力な状態」となりがちですので、勉強だけでなく日常生活におけるすべての作業が「重だるく」感じたりもします。
疲れのサインは肌や髪、気性(喜怒哀楽)にでやすいです。
勉強が手につかない以外にも体調に変化があらわれる可能性があるため要注意。
誘惑に負けてしまう
携帯やゲーム、漫画など勉強よりも気になるものが身のまわりにたくさんある場合、誘惑に負けてしまいます。
好きなことをしていると脳が興奮状態にあるため時間の経過が早く感じるため、あっという間に1日が終わってしまいますよね?
気がついたら勉強をしないまま1日が過ぎていると感じる方は誘惑が原因である場合が多いです。
どうすれば勉強する意欲があがるの?
では、どのようなことをしたら勉強する意欲がわくようになるのでしょうか。
これからお伝えする方法を実践して、心理を上手にあやつり、思った行動をできるようにしてくださいね!
小さな目標を立ててみる
「勉強をしなくちゃ」という焦りの本能を落ち着かせて勉強に集中できる環境をつくるために「小さな目標を立てる」のが有効です。
例えば「やる気はないけど1ページだけ単語を覚えよう」、「気分は乗らないけど30分だけやってみよう」など勉強をはじめるキッカケとなる目標をつくってあげましょう。
勉強をする体制に入ったら案外、苦痛でなかったりもするものです。
勉強に関するルールを決めよう
どうしても誘惑に負けてしまうという方は勉強に関するルールを決めてください。
携帯や漫画、ゲームをするなということではなく「この範囲の学習が終わるまでは触れないようにする」ことや「ゲームをここまでやったら勉強をする」などストレスのかからない方法でおこなってみてください。
慣れるまでは大変ですが、次第に意識しなくても勉強する習慣が身につきます。
しっかりと休息をする
どうしても意欲がわかない時は十分な睡眠をとることも選択の1つです。
脳と身体が休まれば気持ちもリフレッシュして集中力もアップします。
気持ちをきりかえることが難しければ無理をする必要はありません。
悩みすぎてしまうと健康面でも悪い影響がでてしまいますので、迷わず睡眠を選択しましょう!
まとめ
勉強が手につかない理由と解決策についてお話ししました。
要点をまとめます。
・焦りや不安感があると逃げだしたくなってしまうのが人間の本能!小さな目標を立てて慌てずに勉強を開始するキッカケをつくろう
・誘惑があると勉強を後回しにしてしまいがち!勉強に関するルールを決めて継続してみよう
・どうしても勉強に集中できない時は十分な睡眠をとるのが最も効果的である
大切なことは勉強に集中できない、手につかない自分自身を責めないこと。
なぜ勉強ができない状態にあるのかを冷静に見極め、ご紹介した方法で「ゆっくり」と勉強できる環境をつくっていってください。
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